座る場所を選ばない自由。アルネ・ヤコブセンのスターベースが叶える、軽やかな円テーブル
ダイニングに一台置くだけで、空間の印象を一変させるテーブルがあります。
「A825」は、アルネ・ヤコブセン、ピート・ハイン、ブルーノ・マテソンという3人の巨匠が手がけた「テーブルシリーズ」の一つ。
円形・長方形・スーパー円・スーパー楕円といったフォルムの中で、特にヤコブセンらしさが際立つ円形テーブルです。
その象徴が「スターベース」と呼ばれる一本脚。ヤコブセンの名作「エッグチェア」や「 スワンチェア」と通じるデザインで、シンプルなのにどこかアートのような佇まいが、空間に静かで美しい存在感をもたらします。
限られた空間でも軽やかに、スターベースが叶える暮らしのゆとり
四本脚のテーブルは、どうしても座る位置が制限され、テーブルの脚が邪魔に感じられることがあります。
でも、A825の大きな魅力は、中央に一本だけ配置されたスターベースが生み出す、圧倒的な足元の広さです。
どこに座っても自由、ストレスフリーな座り心地
テーブルの脚を気にすることなく、好きな場所に椅子を置くことができます。
家族で食事をするときも、急な来客で人数が増えても。足元を気にすることなく快適に座れるため、3人や5人といった奇数の人数でも安心です。
どこに座っても自由、ストレスフリーな座り心地
一本の脚でテーブル全体を支えるため、床面積がすっきりと見え、空間に軽やかさと抜け感を生み出してくれます。
リビングダイニングに置いても圧迫感がなく、お部屋がより広く、開放的に感じます。
「一本脚だとぐらつくのでは？」という不安に思われる方もいるかもしれません。
床面で星の形に広がるスターベースが、テーブル全体をしっかりと支え、安定感を生み出してくれています。
天板に肘をついたり、少し体重をかけたりしてもぐらつく心配はありません。
空間に調和する、円形という選択肢
四角い部屋に、丸いテーブル。
直線が多くなりがちな日本の住空間に、円形のテーブルはやわらかさとリズムをもたらしてくれます。
直径120cmのA825は、4人がゆったりと座れる、余裕のあるサイズ。
4人で座っても一人ひとりのパーソナルスペースが広めに取れ、窮屈さを感じさせません。また、対面の相手との距離感もほどよく遠く、会話は弾みながらも、お互いの空間を尊重し合う心地よさがあります。
円形テーブルは、テーブルを囲むみんなが等しい距離感で向き合える、特別な形。視線が自然に交わりながらも、広々とした空間の中で、心地よく食事や会話を楽しむことができます。
木製ではないからこそ実現できる、モダンで洗練されたダイニング空間
スタイリッシュでありながら冷たさを感じさせない──
木製家具や木のフローリングとの相性も抜群な秘密は、A825がもつ2つの特徴が大きく関係しています。
手ざわり、反射、耐久性── 理想的な天板素材「フェニックスラミネート」
天板には「フェニックスラミネート」と呼ばれる高機能素材が採用されています。
これは、一般的なラミネートとは異なり、粒子が非常に細かく、手で触れると滑らかで、すべすべとした上質な触感が感じられます。
また、ペンダントライトなどの照明の光を柔らかく拡散する性質があり、天板がテカテカと反射することがありません。目にもやさしく、食卓に落ち着きと柔らかさをもたらしてくれます。
さらに、フェニックスラミネートは傷や汚れにも強く、日常的なメンテナンスも簡単です。お子様がいる家庭でも安心して使うことができる実用性の高さも、大きな魅力のひとつです。
フェニックスラミネートについて、詳しくはこちらのブログをご覧ください。
極薄の天板が生み出す浮遊感
A825のもうひとつの特長は、まるで宙に浮いているかのような「浮遊感」。
実際の厚みは2.2cmですが、縁を斜めにカットするテーパー加工により、見た目はわずか1.3cmほどの薄さに感じられます。
この効果によって、テーブル全体が軽やかに見え、ダイニングに洗練された空気を漂わせます。
木製の無垢材では、反りや膨張のリスクがあるため、これほど薄い天板を実現することはなかなかできません。
A825には、無垢材のテーブルに必須の幕板（補強材）がないため、見た目もすっきりとしています。
また、天板の縁を囲むアルミニウム製のフレームは、横からの衝撃にも強く、耐久性に優れています。マットなサテン仕上げが施されているため、ギラギラとした光沢がなく、上品で落ち着いた印象を与えます。
脚部仕上げのバリエーション
脚部は、マットな粉体塗装仕上げだけでなく、つややかなクローム仕上げも選択可能。
落ち着いた印象にしたい方は「粉体塗装仕上げ」
▲A825 / 天板：グレー / 脚：ブラウンブロンズ
モダンでスタイリッシュにしたい方は「クローム仕上げ」
▲A825 / 天板：ホワイト / 脚：クローム（アルミニウム サテン仕上げ）
お部屋を理想のテイストに。選び抜かれたカラーバリエーション
天板の種類
天板のカラーは、ラミネート6色に加え、天然木のウォルナットを含めた全7種類からお選びいただけます。
一番ベーシックな「グレー」に対し、「グレーエフェソ」はいわゆるライトグレーに近く、グレーブローモはブラックが混ざったような濃いめの色です。
「ブラウンオッタワ」はグレーにブラウン系の色が混ざったようなグレージュカラー。人気のジャパンディスタイルとも相性の良い、自然な柔らかみのある色合いです。
また、「ウォルナット」は天然木特有の美しい木目と深みのある色合いが特徴です。
脚の種類
脚の種類も5種類。
クロームは光沢のある鏡面仕上げで、高級感のあるモダンでエレガントな雰囲気に。さびにくく傷がつきにくいという機能性も備えています。
それ以外の4色はマットな塗装を施された仕上げになっており、より落ち着いた印象に。ナチュラルな雰囲気が好きな方や、クロームだとちょっと主張が強いかも、と思った方におすすめです。
ブラックの他に、ニュアンスちがいのグレーが2色（光沢のない銀色のような「シルバーグレー」と、深めのグレー「ウォームグラファイト」）。加えて、こげ茶に近い色味の「ブラウンブロンズ」があります。
1人から8人まで！「円テーブル」サイズ比較
お手入れの仕方・お取り扱いの注意点
■天板（フェニックスラミネート）
https://www.fritzhansen.com/ja/sales-support/care-and-maintenance/laminate
■天板フレーム / 台座（アルミニウム）
https://www.fritzhansen.com/ja/sales-support/care-and-maintenance/aluminium
■脚（クローム仕上げ）
https://www.fritzhansen.com/ja/sales-support/care-and-maintenance/chrome
■脚（粉体塗装仕上げ）
https://www.fritzhansen.com/ja/sales-support/care-and-maintenance/powder-coated-metal
3人の名匠が結集した、FRITZ HANSENのテーブルシリーズ
「スーパー楕円テーブル」「スーパー円テーブル」をはじめとするFRITZ HANSENのテーブルシリーズは、3人の卓越したデザイナーによって生み出されたことでも広く知られています。
ピート・ハイン （1905~1996）
天板のデザインを手がけたのは、デンマークの詩人であり、哲学者・数学者としても活躍したピート・ハイン。感性と合理性を高い次元で併せ持った彼だからこそ、家具デザインにふさわしい「機能美」に富んだ形に行きつくことができたのでしょう。
ブルーノ・マテソン （1907~1988）
スリムで耐久性の高いスパンレッグの脚は、スウェーデンの名匠ブルーノ・マテソンによるもの。デザイナーであり建築家である彼は、シンプルで美しく優雅なフォルムを提唱し、自身の家具デザインにもそれらの本質を取り入れていました。スパンレッグの「B616」や「B612」の「B」はブルーノ・マテソンの頭文字です。
アルネ・ヤコブセン （1902~1971）
一本脚のスターベースをデザインしたのが、エッグチェアやセブンチェアで知られるアルネ・ヤコブセンです。エッグチェアやスワンチェアの脚のデザインをテーブルにも汎用させたのですね。
一本脚テーブルの「A603」や「A602」の「A」はアルネ・ヤコブセンの頭文字です。
北欧を代表する3人のデザイナーの発想が結集した、まさに北欧デザインの真骨頂といえるプロダクトです。
FRITZ HANSEN
時代を超えるデザインが集う、北欧の老舗ブランド
フリッツ・ハンセンは、創業150年以上の歴史を誇るデンマークの老舗家具ブランドです。創業以来、アルネ・ヤコブセンやポール・ケアホルムといった巨匠デザイナーとのコラボレーションにより、時代を超えて愛される名作を生み出し続けています。
クラフツマンシップと北欧のデザイン哲学が融合した家具は、木製以外にもスチールやレザーといった上質な素材と、洗練されたフォルムが特徴。セブンチェアやエッグチェアなど、彫刻作品のような名作の数々。単なる家具ではなく、空間全体を洗練された雰囲気に包み込みます。家具のみならず、照明やアクセサリーまで、トータルインテリアを提案できる豊富なラインナップも魅力です。
テーブル選びでお悩みの方へ
CONNECTでは、あなただけの理想のテーブル探しをサポートしています。
・お部屋の雰囲気に合わせたテーブル選び
・サイズや素材の選び方
・チェアや照明とのコーディネート
・古いテーブルの処分方法
など、どんなことでもお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、あなたにぴったりのテーブルをご提案します。
まずは、CONNECT公式LINEまでお気軽にお問い合わせください。
