PH 5
ポール・ヘニングセンは1958年にPH 5を開発しました。どこから見ても電球の眩しい光が直接目に入らない、明るいのに眩しくない光の広がりと、その美しいデザインで60年以上経った今でも世界中で愛されているルイスポールセンの名作照明です。
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世界中で愛されている北欧の名作照明「PH 5」の全体に共通する特徴とカラーをご紹介
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PH 5が長く愛され続ける理由とは?
1.PH 5ってどんな照明?
「PH 5」いう名前は、デンマーク人デザイナー『Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン)』のイニシャル「PH」とシェードの直径が50cmであることに由来しています。PH 5はデンマークで圧倒的支持を獲得。その後「国民的ランプ」と称されるまでになり、海外で知られる最初のデンマーク製品の一つとなりました。デザインされて60年以上を経た今も世界中の食卓を美しく照らしています。
Photo by Louis Poulsen
2.PH 5の形の秘密
PH 5は、黄昏時の穏やかな光を再現します。木々や家々の影が黄昏の空を引き立てるように、光を美しく感じるためには影が程よく存在することも必要不可欠です。ヘニングセンは、光を自然なグラデーションを持って反射させるために、巻き貝のカーブが持つ対数螺旋をシェードに応用するという画期的な発見をしました。それを4枚重ねることによって、この穏やかな光が実現されました。中央の大きなシェードの影は絶妙なバランスで、上向きに広がる光のグラデーションとの心地よいコントラストが、ほっとした気持ちにさせてくれます。
PH 5の人気の理由は機能性だけでなく、その美しさにもあります。美的耐久性が高く、時代が変化してもその洗練されたモダンなデザインは、すたれることがありません。
3.明るいのに眩しくない、PH 5の灯り
PH 5は、眩しい電球光を巧みに隠し、どこから見ても穏やかな光を提供します。手元は書き物もできるほどのしっかりした明るさ。お料理もキラキラとおいしそうに見えます。
失敗しない、正しいPH 5の使い方
せっかく機能的なPH 5も使い方によっては、使いにくいものになってしまうことがあります。ぜひ正しい使い方を参考に、過ごしやすいお部屋をつくってみてくださいね。テーブル面からの高さは60cm-65cmに吊るすのが、実用面から言ってオススメです。これ以上高く吊ると手元がどんどん暗くなり、照明のまぶしい電球が視界に入ってくるようになってしまいます。
▲写真テーブルはW185cm
FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン) ANALOG(アナログ) JH63 オーク
ダイニングテーブルとの組み合わせでは、「ライトの直径はテーブル幅の1/3」が目安となります。直径50cmのPH 5は、テーブル幅150cmに最適で、テーブル幅180cmでも4人家族には十分な明るさです。ただし5人以上で座りたい方は、壁面の照明をプラスしてあげることで明るさを補うと良いでしょう。PH 5は主に下方を照らすため、壁面が暗くなりがちです。壁面をウォールランプやテーブルランプ、フロアランプで照らすことで、部屋全体の明るさを調整しましょう。
当店で人気のPHシリーズ
直径50cmのPH 5では大きいと感じていた方へピッタリのサイズ「PH 5 mini」もあります。直径を50cmから30cmへと小型化した「PH 5 MINI(ミニ)」はコンパクトで、ダイニングや書斎、コーナーにも適したサイズです。