「おかえり」を照らす、北欧のやさしい灯り。
静かな光が、帰ってきたあなたをそっと迎える。
Toldbod(トルボー)155 Wallは、北欧デンマークの名門〈ルイスポールセン〉が手がけた、屋外対応のウォールライト。目立ちすぎず、それでいて確かな存在感。建築にすっと溶け込み、玄関先をやわらかく照らします。
その静かな光の奥には、「眩しさのない美しい光」を追い求めたデザイナー、ポール・ヘニングセンの哲学が息づいています。
Toldbod 155 Wallの基本情報


選べる2色展開。質感まで美しい、こだわりの仕上げ
カラーは、アルミ(シルバー)とブラックの2色。
いずれも表面には微細な凹凸のある〈テクスチュア仕上〉を施し、マットで落ち着いた表情に。光の反射を抑え、高級感と重厚感を演出します。また、指紋や小さな傷も目立ちにくい実用性も魅力。
シェード内側は白色塗装で、光をやわらかく効率よく拡散します。
Toldbod 155 Wallの魅力
1. 建築と呼応する、静かな佇まい

多くの建築家やインテリアデザイナーを魅了してきた〈トルボー〉シリーズの小ぶりなウォールライト。
北欧家具を思わせる造形美が、住宅の玄関や外構に自然に調和します。
装飾を極限まで削ぎ落としたシンプルなフォルムは、静かな存在感でまわりの美しさを引き立てる。日本の住宅にもすっとなじみ、建築の魅力をそっと支える名脇役です。
2. 眩しさのない、やさしい光

夜の玄関先にふわりと浮かぶのは、「心地よさ」。
Toldbod 155 Wallは、“ただ照らす”のではなく、“帰ってきた人を安心させるための光”をつくります。
煌々と周囲を照らすのではなく、玄関先の地面や壁をそっと浮かび上がらせるように、控えめながらも足元をしっかり照らす。
明暗のコントラストが強すぎず、眩しさを感じにくい設計です。光害を抑え、近隣や自然環境へのやさしさにも配慮されています。

▲トルボーの原型となった、ポール・ヘニングセンがデザインした街路灯。『LIGHT YEARS AHEAD』287ページより
Toldbodのシェードには独特な照明特性があり、楕円形の反射板が光源の眩しさを見えにくくして光を拡散します。
ヘニングセンによるオリジナルの楕円形照明器具から着想を得たそのフォルムは、控えめでありながら、確かな照明としての役割を果たします。
3. ルイスポールセンの哲学が息づく、信頼の一灯

Toldbod 155 Wallは、特定のデザイナーによる作品ではなく、Louis Poulsenが社内で開発したプロダクト。だからこそ、ブランドの哲学「良い光」「人のための光」がダイレクトに反映された一灯です。
2006年の登場以来、ポール・ヘニングセンの思想を継承する照明として、多くの建築家やデザイナーから高い評価を得ています。
ボディには耐久性に優れたキャストアルミを採用し、フロスト仕上げのアクリルカバーと組み合わせることで、屋外使用に適した構造に。
防水性(IP44)・耐衝撃性(IK06)も備え、雨や風にさらされる玄関まわりでも、安心して長くお使いいただけます。

また、Toldbodシリーズはペンダントやボラードも展開しており、トータルな照明計画も可能です。
スタッフレビュー
・点灯すると、光だけが静かに浮かび上がるようで、本体が空間にすっと溶け込みます。アルミ色は特にその印象が強く、建築の質感にしっとりなじみます。
・光源が見えないため眩しくなく、夜、帰宅したときにふっと安心できるやさしさがあります。
・昼間も主張しすぎず、空間を邪魔しません。デザイン性が高いのに、控えめなのが魅力です。
コーディネート・納品事例
■取り付け場所に馴染むカラーを選ぶ

住宅の外観に、照明でアクセントを加えたいときに選ばれる一灯。
そのシンプルで端正なフォルムは、建築の外観を損なうことなく溶け込みます。設置場所に馴染む色を選ぶことで、より美しく調和します。モダン建築や北欧テイストの住まいにもぴったりです。
■ファサードに複数灯を
ファサードに複数灯を一定間隔で設置すれば、建築に静かなグラフィックが生まれます。光がリズムをつくり、夜の佇まいをより印象的に。
■屋外だけでなく"屋内"にも

Toldbod 155 Wallは屋外用ですが、お部屋の中にもすっと溶け込む汎用性を持っています。
エントランス、カーポート、テラス、外構のほか、階段や廊下、寝室のベッドサイドにも◎。

もう一回り大きい「Toldbod 220 Wall」も展開。
明るさは同じく白熱電球60W相当ですが、光の広がりがより大きく、店舗や商業空間などスケール感のある場所にもおすすめです。

日本の住宅には155サイズがちょうどよい印象ですが、220サイズの“ぽてん”としたボリュームも可愛らしく、外観のアクセントになります。
こんな方におすすめ
・玄関の照明に迷っている方
・外構まで美しく仕上げたいと考えている方
・安全性と美しさ、どちらも大切にしたい方
家の印象を決める玄関まわりだからこそ、選びたい一灯です。
設計の早い段階からご検討いただければ、帰宅のたびに心がふっとほどけるような、そんな時間をつくることができます。
CONNECTでは、お家にぴったりの照明選びを無料でご相談いただけます。
家を建てる前に、リノベーションを考える前に──この一灯のことを、ふと思い出していただけたら嬉しいです。

メンテナンスについて
定期的なお手入れで、安心・安全にお使いいただけます。
安心のためのチェックポイント
・半年に一度を目安に、器具のゆるみや部品の状態を点検してください。
・ネジのゆるみや損傷がある場合は、そのまま使用せず、販売店や専門業者にご相談ください。
・点灯中や消灯直後はランプ部分が高温になりますので、触れないようご注意ください。
お手入れ方法
・普段のお手入れは、やわらかい乾いた布での拭き取りが基本です。
・汚れが気になる場合は、中性洗剤を含ませた布をよくしぼり、やさしく拭いたあと、乾いた布で仕上げてください。
・器具を回したり、強く引っ張ったり、衝撃を与えたりしないでください。落下や破損の原因となります。

光源と構造について
・一般的なE17口金のLED電球に対応しており、交換も簡単。
・長寿命のLEDで、メンテナンスの手間も軽減。
・フロストカバーは取り外し可能。電球交換もスムーズに行えます。
取り付け方法について
Toldbod 155 Wallは、壁内配線が必要な照明です。また、器具の重量を支えるため、壁内に補強材のある位置に設置する必要があります。
そのため、新築やリノベーションの早い段階での計画・相談が重要です。
・取付工事は必ず工事店・電気店(有資格者)へご依頼ください。
・器具の取り付けは取扱説明書に従い正しく取り付けてください。
老舗照明ブランド、ルイスポールセンとは?

北欧デンマークの照明ブランド。創業一族のポールセン一家は1800年代末頃から工具・電気用品の販売を手掛けていました。1924年にパリの博覧会のためにポール・ヘニングセンと共同で開発した照明器具が高い評価を得て、照明器具の発売を開始。これが100種類以上のラインナップを誇るPHシリーズの始まりとなりました。現在では、ルイスポールセンは近代照明のルーツといわれ、世界の照明デザインに大きな影響を与えている"北欧のあかり"となっています。