20世紀デザインの名作、ジャン・プルーヴェ「アントニー」。
2025年10月1日より期間限定復刻

時を超えて愛される、美しさと存在感
世界で愛され続ける20世紀デザインの名作が、ついに期間限定で復刻します。
1950年代のパリ郊外で生まれたこの一脚は、現代もなお、色あせない美しさと存在感を放ちます。

ジャン・プルーヴェ―建築家であり、構造の詩人
画家の父とピアニストの母との間に生まれたジャン・プルーヴェ(1901-1984)
彼は建築家であり、デザイナーであり、素材と構造の探究者でした。

© Collection SCE Jean Prouvé
大学都市アントニーで生まれた名作チェア
1950年代初頭、パリ郊外のアントニーに計画された大学都市。
ジャン・プルーヴェはそこで、150室に収める家具デザインのコンペティションを勝ち取りました。

そのプロジェクトの中で生まれたのが「アントニー」チェア。
頑丈さと独創的なデザインを兼ね備えたこの椅子は、学生寮をはじめ、オフィスや待合室、リビングルームなど幅広い空間で使用されていました。

自然素材と鮮やかな色彩が織りなす、プルーヴェらしい一脚
今回のリミテッドエディションでは、シートシェルはなめらかな曲線を描くヨーロッパ産のパイン材、フレームはブルーヴェが生前好んで用いた「海賊の赤」を意味するルージュコルセール色が施されています。すべての製品にシリアルナンバー(※お選びいただけません)が付属し、販売期間は2025年末までの限定です。

自然素材の温かみと鮮やかなカラーのコントラスト。プルーヴェならではの一脚です。

プルーヴェとヴィトラを結びつけた、運命の一脚
「アントニー」チェアは、ジャン・プルーヴェの家具デザインの中でも比較的後期の作品であり、世界有数のデザインコレクションを誇る「ヴィトラデザインミュージアム」に最初に収蔵された特別な椅子です。

1984年、パリ。
ヴィトラ現名誉会長ロルフ・フェルバウムが出会ったヴィンテージの一脚。
その出会いをきっかけにヴィトラはプルーヴェ作品の蒐集と研究を始めます。
「アントニー」はプルーヴェとヴィトラを結びつけた特別な存在なのです。

ヴィトラとプルーヴェファミリーの歩み
ヴィトラは2000年にプルーヴェファミリーとの話し合いを開始し、全プルーヴェ製品の復刻と製造販売権を獲得。2002年以降、ジャン・プルーヴェ製品を製造販売しています。

© Collection SCE Jean Prouvé
あなたの空間にプルーヴェの名作を
2025年10月1日(水)、この特別な一脚がリミテッドエディションとして蘇ります。
現在予約受付中。
この期間だけの特別な出会いを、お見逃しなく!
10月1日から、札幌で実物をご覧いただけます

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