光を宿した、クリスタルの円柱。
コードや電球の存在を感じさせず、ただそこにある無垢のガラスが静かに発光しているよう。
それが、FLOSの「LAST ORDER(ラストオーダー)」です。
一般的なポータブルライトとは異なり、手に取った瞬間に伝わるのは、ずっしりとした確かな重み。空洞のないクリスタルガラスが、テーブルの上に揺るぎない安定感をもたらします。
手軽さだけを求めた道具ではなく、空間に静かな落ち着きを添える、上質なテーブルランプとしての存在感。好きな場所へ持ち運べる充電式でありながら、その場に留めておきたくなるような佇まいです。
ニューヨークのダイニングのために生まれたあかり。
ph Andrew Jacobs
2020年、マイケル・アナスタシアデスによって生み出されたこのランプには、確かなルーツがあります。
デザインの舞台となったのは、ニューヨークの伝説的なレストラン「フォーシーズンズ」のダイニングルーム。食事を楽しむ人々の視線を遮らず、かつ料理やカトラリーの質感を美しく引き立てる。そんな「機能」と「素材の持つ力」が求められる現場のために作られました。
古代ギリシャの円柱を引用した垂直のフォルムは、流行に左右されることなく、日々の暮らしに美しく溶け込みます。
ラストオーダーの3つの魅力
クリスタルガラスと、光を宿したトップカバー。美しく、ミニマルな構造。
ラストオーダーの最大の特徴は、氷の柱を思わせる、繊細なフルーティング(縦溝)が施されたクリスタルガラスです。
その内部には、配線も光源も存在しません。機能を一切持たない、ただ光を透かすためだけに存在する、無垢のガラスそのものです。
バッテリーやLED光源、スイッチといったすべての機能は、上部のミニマルなトップカバーに収められています。内部に隠されたLEDの光が、フルーティング(縦溝)を伝って下方へと導かれ、ガラスそのものが発光しているかのように見せる独創的な構造。その光はテーブル面にも広がり、手元や料理を穏やか、そして優雅に照らします。
重みが語る、上質な安心感。
「重量感もデザインの一部」。これは、このランプを手にした方が深く頷くポイントのひとつです。
総重量は1.8kg。空洞を持たない無垢のガラスによるこの重みは、ポータブルランプの常識を覆す「上質な安定感」そのもの。グラスを取る手が少し当たった程度では動じない、確かな実用性と安心感に繋がります。
そして、テーブルの中央に置いた時にその場の空気が引き締まるような、凛とした存在感を生み出しています。
見えない場所に隠されたスイッチ。
外観には、物理的な「ボタン」がありません。
スイッチは、金属製カバーの下面(裏側)にあります。指先で裏側に触れるとわずかな凹凸があり、見えなくても直感的にセンサーの位置が分かるよう設計されています。そのまま指をそっと滑らせるだけでタッチセンサーが反応し、幻想的に光が灯ります。
無垢のクリスタルの佇まいを邪魔しない、ミニマルな構造です。
スタッフレビュー
光る無垢のガラスを、持ち運ぶという体験。
「スイッチを入れると、ガラスの柱が発光する。電球の明かりを点けたというより、クリスタルという物質そのものが光を帯びたような感覚に近いです。光源は蓋の裏にあるのに、不思議ですね。」
「1.8kgという重さは、片手で持ち上げる時に少し構えるくらいの重みがあります。それは、壊れものを扱う不安ではなく、本物を大切に慈しむような心地よい高揚感です。日中は美しいガラスのオブジェとして、夜は心を緩ませる照明として。密度の高い無垢のガラスならではの頼もしさを感じています。」
ライフスタイル&コーディネートアイデア
100%の光で食事を囲み、3%の光と眠りにつく。
コードがないため、夕食のテーブルで使った後は、そのまま寝室へ持ち運んで使うのもおすすめです。
センサーに触れるごとに、「100%→50%→3%」と3段階で明るさが変化。食事の時間は100%の光でテーブルを囲み、ベッドサイドに置く時は一番暗い3%へ。3%の明るさなら最長24時間の点灯が可能です。暗い部屋に光る柱だけが浮かび上がる、静かなナイトランプとしてもお使いいただけます。
ガラスの上下を入れ替えて、光の表情を変える。
実は、ガラスの柱の上下を入れ替えると、光り方が変わるという隠れた楽しみ方があります。
柱の断面は、片側が「すりガラス」、もう片側が「透明」になっています。すりガラス面を下にして置くと、ガラスの底部分が発光しているように見え、より美しく幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
反射する棚に置いて、空間のアクセントに。
テーブルやサイドテーブルに置くだけでなく、USMハラーなどの「反射しやすい素材の棚」の中に設置するのもおすすめです。ガラスから落ちた光が棚板に反射してより広範囲にまわり、お部屋の素敵なアクセントになります。
カラーバリエーション
お好みの質感や、お部屋のインテリアに合わせてお選びください。
ゴールド(真鍮・艶あり):空間を明るく引き立てる、真鍮磨き仕上げ。
クローム(ステンレス・艶あり):周囲を映し込む鏡面。シャープな印象のステンレス。
コッパー(アルミ・マット):木目とも馴染む、落ち着いた銅色のメッキ仕上げ。
グリーン(アルミ・マット):黒に近い深緑。夜の空間に静かに溶け込むダークグリーン。
お手入れと、使用時のご注意
末長く美しい状態でお使いいただくため、以下の点にご注意ください。
【日常のお手入れについて】
・ほこりは柔らかい布で軽く拭き取ってください。汚れがひどい時は、水で湿らせた布を固く絞って軽く拭いてください。
・金属磨き、サンドペーパー、シンナー等のご使用は避けてください。キズ、サビ、変色等の原因となります。
【使用時・移動時のご注意】
・器具を動かす場合は、蓋が落下しないよう、両手で持って動かしてください。
・ACアダプターと接続した状態(充電しながら)では使用しないでください。
・器具に布や紙などをかぶせたり、傾けた状態で使用しないでください。
ご購入前に確認しておきたいQ&A
Q. 電球の交換はできますか?
A. こちらの商品はLED一体型となっています。LEDユニットの交換はできません。また、LEDの明るさや光色には個体差があることをあらかじめご了承ください。
Q. 充電はどうやってしますか?また、充電時間はどのくらいですか?
A. 金属のカバーの内側にあるコネクター(Type-C)に付属のケーブルを繋いで充電します。蓋を外して充電していただいて大丈夫です。約3時間で充電が完了します。充電量が少なくなると、コネクタ―横のパイロットランプが点滅でお知らせします。点灯時間は100%の明るさで約6時間です。
※バッテリー保護のため、ACアダプターと接続した状態(充電しながら)での使用は避けてください。
Q. ガラスの中に小さな気泡が入っているのですが?
A. ガラスの製造工程上、内部に気泡が入ることがございます。 素材の個性としてお楽しみください。
Q. センサーがうまく反応しない場合はどうすればいいですか?
A. 直射日光が当たる場所などでは、センサーが誤作動する場合があります。その際は、一度本体を「休止モード」に戻すことで改善されます。(休止モードの設定:充電ケーブルを接続し、センサーに触れたままUSB端子を抜いて消灯するまで待ちます)
長く変わらない素材の輝きを
本物の金属だけが持つ手触りと、いつまでも透明感を保ち続けるクリスタルガラス。
手にするたびに感じる確かな重みは、日々の暮らしに寄り添い、長く愛用したくなる魅力でもあります。対照的な2つの素材が融合したラストオーダー。単なる照明としてだけでなく、お部屋を彩るオブジェとして、光を宿した美しい柱を取り入れてみませんか。
デザイナー / Michael Anastassides(マイケル・アナスタシアデス)
テクノロジーではなく、もののオブジェ性や、ものと人との関係性を深く追求したデザイナー
1967年、キプロス島に生まれ、ロンドンで工業デザインと工学を学んだアナスタシアデス。
1994年に自身のロンドンデザインスタジオを設立し、2007年には自身のデザインの可能性を広げるため、オリジナルブランド「Michael Anastassiades」を立ち上げました。
シンプルでクラフト感を感じさせる、感性に働きかけるデザインが特徴。アートと工業デザインの間に位置する彼の作品は、実用的な機能と詩的で謎めいた魅力の両方を兼ね備えています。
FLOSをはじめ、世界中の一流ブランドと協働し、その作品は、ニューヨーク近代美術館、V&A博物館などのパーマネントコレクションに選定されています。
イタリアを代表する照明ブランド、FLOS(フロス)とは?
1962年、イタリア メラノで設立された住宅照明および建築照明の製品やシステムを提供する国際企業。新しい創造的な才能を見いだすと共に、技術的研究や革新的な取り組みを継続的に行い、60年以上にわたり成長を遂げている。世界80ヵ国以上に輸出し、ローマ・ミラノ・パリ・リヨン・ニューヨーク・ストックホルムに直営店を展開している。フロスの作品は数々の国際的な賞を受賞しており、その多くが世界の主要な美術館やデザイン博物館のパーマネントコレクションに収蔵されている。日本フロスは1981年に設立された。