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HOME カテゴリーリスト ヴィンテージ家具 ソファ 3シーター Ole Wanscher(オーレ ヴァンシャー)/PJ112 ソファ3シーター(vd1909-50) 【北欧ヴィンテージ】
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オーレ・ヴァンシャーデザインの3人掛けソファJ112です。 上品でエレガントなプロポーションでありながらスッキリしたスタイリッシュさも兼ね備えています。 手にしっくり収まるアーム先の突き出た形状、曲線的で流れるようなフォルム、後ろ姿も美しいソファです。 比較的薄めのクッションに、華奢なフレームで、3シーターでも圧迫感を感じません。 クッションについた革紐がいいアクセントになっています。 張地は、デンマークのテキスタイルブランド「Kvadrat(クヴァドラ)」の生地で re-wool408 を使用しています。
1903年にコペンハーゲンに生を受けたOle Wanscher(オーレ・ヴァンシャー)は、Kaare Klint(コーア・クリント)を師事とし1929年に王立美術大学を卒業後、デンマーク王立芸術アカデミー家具科の教授としてもデンマークデザイン界に大きな功績を残しています。1927年には、家具デザインを専門とする建築会社を設立しました。研究熱心な彼はクラシックであるが最小限の美学を探求することを追求し、海外で遭遇したギリシャ、中国、エジプトのデザインやウィーン分離派、ビーダーマイヤー、シェイカースタイルなどのモダニズムにも大きく影響されました。美術史学者を父にもつ彼は、デザイナーだけに留まることなく、“家具芸術史”(1956年)と“5千年の家具”(1967年)など、デザイン史上いくつかの書籍を出版するなど学者としても、多くの重要な評論家に大きな影響を与えました。