インテリアショップに行くと、
「このソファは10年以上使い続けられますよ!頑丈ですよ!」
とお勧めされることがあります。でも、その言葉を信じて大丈夫なのでしょうか?

数年後、生地が汚れたり、擦り切れてボロボロになってしまっても、誰も責任は取ってくれません。本体は壊れていないのですから。


▲フレームはまだ使えるが、座面がボロボロになってしまったヴィンテージソファ

大切な家具を選ぶときには、それにふさわしいファブリック選びが必要なのです。
北欧を含むヨーロッパの一流メーカーの多くは、自社の椅子に張る定番ファブリックとして、ウール生地を推奨しています。


▲写真のフリッツハンセン/アルファベットソファにはウール生地が採用されています。

「寒い国だからウールなの?」と思いがちですが、そうではありません。
ウールは磨耗や色あせに強く、耐久性の高い自然素材なので、寿命の長い家具であればあるほど、メーカーとしてはそれに見合う高いレベルの素材として、ウールを推奨しています。

でも「耐久性って、実際に使ってみないと分からないじゃん!」と思いますよね。
そんなときに基準となるのが、【マーチンデール】という磨耗試験の数値です。日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、海外では一般的に使用されている数値です。

具体的には、

試験方法:
金属板に生地を貼り付けた上で、生地を多方向に摩擦、2本の糸が切れるまでの回数を示します。


▲実際の摩耗試験の機械

その使用基準は

  • 1万回以下(飾り)
  • 1万~1.9万回(軽使用)
  • 2万~3.9万回( 一般使用)
  • 4万~5.9万回(重使用)
  • 6万回以上(公共・商業施設)

CONNECTが取り扱うウール生地にこだわるKvadrat(クヴァドラ)社の生地は、マーチンデールはなんと最高【10万回】!


▲マーチンデール値は生地の裏に記載されています。赤で囲まれた部分の数値がそうです (クヴァドラ社のHallingdal(ハリンダル)の生地)

その証拠に、Kvadrat社のウール生地を張った何十年も前のヴィンテージ家具が、まだまだそのまま使えるような、美しい見た目で見つかることがよくあるのです!


▲ヴィンテージ買い付けの際に見つけた10年以上前のGETAMA290A。貼られていたのはクヴァドラ社のハリンダル。
※ほつれているのは、生地と生地を縫い合わせている部分のみ。

このようにウールは、1生モノと思ってご購入される大切な家具に、自信を持っておススメできるファブリック素材なのです。

クヴァドララフシモンズのウール生地