3時間座り続けても、腰が丸まらない。フィンランドの学生を支えた「集中できる」名作椅子。
お尻に沿う、なだらかなカーブ。ゆとりある広い座面で、長時間の作業も快適に。 「フラットな板座はお尻が痛くなる」「窮屈な椅子だと、長時間座っていられない」…そんな日常のストレスを感じていませんか?
学生の勉強用に作られたArtek(アルテック)のドムスチェアは、絶妙に削り出された座面のカーブと、男女問わず座れる広さが特徴です。板座特有の底付き感を和らげ、長時間のダイニング兼デスクワークでも身体が痛くなりにくい実用道具として、毎日の暮らしをしっかり支えます。
イルマリ・タピオヴァーラが求めた、学生のための機能美
1946年、フィンランド・ヘルシンキの学生寮「ドムス・アカデミカ」のためにデザインされたこの椅子。限られたスペースの中で、学生たちが食事から執筆作業までこれ1脚で完結するように、多目的に使える機能美が追求されています。
スタッキング(積み重ね)も可能な設計は、当時の学生寮の暮らしを少しでも快適にするための工夫。北欧の名作チェアでありながら、ただ飾って眺めるためではなく、生活の中で徹底的に使い倒すための道具として生み出されました。
「すべての人に、良いデザインを」。実直な道具を追求したイルマリ・タピオヴァーラ
ドムスチェアを生み出したのは、フィンランドを代表するデザイナー、イルマリ・タピオヴァーラです。彼は決して、一部の人のための華美な芸術作品を作ろうとしたわけではありません。
彼の根底にあったのは、「日々の生活を支える、手の届きやすい実直な道具を作りたい」という願い。限られた資源である木材を無駄なく使い、人の身体の構造を徹底的に考え抜く。その温かくも合理的な視点があったからこそ、ドムスチェアは半世紀以上が経った今でも、私たちの「毎日の座りっぱなしの生活」を力強く、そして優しく支えてくれるのです。
ドムスチェアが「疲れない椅子」として選ばれる4つの理由
1.お尻の形に合わせて削り出された、適度な「くぼみ」と広い座面
フラットな板座の椅子は、長時間座っているとお尻の骨が当たって痛くなりがちです。しかしドムスチェアは、合板をプレスして作る立体的な傾斜とカーブにより、お尻の形に合わせてなだらかに削られているため、体重が分散して痛くなりにくいのが特徴です。
また、座面が大きく、男女問わずに快適に座れるゆとりのあるサイズ感も魅力。大柄な方でも窮屈さを感じず、座りながら自然に姿勢を変えることができます。
2.机にピタッと寄れる。肩を休めつつ、作業の邪魔をしない小さな肘掛け
座面の半分程度の短めのアーム(肘掛け)設計は、デスクやダイニングテーブルに干渉しにくいという大きなメリットがあります。アームが天板にぶつからないため、お腹がテーブルに付くくらい椅子を前へ引いて、正しい姿勢で作業や食事ができます。
短いアームなので立ち座りがスムーズに行えるうえ、PC作業の合間など、ふとした時にスッと腕の重さを預けて適度にリラックスできるため、肩が凝りにくいのも嬉しいポイントです。使わない時はテーブルの下に省スペースで収まります。
3.身体を預けてもビクともしない、どっしりとした安定感
木製アームチェアの中でも、ドムスチェアは意外と大きいサイズ感があり、Yチェアなどと比べてみてもどっしりとした安心感があります。
約6kgからのしっかりとした重量と、厚みのある木材フレーム、がっしりとした接合部が生み出す地に足のついた堅牢な造り。もたれかかったり、座り直して重心を変えたりしても椅子が簡単に動かないため、身体がグラつかず、作業や読書の集中が途切れません。
4.掃除のときも、来客時も。省スペースに片付くスタッキング機能
アーム付きのしっかりとした木の椅子でありながら、最大4脚までスタッキング(積み重ね)が可能です。これは、学生寮の限られたスペースを有効活用するために考案された、発売当初から変わらない構造。
掃除機をかける時や、部屋に広いスペースを作りたい時に、部屋の隅にコンパクトにまとめておけます。複数脚あっても場所を取らない、現代の住環境にもフィットしたスタッキングチェアです。
スタッフが実際に使ってみました
レビュー1:オフィスでの前傾姿勢が安定します(オフィス作業用途)
「これまでフラットな板座のチェアで座ることしか経験がなかった私の概念が変わりました!座面の後ろ側がキュッと下がっているので、腰が浮かず、PC作業中の前傾姿勢が安定します。」
レビュー2:狭いダイニングでも圧迫感がありません(リビング用途)
「肘掛けが短いおかげで、ダイニングテーブルに深く収納できるのがいい。立ち上がる時も、少し体をひねるだけでスッと出られるので、狭いダイニングでも圧迫感がありません。」
レビュー3:長時間座っても快適。冬はアレンジも楽しんでます(長時間作業・アレンジ用途)
「板座のチェアに長時間快適に座っていられるとは正直驚きました!座面が広くてゆとりがあり、短いアームは立ち上がりの際には邪魔にならない且つ、PC作業のふとした合間に腕を休められて心地が良いです。 小柄な女性だと特に気になる座面の高さですが、確かに少し高めには感じますが、作業中に足首をグルグルと動かしてリフレッシュしたりしてます。冬場はウールのシートクッション等を敷いて使うと、温かさも加わってさらに快適になりますよ。」
ドムスチェアのある暮らしの風景
書斎にて
食卓にて
休憩時
美味しいコーヒーを淹れたら、短いアームに手を置いて深く腰掛ける。何気ない日常の中で、心からホッとできるリラックスした瞬間を作り出します。
スペック・仕様・カラーバリエーション
サイズ:W580×D540×H790(SH445)mm
素材:バーチ材、オーク材(ラッカー塗装)
カラー:ナチュラルラッカー仕上げ、ハニーステイン仕上げ、ブラックステイン仕上げなど、お部屋の雰囲気に合わせて選べる豊富なバリエーションをご用意しています。
長くお使いいただくためのお手入れ
毎日のケアは、サッと乾拭きをしていただくだけで十分です。 木材の特性上、季節の変わり目などにネジが緩むことがございます。定期的にネジの緩みがないか手で触ってチェックしていただき、付属の六角レンチ(またはドライバー)でキュッと締め直すことで、長く安全にお使いいただけます。
よくある質問
Q:海外製品ですが、日本人の体格にも合いますか?
座面高(SH)は44.5cmです。少し高く感じる場合は、靴下やルームシューズを履いていただいたり、足元に厚めのラグを敷いたりしていただくと、足裏が床にしっかり着き、より安定して座っていただけます
Q:組み立て式ですか?
いいえ、完成品でお届けいたします。届いたその日から、すぐにお使いいただけます。
Q:床に傷がつかないか心配です。
脚の裏に貼るフェルトグライド、またはプラスチックグライドが付いておりますのでご安心ください。
毎日、腰を下ろすのが楽しみになる道具として
「有名な北欧の名作だから」というだけでなく、毎日ごく自然に座りたくなる、頼りがいのある相棒として迎えていただきたい。それが私たちの願いです。使い込むほどに手に馴染み、木の味わいが増していくドムスチェア。数十年後、ご家庭だけのヴィンテージに育つまで、日々の食卓や仕事の時間に、いつも温かく寄り添い続ける一脚となりますように。