街灯の知恵を、あなたの家に。
家に帰るとき、ふわっと灯るあかりに、ほっとする。
ルイスポールセンのAlbertslund Wall(アルバスルン ウォール)は、そんな“光のある帰宅”を叶えてくれる照明です。ただ照らすだけでなく、眩しさをおさえ、建物の美しさを引き立てる。
新築やリノベーションでこだわるなら、外の灯りから丁寧に選んでみませんか?
アルバスルン ウォールの基本情報


カラーは、亜鉛メッキ(シルバー)、ホワイト、グレーの3色展開です。
アルバスルン ウォールの魅力
1. "眩しくないのに明るい"北欧の知恵がつまった灯り

グレアカットリングと反射板が、まぶしさをカットしながら、しっかりと壁面や足元を照らしてくれます。
それはまるで、やさしい声で迎えてくれるようなきらっとした美しい光です。
2. 控えめなのに、絵になる

ガラスカバー、プレーンなシェード、グレアカットリング。無駄を削ぎ落としたパーツが、支柱によって宙に浮かぶように構成されています。どこか懐かしさを感じさせる佇まいは、まるでアンティーク照明のよう。主張しすぎず、それでいてふと目を引く存在です。建築に寄り添いながら、外観にさりげない上質さを添えてくれます。約50cmと長めのアームで壁面から大きく張り出すのも特徴のひとつです。
素材としての安心感 ― 溶融亜鉛メッキ仕上げ
むき出しの金属シェードのように見える「溶融亜鉛メッキ仕上げ」は、実は耐久性に優れた特別な加工。雨風にさらされる屋外でもさびにくく、安心して長く使うことができます。時とともに少しずつ風合いを増していくため、経年変化を楽しみながら、住まいの表情に深みを添えてくれます。
3. 街灯デザインを住宅へ ― 街の安心感をご家庭に

アルバスルン ウォールは、もともと街を照らすために生まれた灯りです。
1963年、コペンハーゲン郊外の住宅地「アルバスルン」での開発プロジェクトに合わせて、街路灯としてデザインされました。手がけたのは、イェンス・ミュラー・イェンセン。父親はこの計画に関わる建築家でした。
ある日、父から街灯が決まったと聞いたミュラー・イェンセン。価格を聞くなり、「僕ならもっと安く良い物が作れるのに!」と即答。そしてわずか一週間で実物大の試作品をつくり、現場の関係者に披露。その行動がきっかけとなり、ルイスポールセンによる製造が実現したのです。

こうして生まれたデザインは、今もウォールランプに受け継がれています。
街を照らす知恵と光の美しさをそのままに、ご自宅へ。安心と安全を支える屋外照明として、長く信頼される存在です。
スタッフレビュー|素材から選んだ一灯
玄関は、家の「顔」。だからこそ、デザイン性と存在感のある照明を探していました。
選んだのは「アルスルンウォールの亜鉛メッキ」。屋外に取り付けるからこそ、経年変化を楽しめる“素材”にこだわりました。外壁(シルバーのガルバリウム鋼板)との相性も抜群で、玄関まわりに統一感が生まれ、とても満足しています。明るさも申し分なく、夜間でも安心感があります。
人感センサーやタイマーを付けていれば、もっと便利だったな…と少し後悔も。
意外だったのは、和風にもよく馴染むこと。シンプルなデザインなので、どんな家にも自然にフィットします。
「照明ひとつで玄関の印象がここまで変わるのか」と実感できたアイテムです。
コーディネート・納品事例
■白い外壁+亜鉛メッキ
素材感のある亜鉛メッキ仕上げは、なかでも特におすすめです。無骨でかっこよすぎるのでは?と思われるかもしれませんが、実は白い外壁にも自然に馴染み、やわらかでナチュラルな印象に。素材の表情を生かした、上質なアクセントとして活躍してくれます。
■ファサードに複数灯でリズムを

ファサードに複数灯を一定間隔で設置すれば、建築に光のリズムが生まれます。昼も夜も、立ち止まりたくなる美しい外観に。
■素材感のある壁にも
木・石・レンガなどの個性ある壁材にも好相性。主張しすぎず、それでも確かな存在感を放ちます。
こんな方におすすめ
・外観や外構までトータルで美しく仕上げたい方
・素材感や質にこだわりたい方
・存在感がありながらも、眩しさを抑えた玄関灯をお探しの方
玄関まわりは、住まい全体の第一印象を決める大切な場所。だからこそ、選んでいただきたい一灯があります。
設計の早い段階からご検討いただければ、帰宅のたびに心がふっとほどけるような、そんな時間を育ててくれます。
CONNECTでは、お家にぴったりの照明選びを無料でご相談いただけます。
家を建てる前に、リノベーションを考える前に──この一灯のことを、ふと思い出していただけたら嬉しいです。

メンテナンスについて
定期的なお手入れで、安心・安全にお使いいただけます。
安心のためのチェックポイント
・ガラスは割れやすい素材です。取り扱いの際は、両手で静かに行ってください。
・半年に一度を目安に、器具のゆるみや部品の状態を点検してください。
・ネジのゆるみや損傷がある場合は、そのまま使用せず、販売店や専門業者にご相談ください。
・点灯中や消灯直後はランプ部分が高温になりますので、触れないようご注意ください。
お手入れ方法
・普段のお手入れは、やわらかい乾いた布で拭き取ってください。
・汚れが気になる場合は、中性洗剤を含ませた布をよくしぼり、やさしく拭いたあと、乾いた布で仕上げてください。
・器具を回したり、強く引っ張ったり、衝撃を与えたりしないでください。落下や破損の原因となります。
光源と構造について
・一般的なE26口金のLED電球に対応しており、交換も簡単に行えます。
・長寿命のLEDを採用しており、メンテナンスの手間を軽減できます。
・ガラスカバーはスペアパーツとしてご購入いただけます。
取り付け方法について
アルバスルン ウォールは、壁内配線が必要な照明です。そのため、新築やリノベーションの初期段階での計画・ご相談をおすすめします。
取り付けに関する注意事項
・取付工事は必ず工事店・電気店(有資格者)へご依頼ください。
・取り付け予定の壁の強度を確認し、器具の重量と風圧に耐えられる場所に設置してください。強度が不十分な場合は、補強工事を行ってから取り付けてください。
・器具の取り付けは、必ず取扱説明書に従って正しく行ってください。
・本製品は屋外でも使用可能ですが、浴室など湿気の多い場所では使用できません。
デザイナー|Jens Møller-Jensen(イェンス・ミュラー・イェンセン)

コペンハーゲン出身のイェンセンは、医療機器のエンジニアからデザイナーへと転身。王立芸術アカデミーで学び、1967年に設立した事務所では、街路灯や公共交通、電子機器などを手がけました。フルスケールモデルを自らの手で製作するクラフツマンシップは、彼の大きな特徴のひとつであり、その姿勢が彼の作品に高い信頼性を与えています。代表作「オービター」は、40年以上にわたり世界中で使用され続け、デンマークデザイン賞も受賞しました。
老舗照明ブランド、ルイスポールセンとは?

北欧デンマークの照明ブランド。創業一族のポールセン一家は1800年代末頃から工具・電気用品の販売を手掛けていました。1924年にパリの博覧会のためにポール・ヘニングセンと共同で開発した照明器具が高い評価を得て、照明器具の発売を開始。これが100種類以上のラインナップを誇るPHシリーズの始まりとなりました。現在では、ルイスポールセンは近代照明のルーツといわれ、世界の照明デザインに大きな影響を与えている"北欧のあかり"となっています。