サイドボードNo.142は1965年にデザインされたもので、Bernh. Pedersen & Son（バーンハートピダーセン＆サン）によって、2015年復刻しました。これはミッドセンチュリーのサイドボードの中でも初めてのことでした。

Bernh. Pedersen & Sonはデンマークの家具メーカーで、そのスタートは1902年にまでさかのぼり、3代にわたって今日まで受け継がれてきました。伝統的でクラシックな家具は世界中で愛されており、特に1950～70年代、最もすばらしい作品が生み出された時期でもありました。世界的にも有名なデザイナーのJohannes AndersenやSvend Aage Madsen, Kurt Ostervigらによってデザインされた、クラシカルなミッド・センチュリータイプのサイドボードやデイベッドは、今でも世界中で高く評価されています。

No.142はすっきりしたラインと機能的なデザイン、そしてなにより熟練の職人技が光るデンマーク・モダンの要素が随所に表れています。 その特徴は、何と言っても背面になめらかに滑っていくタンブールドアです。今日では珍しくなってしまったこの技術ですが、見た目の美しさだけではなく、開閉スペースを最小限にとどめるという非常に機能的な扉です。

中央部分には蟻継のトレーがついています。両サイドには棚板もついており、収納力も抜群。無垢材を使用し細部まで美しく仕上げられてますので、どんなお部屋にもしっくりとなじむことでしょう。

パーツは全てデンマーク製。また各商品には完成時に個別番号がつけられており、シリアルナンバーを記載した証明書をお付けします。