薪ストーブは、1年間でどれくらいの薪が必要になりますか? 【薪ストーブQ&A Vol.2】

今回もよくある質問についてお答えしていきたいと思います。

薪ストーブは、1年間でどれくらいの薪が必要になりますか? 

使用する期間によっても異なりますが例えばCONNECTのある香川県ではメインは11月から3月に焚く方が多いです。寒さが苦手な人だと10月から4月位まで使います。宮武家では、5月に入ってからも時々朝晩冷える時は焚いていました。
焚く時間によっても異なりますが、例えば仕事から帰ってきて夜だけ焚く人と毎日朝から晩まで焚く人だと薪の使用量はかなり差が出てきます。
また、燃やす薪の樹種によって、密度が異なるため火持ちの時間が変わるため使用する薪の量は変わってきます。
大きく分けると2つの樹種があります。

広葉樹
ナラ(ドングリの木の代表。堅く、比重も高いので薪に適していて人気も高い)
カシ(火力・火持ちともに申し分なく、堅いので薪割りや乾燥に手間がかかる)

針葉樹
スギ(比重が低く、火持ちはよくないが、燃えやすいので焚きつけには適している)
ヒノキ(建築用の端材として入手しやすい。スギよりも乾燥しやすい)

 

HWAM  3320を使っているスタッフ眞井の家ではこのぐらい薪を使ってます。

使用時間: 8時~11時
     17時~22時
1年間の薪の使用量: 約1.5トン
使用シーズン: 11月~3月初旬

ほぼ毎日焚いてますが丸1日焚くことがないです。
奥さんが専業主婦であり、朝起きてから少し落ち着いた8時頃からお昼前まで焚いています。日中は朝焚いていた温もりが残っているので、つけていないです。夕方冷え込んできたくらいにつけて寝る前まで焚いてます。

実家の軒下を活用し、約2年間ぐらいの薪を保管しています。

 

Planning Studioに設置してあるIRONDOGNo.7ではこのぐらいの薪を使っています。

使用時間: 10時~17時
1年間の薪の使用量: 2.5トン
使用シーズン:11月~3月

約1時間に薪2本使用するペースです。
1時間当たり: 約2.4キロ
1か月: 約500キロ

↓↓↓
薪ラックの半分くらいは使用しました。

1日焚く方になると、1年間の薪の量は2トン前後は必要になります。
薪ラックには1ラック約200キロ入るので10ラック分になります。

暖の取り方も各家庭でまちまちだと思います。薪ストーブだけで暖をとる方・薪ストーブつけれない時はエアコンやファンヒーターで暖をとる方。と日々の生活をしていく中で無理のないストーブ生活を送っていただいきたいです。

焚く時間・薪の種類・薪を投入する薪の太さ・空気の絞り方でも薪の使用量も変わってきます。スタッフ眞井・お店での薪の使用量を目安に参考にしてみてください。

保管するスペースはどのぐらい必要になりますか?
広葉樹と針葉樹でも異なりますが広葉樹の場合だと下記の薪ラック1つで約200キロ保管できます。2ラック分置ければ約400キロは保管
きまます。1日中焚く方を例にとると1か月で2ラック必要になり、幅2420mmで雨がしのげて風通しのいい場所がベストです。ガレージ中や、軒下の場所をおススメします。

 


サイズ:W1210×D340×H1250mm

ワンシーズンで使う薪を全て保管できるのがもちろん理想ですが、保管する場所がない方にはCONNECTで薪の販売も行っていますのでシーズン途中でもなくなった場合は購入が可能です。配達もしているのでその際はご連絡いただいています。

薪の搬入経路について

1日20キロ燃やすとしてそれをシーズン通して考えるとかなりの量を室内に持ち込む必要があります。屋外の保管場所と実際に室内で薪を使う場所の導線は近いのが理想です。

M様邸 (2020年9月7日設置)
外に行ける勝手口があります。外に置いている薪を室内に入れる動線としてかなり便利です。ストーブスペースの床を土間仕上げにしていることもあり、木のくずやススが床に落ちてもお掃除しやすい環境です。

勝手口を出ると外で保管する薪ラックが3台置いています。当初は薪ラック1台の注文で薪ストーブを使用していました。将来的には自分たちで薪作りをしたいと考えているM様。昨シーズンは初年度と言う事もありCONNECTで薪を注文しました。やはり1ラックだけでは頻繁に配達をお願いしないといけないので追加で2ラック購入しました。合計約60キロは外で保管できます。
M様邸は敷地も広く、軒下があったので下記の写真のような配置で薪ラックを置いています。

また室内でも最低1日分の薪を置くスペースがあるのが理想です。朝起きてからつける時、仕事から帰ってつける時に室内の薪ラックに薪が無いと外から薪を運ぶ作業が出てきます。スペースがとれるのであれば、少し大きめの室内の薪ラックを置くことで薪ストーブをつけるまでの時間を短縮できます。

ウッドホルダーS
サイズ:W470×D300×H580
薪が入る量:約40キロ(広葉樹の場合)

バスケットMフラックス
サイズ:W390×D370×H320
薪が入る量:約13キロ(広葉樹の場合)

薪ストーブを計画するときは、本体の位置決めも重要ですが薪置き場(室内・屋外)も併せて考える必要があるため早めのご相談がお勧めです。

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こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。

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