ReIRABO（リイラボ）の由来

「ReIRABO（リイラボ）」は、伊羅保（いらぼ）茶碗に使われる伝統的な釉薬「伊羅保釉（いらぼゆう）」から名付けられました。伊羅保釉は、胎土の砂気により手触りが粗く均一ではない釉薬の姿が特徴的で、もわもわっとした独特の景色を感じさせ、味わいのある仕上がりをしています。焼成や釉薬の厚みによって仕上がりに差があり、なかなか安定しない難しい伊羅保釉。その不安定さから大量生産の製品には不向きだとされていたこの釉薬を、何度もテストを繰り返し、プロダクトとして完成させました。伝統を受け継ぎながら新しいエッセンスを加え、誕生したのが「ReIRABO（リイラボ）」です。

▲ Photo Copyright:yumiko iihoshi porcelain

ReIRABO（リイラボ）の豊富なバリエーション

ReIRABO（リイラボ）シリーズは、カップ、オーバルプレート、ラウンドプレートの3種類でS,M,Lのサイズ展開があります。
さらに、ラウンドプレートには21.5ｃｍと27.5ｃｍサイズがあります。
3種類それぞれのカラーは5種類あり、「spring mint green」はさわやかな春の木々、「offshore blue」は沖合の凪いでいる海の色、「warm soil brown」暖かな土の色、「winter night gray」は冬の夜、「Quiet White」は静まり返った白と自然の背景を連想させる色を表現しています。
好みや用途に合わせて、お好きなサイズとカラーで自由にアレンジを楽しむことができます。

取っ手付きのカップ

通常のカップよりやや小ぶりの「カップS」は、エスプレッソやちょっとしたデザート用に、
「カップM」は、飲み物を入れるのに使いやすい大きさなのでコーヒーや紅茶に、
「カップL」は、大き目で容量がたっぷりあるので、スープやサラダを入れてもおすすめです。

楕円のオーバルプレート

ぽってりとした丸みと直線が合わさった「オーバルプレートL」は深さがあるので、カレーや煮物、パスタなど、スープが多い料理に適しています。また、サラダやおかずを色々と盛り合わせて、ワンプレートでお家カフェを楽しむのもいいでしょう。
「オーバルプレートM」は、おかず皿にちょうどいい大きさなので、お持ちの小鉢に合わせて食卓を彩ることができます。
「オーバルプレートS」はフルーツや薬味を入たり、小鉢としておつまみを入れるのにも最適です。

ラウンドプレート

「ラウンドプレート21.5ｃｍ、27.5ｃｍ」はオーバルプレートと同様に、ワンプレートやおかず皿として。
「ラウンドプレートS、M、L」は取り皿や、カップのソーサーとしても使えます。
今日は何色でどのサイズがいいかな、お料理は何にしようか、と使い手をワクワクさせてくれる魅力的な器シリーズです。

1枚1枚違った表情を見せる器

イイホシユミコさんの作品は同じ器でも色のムラや濃淡、斑点により一つひとつ表情が異なります。それは、偶然の産物ではなく、器へ独特な個性を生み出すために意図的に行っていること。そうすることで、量産食器では味わうことのできない手作業による丁寧さや温かみを生み、愛着の湧く仕上がりになっています。
「私共の食器をお使い頂いた方の日常が、少しでも愛着あるものになるように」と願う彼女の思いが伝わる作品です。

デザインだけでなく、実用性も重視しているReIRABO（リイラボ）の器。
不思議と様々なジャンルの料理に合い、お持ちの器とも違和感なく馴染んでしまうのが魅力の1つです。
また、美しく絶妙な色合いが食材を引き立て華やかな食卓を演出してくれます。
お好みのサイズやカラーでテーブルコーディネートを楽しんでみてください。