1953年、フィン・ユールはアメリカの同僚から受けた刺激をもとに、洗練された工業的な美しさを持つ新しい家具シリーズを発表しました。その中でも「77ソファ」は、繊細で上品なデザインが際立つモデルです。張地を施した本体は、磨き上げられたスチール製の繊細なフレームの上に浮かぶように見える構造で、軽やかで優雅な印象を与えます。控えめな佇まいながら、内部には高度な職人技と上質な素材が息づいています。固定シートと背もたれクッションにはスプリングを内蔵し、快適な座り心地と優れた耐久性を実現。デンマークの熟練職人による手作業で張り込みが行われ、脚部はオーク材またはウォルナット材からお選びいただけます。