108 CHAIR
「108 チェア」は1946年にフィン・ユールがデザインしたチェアです。斜めのサイドバー等の構造が特徴で、優れた耐久性を備えます。張地はデンマークの熟練職人が一脚ずつ手作業で仕上げており、数多くの高級レストランでも採用されています。テキスタイルまたはレザーから選択可能です。
美しい骨格を持つ椅子
名店が選んだ、浮遊する座面と軽快な佇まい
一見するとシンプルですが、よく見ると細部まで計算された工夫が詰まっています。
1946年にフィン・ユールによりデザインされた「108 チェア」は、独自の美学が詰まった一脚。座面と背もたれをフレームから独立させた構造が、ダイニングに軽快でエレガントな印象をもたらします。
シンプルに見えて型破りな構造
1946年の発表当時、この椅子に施されたディテールは非常に画期的でした。「違いはディテールに宿る」という言葉通り、一見普通の椅子に見えて、実は独創的な造形。
▲レストラン『Barr』
歴史ある石壁と現代デザインが交差するコペンハーゲンの名店『Barr』で採用されるなど、その普遍的な美しさは世界中のプロフェッショナルからも支持されています。
2008年に正規復刻されたデザインは、時を経ても色褪せない価値を持っています。
空間に動きを生む、彫刻的な構造
フレームから浮き立つ座面と背
最大の特徴は、「支えられるもの(クッション)」と「支えるもの(木製フレーム)」を明確に分離した設計です。座面だけでなく背もたれもフレームから離し、浮き立つように取り付けています。
この構造により、全面に張地が施された快適な椅子でありながら、空間を狭く見せない視覚的な軽やかさを実現しています。
後ろ姿も美しい、フレームの造形
背面からのシルエットも、この椅子ならではの大きな魅力です。
鳥居を思わせる凛とした木の組み方と、逆三角形の背クッションが、他にはない美しいバランスを生み出しています。
また、座面の下で前後の脚を斜めに繋ぐフレームも、シンプルな佇まいの中に美しい立体感を与えます。
見る角度によって表情を変える彫刻のような美しさと、快適な座り心地を両立。
機能美を極めたエレガントなオブジェとして存在感を放ちます。
丸テーブルや書斎に|空間を広く使う選択
フィン・ユールの椅子のなかでは、比較的コンパクトに設計された108 チェア。アームレスで収まりがよいため、丸テーブルを囲む配置や、書斎のデスク環境にも美しく調和します。
視覚的な軽やかさと相まって、置く場所を選ばず日々の動線を邪魔しない、使い勝手のよさも備えています。
サイズや素材の詳細について
サイズ:W510 × D460 × H750(SH450)mm
重量:5 kg
フレーム:オーク、ウォルナット、チークから選択
張地:ファブリックまたはレザーから選択
張地の色や質感によって、全く異なる表情を見せるのも108 チェアの魅力です。インテリアの雰囲気に合わせて、空間に調和する一脚を仕立てる楽しみも味わえます。
※素材の詳細や張地選びについては、スタッフがサポートさせていただきますので、お気軽にCONNECTまでお問い合わせ下さい。
デザイナーについて
▶Finn Juhl(フィン・ユール)
フィン・ユールは、1912年コペンハーゲン生まれ。当初、父親の反対で建築を学びましたが、その過程で現代美術への関心を深め、独自の発想で家具デザインを手がけるようになりました。
1930年代に北欧モダンデザインが台頭する中、1937年の家具職人ギルド展への出展を機に頭角を現します。
ボーエ・モーエンセンやハンス J. ウェグナーと並ぶデンマーク近代家具デザインの代表的な人物です。
「世界で最も美しい椅子」と称される「No.45」や「チーフテンチェア」など、優雅な曲線と彫刻的な造形が特徴。家具を芸術作品として捉える独自の発想と造形力で、数々の傑作を生み出しました。
ブランドについて
HOUSE OF FINN JUHL(ハウス・オブ・フィンユール)は、2001年フィン・ユールの夫人ハンネ・ヴィルヘルム・ハンセンにより、フィン・ユール家具の製造と復刻生産に関する権利を与えられており、当初の意図と同じ価値観と同じ品質で家具を製造しています。
このアプローチがなければ、フィン・ユールのトレードマークであるユニークな仕上げと繊細なディテールを実現することは不可能でしょう。
最高品質の素材は、何世代にもわたって使い続けられる、エレガントで快適、耐久性のある家具を作るための基礎となります。
したがって、最高級の素材を正確に選択することが、HOUSE OF FINN JUHLの主な焦点となっています。
今日、フィン・ユールのコレクションは40種類以上の作品から成り立っており、そのすべては高い品質を保ち最上の敬意を払い製造されています。
コレクションの背景にあるハウス・オブ・フィンユールの「生産と職人技」
フィン・ユールの彫刻的な家具を制作するには、膨大な量の作業を要します。しかし、一つ一つの細部は、昔の家具職人の工房から来たかのように繊細で純粋でなければなりません。
また、私たちの次の世代も長く家具を楽しめるように耐久性のあるものでなければならず、最高級の素材を厳選することが、ハウス・オブ・フィンユールの最大の焦点となっています。
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