小さな光が、大きな安らぎに
壁に寄り添う小さなランプが、空間にやわらかな陰影を描く──。
ルイスポールセンの名作、PHシリーズのウォールランプ「PH 2/1 Wall」は、ただ明るくするための照明ではありません。
夜の時間をやさしく包み込み、玄関、寝室、リビングに"特別なひととき"を灯します。
新しい住まいの玄関やリビングに「こんな光を取り入れたい」と思わせる存在です。
PH 2/1 Wallの基本情報

PH 2/1 Wallの3つの魅力
1. 白い花を思わせる、可憐なフォルム
直径20cmの小さなシェードは、手のひらサイズ。玄関や廊下、リビングの一角など、ちょっとしたスペースにも上質な光をプラスできます。
斜め上に伸びるアームと、その先に浮かぶ丸い球体。細部までこだわりを感じさせる、PH 2/1 Wallならではのデザインです。白く可憐な花のようにも見え、空間にやさしい印象を与えてくれます。
2. 職人の手仕事がつくる、やさしい光

シェードは透明・乳白・透明の三層構造の吹きガラス。表面はつるりとした質感、内側はマットでさらりとしたフロスト仕上げになっています。この加工によって、まぶしい光がやわらかな光へと変化し、目に優しく美しいグラデーションを生み出します。
3. 数学が導く、心地よい光のグラデーション

PHランプ最大の魅力は、計算し尽くされた光のグラデーション。
この光の秘密は、巻貝のカーブと同じ 「対数螺旋(たいすうらせん)」 という数学的な形が、シェードに応用されていることにあります。

対数螺旋のカーブは、上図のように、光がどの角度から当たっても同じ角度で反射し、反射光を的確にコントロール。まぶしさを抑えつつ、やわらかな陰影を描き出します。
ずっと眺めていたくなる温かい灯り──それがPHランプの光です。
PHランプ誕生秘話|良質な光を追求したデザイナーの想い

参照:LIGHT YEARS AHEAD THE STORY OF THE PH LAMP(2000).Louis Poulsen
1925年、キャンドルやオイルランプが主流だった時代。ポール・ヘニングセンは「人にとって良質な光」を求め、3枚のシェードを組み合わせた照明システムを発明しました。以来、100種類以上のPHランプが誕生。
PH 2/1 Wall はその精神を受け継ぎ、1998年に復刻されたモデルです。
ご購入者&スタッフレビュー
実際に使ってみたお客様の喜びの声
「玄関ドアを開けた正面に取り付けました。帰った時に優しい明かりで迎えてくれて大満足です。」
PHランプに憧れるスタッフの声
「PHランプを取り入れたいと思っている中で、一番小さなPH 2/1が可愛らしく気になっています。玄関のウォールランプをPH 2/1 Wallに変えたら…と、よく想像しています。」
設置事例とコーディネートアイデア
■玄関×PH 2/1 Wall

ドアを開けた瞬間、やさしい光に包まれる癒しの玄関。シンプルな住まいや白い壁との相性が抜群です。
■寝室×PH 2/1 Wall

ベッドサイドに設置し、ナイトライトとしても上品。毎晩寝る前のひと時が至極の時間に。
■リビング×PH 2/1 Wall
▲PH 2/1 Pendant シルヴァー・クローム
壁面にはウォールランプを。コーナーを照らすならペンダントを。

窓際に灯すと、ガラスに映るもうひとつの光が、部屋に静かな奥行きを生みます。
PH 2/1シリーズでつくる統一感ある空間

PH 2/1はウォールランプのほか、テーブルランプ・ペンダントライトも展開。
コンパクトサイズなので、組み合わせて使うことで空間全体にやさしい光のグラデーションを作り出せます。
また、リビングや玄関、廊下などに設置する際は、目線より少し上(床から約185cm) を目安に取り付けると、まぶしさを感じにくく、空間全体がすっきりと整って見えます。
こんな方におすすめ
・新築やリノベで玄関、廊下、寝室の照明を探している方
・「光の質」にこだわりたい方
・長く愛せるデザイナーズ照明を取り入れたい方
・ヒュッゲな暮らしを大切にしたい方
家づくりやリノベーションでは、照明計画はつい後回しになりがちです。
でも、「この灯りに似合う部屋にしたい」と思える一灯に出会えたなら、インテリアの楽しみ方はぐっと広がります。
CONNECTでは、ご自宅にぴったりの照明を無料でご相談いただけます。
家づくりやリノベーションを考える前に──ふとこの“一灯の存在”を思い出していただけたら嬉しいです。

お手入れとメンテナンス
・半年ごとに部品のゆるみを点検してください。
・普段は乾いた布でほこりを拭き取ります。
・汚れが気になる場合は、中性洗剤を含ませた柔らかい布で拭き、仕上げに乾拭きしてください。
・ガラスシェードの汚れは、1枚ずつ取り外して食器用中性洗剤と柔らかいスポンジでやさしく洗い、乾拭きで仕上げます。
・E17口金のLED電球に対応しており、長寿命のためメンテナンスの手間を軽減できます。
取り付けの注意点
・壁内配線が必要です。
・取付工事は必ず工事店・電気店(有資格者)へご依頼ください。
・取り付けの際は、必ず取扱説明書に従って正しく行ってください。
・器具の重量を支えるため、補強材のある壁面に設置してください。
・屋内専用のため、湿気や水気の多い場所では使用できません。
・新築やリノベーションの早い段階で計画・相談するのがおすすめです。
「北欧照明の父」ポール・ヘニングセンとは?

Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン) 1894-1967年
1894年、デンマーク中心部のオードルップに生まれ、高等学校を中退しテクニカル・カレッジで建築工法を学ぶ。自身の設計事務所をコペンハーゲンに設立後、ルイスポールセン社と協働を始め、複数のシェードから柔らかな光が降り注ぐランプを開発。良質な光を得るための機能的なデザインを生涯にわたり追及し、100種類以上のランプをデザインしました。また、照明以外にも、ジャーナリスト、アーキテクト、エディター、詩人、ソングライターとして多岐にわたり活動しました。特に彼の辛口の批評は有名で、無視できない論客として当時のデンマーク社会に強い影響力を放った人物です。
老舗照明ブランド、ルイスポールセンとは?

北欧デンマークの照明ブランド。創業一族のポールセン一家は1800年代末頃から工具・電気用品の販売を手掛けていました。1924年にパリの博覧会のためにポール・ヘニングセンと共同で開発した照明器具が高い評価を得て、照明器具の発売を開始。これが100種類以上のラインナップを誇るPHシリーズの始まりとなりました。現在では、ルイスポールセンは近代照明のルーツといわれ、世界の照明デザインに大きな影響を与えている"北欧のあかり"となっています。