【CONNECT YouTubeチャンネル】
「普遍的な美しさ」と、「多様な暮らしに寄り添う機能性」
ウェグナーの隠れた名作、CH004 ネスティングテーブル。

ヴィンテージ市場を魅了し、現代に蘇る名作
1952年、ハンス J.ウェグナーによってデザインされた「CH004」。
「椅子の巨匠」として知られるように、座るための家具を中心に数多くの名作を生み出しましたが、テーブルにおいても機能性と美しさを追求したデザインを目指しました。
当初「CH004」はAndreas Tuck(アンドレアス・ツック)社という家具メーカーで「AT40」として製造され、販売が終了した後にも、そのデザイン性と希少性から、ヴィンテージ市場で非常に高い人気を誇っていました。
2023年にカール・ハンセン&サン社により「CH004 ネスティングテーブル」として待望の復活を果たします。
CH004 ネスティングテーブルの魅力を徹底解説!
ネスティングテーブルとは?
ネスティングテーブルとは、サイズの異なる複数のテーブルがセットになっており、使わないときは一番大きなテーブルの下に重ねて収納できるように設計された家具のことで、用途に合わせて柔軟に使える点が魅力です。ここでは、そんな魅力を持つCH004 ネスティングテーブルを徹底解説していきたいと思います。
解説① 場所を取らない「機能性」

サイズの異なる3台のテーブルが入れ子式に収納できるため、使わないときは場所を取らず、すっきりとコンパクトに収まります。
解説② 多様な使い方が可能

3つのテーブルはそれぞれ独立して使用できるため、サイドテーブル、コーヒーテーブル、ディスプレイ台など、様々な用途に対応できます。また、ライフスタイルや空間の変化に合わせて、自由に配置を変えることができます。
解説③ 普遍的な美しさと細部へのこだわり

半世紀以上前にデザインされたとは思えない、シンプルでタイムレスな美しさが魅力な「CH004」は、どんなインテリアスタイルにも調和してくれます。

シンプルながらも、丸みを帯びた脚の形状や、わずかにカーブした幕板など、細部にまでウェグナーのこだわりが感じられます。
▲脚と脚を繋ぐ貫(ぬき)を裏から撮影したところ(画像2枚目)
ウェグナーのこだわりはそれだけには留まらず、大・中・小の3台のテーブルはそれぞれ天板の厚み、脚の太さ、脚と脚を繋ぐ貫(ぬき)と言われる部材のサイズがわずか数ミリずつ異なっており、それぞれが美しく見えるようにデザインされています。それは、3台が重なり合った時の美しさだけでなく、独立して置かれた時の凛とした存在感にも表れています。

ヴィンテージ市場でも見られるネスティングテーブルですが、多くは天然木を薄くスライスした化粧板が基材の表面に貼り付けている突板(つきいた)が使われているのに対して、CH004は天板に無垢材が使用されています。長くお使いいただく上で、嬉しいポイントですね。

天板を裏返すと、カール・ハンセン&サンの刻印入りのプレートが。
3台すべてに施されたプレートは、凹凸が出ないよう彫り出してはめ込まれています。
天板と天板の間に余分な隙間ができないよう、よりシンプルにすっきりとしたデザインを目指したウェグナーの並々ならぬこだわりを感じます。
どんな人におすすめ?

「CH004」の最大の特徴は、入れ子式のテーブル3台がコンパクトにまとまる点。
その為、空間を有効活用したい方、限られたスペースにお住まいの方におすすめです。
普段はコンパクトに収納でき、必要な時だけ広げて使えるので、居住空間を最大限に活用したい方に最適です。

気軽に移動ができるので、ソファやラウンジチェアなどの近くに設置して、食後のリラックスタイムにサイドテーブルとして使用するのも良いですね。

3台のテーブルが独立して使用できるのも嬉しいポイント。玄関先や寝室など、ちょっとものを置くスペースに便利です。
おすすめコーディネート紹介
ラウンジチェアと組み合わせて、至福の読書タイムに。

本や照明の他、飲み物やスマホなど...たくさんものを置きたい場合は、もう一台使って広くお使いいただけます。
ソファ前のレイアウトを、思いのままに。

3台を組み合わせて好きな形で配置できるので、その日の使い方や気分でレイアウトを楽しめます。
リビングの片隅に置けば、まるでアートのような空間に。

リビングや玄関に、持て余している余白はありませんか?
そんな余白も、CH004があれば、たちまち素敵な空間に。普段は収納してすっきりと、必要な時はサッと移動できるのも魅力です。
スタッフレビュー

薄め、濃いめどちらの色の家具にも合わせられそう!と思い「ウォルナット天板・オーク材脚・オイル仕上げ」を購入しました。
実際に部屋に置いてみると、色のコントラストは特に気にならず、すんなりと空間に溶け込んでくれています。
3台のうち、2台は書斎のラウンジチェアの横に。
主にラウンジチェアを使用している夫は、寝る前のひと時に飲みもののグラスを置いたり、読みかけの文庫本を重ねたり、スマホを置いたりと、サイドテーブルとして使用しています。
ちょっとした物を置ける場所があるだけで、リラックスタイムの快適さが格段にアップし、今では無くてはならない存在です。
1台は寝室のベッドサイドに。テーブルランプや寝る前に使用するアロマオイルなどを置くスペースとして使用しています。
気軽に持ち運べて、色々な使い方ができる上に、どこから見ても美しい佇まい。
シンプルでありながらも洗練されたデザインは、さすがウェグナー作品だな、と日々感じています。
CH004 | 選べる3つの仕様
長く使うために知っておきたい、メンテナンス方法
普段のお手入れ
柔らかく乾いた布で優しく乾拭きしてください。ホコリや軽い汚れはこれで十分落とせます。
もし何かをこぼしてしまった場合は、時間が経つとシミの原因になりますので、すぐに拭き取ってください。水性の汚れであれば、固く絞った布で拭き、その後乾拭きしてください。油性の汚れの場合は、中性洗剤を薄めたものを布に少量含ませて拭き取り、その後水拭きと乾拭きをしてください。
定期的なお手入れ(オイル仕上げ)

年に1回を目安に、木部にオイルを塗布してください。汚れが気になる場合は、薄めた石鹸水で拭き取り後しっかりと乾燥させてからオイルを塗布してください。
▶おすすめのメンテナンスオイルはこちら
長く使うための注意点
直射日光は木材の変色や乾燥、ひび割れの原因になります。また、高温多湿な場所は反りやカビの原因になりますのでお避けください。
急激な乾燥は木材に負担をかけますので、エアコンの風が直接当たらないようご注意ください。
輪染みや変色の原因になりますので、熱いものや濡れたものを直接置かないようご注意ください。
木材の表面を傷つける可能性がありますので、研磨剤の入った洗剤や化学薬品は使用しないでください。