フィン・ユールらしい色使いとシンプルさが魅力ニューハウンデスク
1945年、コペンハーゲン中心部のニューハウン33番地に最初のスタジオを設立したフィン・ユールは、光沢のあるスチール製の脚を持つ非常にシンプルなデスクをデザインし、それが1950年代の彼の家具デザインを形作るようになりました。デスクにはブラケットを取り付けたり、オプションの引き出しユニットをセットすることができ、天板や引き出しユニットの浮遊感のあるデザインをお楽しみいただけます。
シンプルだけど浮遊感も忘れないフィン・ユールこだわりのデザイン
▲NYHAVN DESK（ニューハウンデスク） / オーク材・ダークオイル仕上げ / 脚：オレンジ / トレイユニット付き（WARM） / デスク / W170cm
フィン・ユールが家具をデザインする際に最もこだわっていたのが、浮遊感のあるデザインです。このニューハウンデスクも細い4本の脚や、斜めにかかる貫、幕板の無い軽やかな天板のおかげで、天板や引き出しユニットが浮いているかのように見えるフィン・ユールらしいデザインです。
天板の仕様について
▲NYHAVN DESK（ニューハウンデスク） / ウォルナット材・ブラックリノリウム/ 脚：ブラック/ トレイユニット付き（WARM） / デスク / W170cm
天板はオーク材、ウォルナット材、オレゴンパイン材、チーク材、ブラックリノリウムから選択できます。
脚の仕様について
スチール製の脚はオレンジ、ブルー、ブラック塗装からお選びいただけます。
▲NYHAVN DESK（ニューハウンデスク） / オーク材・ダークオイル仕上げ / 脚：オレンジ / トレイユニット付き（WARM） / デスク / W170cm
▲NYHAVN DESK（ニューハウンデスク） / オーク材・クリアオイル仕上げ / 脚：ブルー
▲NYHAVN DESK（ニューハウンデスク） / ウォルナット材・ダークオイル仕上げ / 脚：ブラック
オプションでトレイユニットが付けられます
トレイユニット周りの樹種は、オーク、ウォルナット、オレゴンパイン、チークから選択できます。
▲チーク材のニューハウンデスク（170cm）にウォームカラー（暖色系）のトレイユニットと「ブラック」カラーのリノリウムテーブルトップ。
3色のトレイは暖色系（WARM）または、寒色系（COLD）から選択できます
▲オーク材（クリアオイル）のニューハウンデスク（136cm）にコールドカラー（寒色系）のトレイユニットと「ブラック」カラーのリノリウムテーブルトップ。
素材とサイズについて
天板のサイズは、3種類からお選びいただけます。
［サイズ小］Ｗ1360×Ｄ680×Ｈ725（約mm）
［サイズ中］Ｗ1700×Ｄ850×Ｈ725（約mm）
［サイズ大］Ｗ1900×Ｄ850×Ｈ725（約mm）
素材（樹種について）：オーク材・ウォルナット材・オレゴンパイン材、チーク材、ブラックリノリウムからお選びいただけます。
素材（脚について）：スチール製、カラーは、ブラック、ブルー、オレンジ塗装からお選びいただけます。
デザイナー：FINN JUHL（フィン・ユール）
ブランド：HOUSE OF FINN JUHL（ハウス オブ フィン・ユール）
※仕様につきましては、多くの組み合わせがございます。素材の詳細や、お選びいただく際は、スタッフがサポートさせていただきますのでお気軽にCONNECTまでお問合せ下さい。
Finn Juhl（フィン・ユール）とは
1912年デンマークのコペンハーゲン生まれ。1914年生まれのハンス J.ウェグナーやボーエ・モーエンセンと同世代のデザイナーです。フィン・ユール独特の発想と造形力を評価され、数々の素晴らしい作品を生み出したデザイナーであり『デンマークモダンの父』とも称されています。
彼は、幼い頃から美術に興味を持ちますが、父親から芸術の道に進むことを反対され、建築家になるべくコペンハーゲンの王立芸術アカデミーの建築学科に入学しました。そこで建物の設計やインテリアデザインを通じて現代美術への関心を持ち、独自の発想をもとに家具デザインを手がけるようになりました。
大学在学中に、建築家のヴィルヘルム・ラウリッツェンの事務所に勤務したフィン・ユールは、1937年の家具職人ギルド展示会で出展したのがきっかけになり、のちに自身のデザインスタジオを設立しました。
HOUSE OF FINN JUHL（ハウス・オブ・フィンユール）とは
HOUSE OF FINN JUHL（ハウス・オブ・フィンユール）は、2001年フィン・ユールの夫人ハンネ・ヴィルヘルム・ハンセンにより、フィン・ユール家具の製造と復刻生産に関する権利を与えられました。デザイン当初に意図されたのと同じ価値と品質、フィン・ユールらしさである特徴的な仕上げと繊細な造形の実現を大切にフィン・ユールの家具を製造しています。
コレクションの背景にあるハウス オブ フィン・ユールの「生産と職人技」
▲コペンハーゲンにあるフィン・ユールのデザインスタジオにあるニューハウンのデスク
フィン・ユールの彫刻的な家具を制作するには、膨大な量の作業を要します。しかし、一つ一つの細部は、昔の家具職人の工房から来たかのように繊細で純粋でなければなりません。
また、私たちの次の世代も長く家具を楽しめるように耐久性のあるものでなければならず、最高級の素材を厳選することが、ハウス オブ フィン・ユールの最大の焦点となっています。
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まとめ
フィン・ユールのデザインの中では、数少ないデスクの一つ、NYHAVN DESK（ニューハウンデスク）は、いかがでしたか。
シンプルながらも脚の先の素材が違っていたり、フィン・ユールらしい色使いがおしゃれなオプションのトレイユニット。見えないところに強度を持たせる工夫をし、浮遊感のあるデザインに仕上がったシンプルさが魅力です。フィン・ユールとわかるデザインに魅力を感じる方、シンプルなデザインを探していた！という方にお勧めのデスクです。
