1935年から続く、究極のやすらぎ
デンマークの建築家兼デザイナー、フレミング・ラッセンによって1935年に生み出された「THE TIRED MAN LOUNGE CHAIR(ザ タイアード マン ラウンジチェア)」。その独創的なフォルムと極上の座り心地は、同年にコペンハーゲンの大工ギルド展で発表されて以来、多くの注目を集めてきました。2015年に復刻され、今では“デンマークデザインのアイコン”として広く知られています。
デザインに込めた想い

このチェアは、「母熊の腕に抱かれたホッキョクグマの子のように、やさしくあたたかな座り心地」を目指してデザインされました。その想いは、ふっくらとした背もたれやアーム、全身をそっと包み込む丸みのあるフォルムに表れています。ただ座るだけでなく、心まで預けられる居場所として設計されたこの一脚は、北欧デザインが持つ温もりと実用性の象徴として、今もなお多くの人々に深いくつろぎを届けています。
心ゆるむ、包まれるような座り心地
ゆったりくつろげる贅沢なサイズ感
ゆとりあるサイズ感(幅102×奥行87×高さ88cm)は、脚を軽くのせても、大柄な方があぐらをかいても、思いのままにくつろげる自由さがあります。さらに、オットマン(別売り)を組み合わせれば、脚を伸ばしてより深くリラックスできます。全身の力がふっと抜けていくような、贅沢なくつろぎのひとときを叶えてくれます。
計算された座面構造

座面は緩やかに後ろへ傾き、腰から背中にかけて自然にフィットします。高密度ウレタンとフェザーを重ねたクッションは、沈み込みすぎずしっかり体を支えながら、包み込まれるような安心感をもたらします。
キャスター付きで、移動もスムーズに

前脚に真鍮製キャスターがついており、品のあるクラシカルな佇まいに、使いやすさも考慮されています。約46kgの重みを感じさせないスムーズな移動性を実現していて、模様替えやお掃除のときなど無理なく移動できます。
豊富なカスタマイズ
ファブリック
Audoオリジナルをはじめ、Kvadrat(クヴァドラ)、JAB(ジャブ)など、上質なテキスタイルからお選びいただけます。やわらかな肌ざわりと、奥行きのある織り模様。やさしい色合いはインテリアにも自然と馴染み、くつろぎの時間をより心地よくしてくれます。ナチュラルで柔らかなインテリアを好む方におすすめです。
シープスキン
世界最高水準の安全性と環境基準を誇る「エコテックス®認証」を取得した、スウェーデンの老舗 Skandilock(スカンジロック)の上質なシープスキンを使用しています。長い毛足がふんわりと体を包み込み、自然素材ならではの保温性と優れた通気性で、夏はさらりと、冬はしっとり快適にお使いいただけます。
1935年当時、家具にシープスキンを取り入れることは革新的とされており、このチェアはその先駆けのひとつとも言われています。贅沢な質感と実用性を兼ね備えた、格別の心地よさをお楽しみください。
レザー
北欧を代表するレザーブランド、Sørensen Leather(ソーレンセン・レザー)とNevotex(ネヴォテックス)からお選びいただけます。しっとりと肌になじむ上質なレザーは、使うほどに美しい風合いが増し、永く愛せる一脚に。汚れに強く、メンテナンスも簡単で、上質さと実用性を兼ね備えたい方におすすめです。
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ファブリックのサンプルもご用意しています。まずはお気軽に、
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脚カラー

脚はオイル仕上げのオーク無垢材。オイル仕上げはオークの質感と温かみを引き立てるだけでなく、湿気やほこりをはじいて家具の耐久性を高めます。カラーは、Natural Oak(ナチュラルオーク)とDark Stained Oak(ダークステインドオーク)の2種類からお選びいただけます。
コーディネート例
あなただけのくつろぎ空間に

ソファ:EAVE MODULAR SOFA
テーブル:JAGER LOUNGE TABLE / Umanoff Nesting Side Table
タイアードマンチェアは、ラグジュアリーなリビングや、ホテルライクな寝室、読書室やオフィスラウンジなど、幅広い空間で活躍します。

テーブル:ANDROGYNE SIDE TABLE
照明:TORSO PORTABLE LAMP
オットマンを合わせてさらに深いリラックスを楽しんだり、サイドテーブルと組み合わせてパーソナルスペースを演出したり。お好みの照明やアートを添えれば、空間にさりげないアクセントが生まれます。
スタッフレビュー

動物のように丸みを帯びたフォルムは、思わず触れたくなるような愛らしさを感じました。座ると見た目以上に全身の力がすっとほどけ、深いくつろぎへと誘ってくれるような座り心地です。

特にシープスキン仕様は、まるで包み込まれるような極上の心地よさ。体格のしっかりした方もゆったりくつろげるサイズ感で、あぐらをかいたり脚を投げ出したりと、思いのままにリラックスできます。
長く使うために
お手入れ方法
・ファブリック
日頃はブラッシングや掃除機で軽くほこりを取るだけでも十分です。汚れが気になるときは、中性洗剤を薄めた水を布に含ませて、トントンと軽くたたくように拭き取るときれいになります。
・シープスキン
普段は乾いたタオルでやさしくなでる程度でOKです。水に濡れてしまった場合は、そっと水分を拭き取り、風通しのよい場所で陰干しすると安心です。汚れが気になる場合は、ウール用の洗剤やシャンプーで軽く拭き洗いし、しっかりと乾かしてあげてください。 または、専門のクリーニング業者にご相談ください。
・レザー
やわらかいブラシでほこりを払い、乾いた布でやさしく拭き取るのが基本です。定期的に専用のクリームやワックスを薄く塗り、やわらかな布で丁寧に磨いてあげると、風合いを長く楽しめます。
製品保証

THE TIRED MAN LOUNGE CHAIRは、10年間の製品保証が付属します。構造的欠陥や製造上の問題が生じた場合、保証期間内であれば無償で修理・交換を承ります。
詳しくはこちら
※Audo Copenhagen公式HPに遷移します。「Welcome to our Europe store」が表示された場合は「Continue to site」をお選びください。
Flemming Lassen
1902-1984
デンマーク家具界の先駆者の一人であるフレミング・ラッセンは、兄のモーエンス・ラッセンと共に、空間と家具が心地よく調和するデザインを追い求めました。1930年代にはアルネ・ヤコブセンと協働し、「ベラヴィスタ集合住宅」などを手がけ、機能性に温もりを添えた北欧デザインの基礎を築きました。
バウハウスやモダニズムの影響を受けつつ、シンプルでありながら暮らしにそっと寄り添うデザインを大切にしてきた彼の作品は、今もなお多くの人々に愛され続けています。
人生に、一脚の豊かさを

THE TIRED MAN LOUNGE CHAIRは、単なる椅子ではなく、自分をいたわる時間を与えてくれる、そんな存在です。その独特のフォルムに身をゆだね、静かにくつろぐひととき。そんな日常こそが、何より贅沢な時間なのかもしれません。あなたの暮らしに、永く寄り添う一脚を取り入れてみませんか?