ウールは特別な加工をしなくても、落ち着きのある自然な光沢を持ちます。その理由は、繊維表面がスケールと呼ばれるうろこに覆われており、そのうろこが光を乱反射し、丁度曇りガラスのように光沢を抑え込んでくれるから。

質感の面でいうと、座ることによる摩擦で毛は使うほどに従順になり、ざっくりとしたリネンのような滑らかな質感に育ちます。さらに、日常的な掃除機掛けで余分な遊び毛が消えていき、ウール本来の光沢が呼び起こされます。

「使うほどに良くなる」というと、ついレザー素材を思い浮かべがちですが、ウールもまた経年変化が楽しめる生地なのです。

クヴァドララフシモンズのウール生地