ずっと使い続けたい、理想のデスクランプ
世界的ロングセラーなデスクランプ「トロメオ」シリーズ
イタリアのデザイナー、ミケーレ・デ・ルッキとジャンカルロ・ファッシーナの2人が1959年にデザインしたArtemideの代表作です。数々のデスクランプがある中で、トロメオ デスクが愛され続ける理由を見てみましょう。
1. アームの可動域の広さ
アームが長く、さらに2か所に関節があるおかげでライト本体を動かさなくてもデスクの端までしっかりと光を届けることができます。

関節部分は動かしてもアームが台座からはみ出さないよう工夫されており、壁を傷つける心配がありません。
細部まで配慮が行き届いた、秀逸な設計です。
またどんな角度に動かしても台座部分にしっかりと重さがあるのでぐらつきにくく、安心して使うことができます。
2. シェードが回転


ヘッドのシェードは360度回転させることができ、壁方向へ向けると間接照明の代わりにもなります。
また、シェードのみが回転するので、コードがねじれる心配はありません。
3. 無機質でシャープなデザイン
少し無機質さを感じさせるトロメオのデザイン。
灯具を支える細身のアームがシャープなデザインをいっそう引き立ててくれます。
シルバーカラーはベースとアーム、シェードで質感が異なり、ベースとアームは光沢感のある仕上げに、シェード部分はマットな仕上げが採用されています。異なる仕上げのコントラストが、全体のスタイリッシュさをより際立たせています。
アームの根元にはさりげなく「Artemide」のロゴがあしらわれているのもうれしいアクセント。


後ろが丸く抜けているシェードは、デザイン的な抜け感を生むだけでなく、そこから漏れる光が間接照明のような役割も果たしてくれます。
サイズ・スペック比較

※デスクサイズ:W140×D78cm
String Furniture(ストリング ファニチャー) / Works / 昇降式ワークデスク / W140×D78cm / アッシュ×ホワイト
トロメオのサイズは全部で4種類。
トロメオテーブルがオリジナルデザインで一番大きく、ついでミニ、ミディ、一番小さなサイズがマイクロとなります。
トロメオテーブルとミニはシェードのサイズは同じで、アーム長さが異なります。
ミディとマイクロもシェードのサイズは同じで、アームの長さが異なります。
■各種スペック表
■発光部分の仕様

電球仕様

LED組込仕様
トロメオテーブル、ミニ、マイクロは電球仕様かLED組込仕様かをお選びいただけます。
※LED組込仕様は電球仕様より金額がアップします。
電球仕様の場合はあとからLED電球へ交換することが可能です。
付属の電球のままの場合は調光できませんが、スマート電球へ交換すれば光の色や明るさもスマホで変えられるのでより便利に。
どちらの仕様を購入するか迷われた際は、あとからLEDにも変えられる電球仕様がおすすめです。
>トロメオに合うおすすめのスマート電球は【こちら】
■スイッチ

ヘッドにON/OFFスイッチ(トロメオ テーブル/ミニ)

中間スイッチ(ミディ/マイクロ)
トロメオ テーブルとミニはヘッドにON/OFFスイッチがありますが、ミディとマイクロはコードの途中に中間スイッチがあります。
ヘッド部分にON/OFFスイッチがあることで感覚的に操作がしやすく便利です。
シーン別のおすすめサイズ
◎大きめのデスクやソファサイドにはトロメオ テーブル or ミニ

トロメオ テーブルは伸ばすと最大で129cmに。
可動域の広いアームを最大限に活かすためにも上に棚など干渉するものがなく、大きめのデスクの上で使用するのがおすすめです。また、ソファサイドやスツールなどに置いてフロアライト代わりに使うことも可能です。

トロメオ テーブル

ミニ
ミニのサイズはトロメオテーブルよりもアームが短め(-20cm)のため、フロアライトとして使用する場合はスツールやサイドテーブルと併用するのがベスト。
◎小さめのデスクやベッドサイドにはミディ or マイクロ

マイクロ

マイクロ
小ぶりなミディとマイクロには小スペースでの使用がおすすめです。マイクロはカラーバリエーションが豊富なのでお部屋の雰囲気に合わせてカラーをお選びいただけます。
納品事例



ご購入いただいたのはミニのサイズの電球仕様。
-実際に購入したスタッフの声-
デザインと機能を両立しており最高。
電球は付属の白熱電球からCONNECTでも販売しているフィリップスのHue電球(スマート電球)に変えて使用しており、勉強するときは電球の色を白色に変えて集中モードに切り替えている。
ベース部分はトレイとしてメガネなどを置いて使っている。
スマート電球も上手く活用し、愛用しているようです!
使用時の注意点
・灯具やアームの可動は可動範囲内で行なってください。無理な可動は破損の原因になります。
・アーム可動部の調整ナットは常時、確実に締め付けてご使用ください。
・灯具は照射面より30cm以上離してください。(テーブル面に接触した状態で点灯しないでください)
・器具を移動させる際は、必ずベース部分を保持して移動させてください。アーム部を持って無理に移動させると破損の原因になります。
・長時間使用しない場合はプラグをコンセントから抜いてください。
メンテナンス方法
汚れがひどい場合はやわらかい布を中性洗剤に浸し固くしぼってふき取り、やわらかい布で乾拭きしてください。
デザイナー/Michele De Lucchi(ミケーレ・デ・ルッキ)

1951年イタリア・フェラーラ生まれ。フィレンツェ大学で建築を学び、1970~80年代の急進的かつ実験的な建築運動が盛んだった時代において「Cavart」「Alchimia」「Memphis」といった前衛的なデザイングループの中心メンバーとして活躍。ポストモダンの旗手として注目され、家具・照明から建築・空間演出まで幅広く活動。特に照明デザインではArtemideやOlivetti、Alessi、Hermèsなど世界的ブランドとのコラボレーションを多数手がけている。
ミラノ万博(2015)では「パヴィリオーネ・ゼロ」などのパビリオンを設計し、都市スケールのプロジェクトにも携わった。創作の原点には建築・クラフト・テクノロジーへの尽きない探究心がある。
2000年にイタリア共和国功労勲章オフィサーを受章。大学教授としても後進を育てながら、詩的かつ機能的なデザインを追求し続けている。
デザイナー/Giancarlo Fassina(ジャンカルロ・ファッシーナ)

ミラノ工科大学で建築を学んだのち、ジャンカルロ・ファッシーナは照明器具のデザインを専門に活動を開始。
光という素材を深く追求し、影の出方、カメラアングル、露出といった細部にまで配慮した設計を行なった。
キャリアを通じて、数多くの照明ブランドとコラボレーションを重ね、展示会や美術館の照明インスタレーションも多数手がけている。
1989年には、ミケーレ・デ・ルッキと共に手がけた「Artemide トロメオ」で、イタリアデザイン界で最も権威ある賞のひとつコンパッソ・ドーロ賞を受賞。
Artemideについて

1959年創業、イタリアを代表する照明メーカーであるアルテミデ社は、斬新で大胆なデザイン開発力で世界的評価を受けています。
エルネスト・ジスモンディをはじめとする名だたるデザイナーの作品が並ぶカタログは、そのものがイタリアデザイン史と言っても過言ではありません。中でもミケーレ・デ・ルッキとジャンカルロ・ファッシーナがデザインした「Tolomeo(トロメオ)」シリーズはタスクライトの傑作として登場から30年以上にわたって世界中で愛され、フロアランプやウォールライトなどバリエーションも豊富です。
また、リチャード・サパーによりデザインされたTizio(ティチオ)はモダンなフォルムの美しさと機能性によりニューヨーク近代美術館(MOMA)の永久コレクションにも選ばれています。