名作建築のために生まれた、美しき機能主義。
くつろぎの夜を静かに灯す、読書灯。
何気ないソファの片隅が、この一灯があるだけで「特別な場所」に変わる。
1938年、デンマーク放送局(ラジオハウス)のためにデザインされた名作が、現代の技術を備えて生まれ変わりました。
美しくカーブしたシェード、経年変化する真鍮のアーム。ただ部屋を明るくするだけでなく、あなたのくつろぎの時間を豊かに照らす「光の道具」です。
真鍮の温もりと完璧な配光が、あなたのソファサイドを「特等席」に変えてくれます。
VL 38 Floorの基本情報
カラーはホワイトとブラックの2色展開。
VL 38 Floorの4つの魅力
1. 「光の魔術師」が導き出した、心安らぐグレアフリー
VL 38が読書灯として愛される理由は、その「配光」にあります。 洋ナシのような有機的なシェードの形は、単なるデザインではありません。光源をシェードの奥深くにセットすることで、座った人の目線から光源が見えず、不快な「眩しさ(グレア)」を完全にカットするように設計されています。
シェードの内側はホワイト塗装が施されており、光を柔らかく拡散。まるで劇場のスポットライトのように、手元の本や編み物だけをくっきりと、かつ優しく浮かび上がらせます。家族がテレビを見ている横で自分だけ読書をする時も、周りに光が漏れすぎず、気兼ねなく没頭できます。
2. 日本の住宅に馴染む「120cmの美学」
海外製のフロアランプは大きく圧迫感があるものが多いですが、VL 38は全高120cmと小ぶりです。
天井が低めの日本のマンションや、コンパクトなリビングにも驚くほど馴染みます。ソファの横に置いても視界を遮らず、空間を広く見せる効果もあります。
まさに、日本の住環境にフィットする名作です。
3. 時と共に深まる、「育てる」無垢真鍮のアーム
あえて無塗装で仕上げられた真鍮アームは、VL 38シリーズのアイコンです。
届いたその日の輝きも美しいですが、真価を発揮するのは使い始めてから。空気に触れ、人の手に触れることで、徐々に深みのあるアンティークゴールドへと色づいていきます。 それはまるで、家族と共に過ごした時間が刻まれていくよう。
「新品が完成形ではない」
共に過ごした時間の分だけ味わいが増す、一生モノの家具としてお楽しみください。
4. 現代の暮らしに寄り添う「見えない機能性」
美しいデザインの中に、日々の使い勝手を高める機能性が静かに隠されています。
復刻版では、現代の暮らしに寄り添う「2段階調光(100%/50%)」機能を搭載。読書のひとときは明るく、夜のリラックスタイムはほのかな明かりでと、シーンに合わせて最適な光量を選べます。
また、シェードは上下120度可動し、角度の微調整が可能です。「今は手元の本を照らしたい」「今日はお気に入りのアートを浮かび上がらせたい」など、その時々の気分や用途に合わせて、光のスポットを自由に操ることができます。
さらに、コード上のフットスイッチでスマートにON/OFFができるほか、消し忘れを防ぐ「4時間/8時間の消灯タイマー」も搭載。うっかり眠ってしまっても安心です。
見た目はクラシカルでも、中身は現代の生活様式に合わせてしっかりとアップデートされています。
ラジオハウスの歴史を継ぐ、機能主義の傑作
1930年代後半、デンマーク放送局(ラジオハウス)の建設に伴い、建築家ヴィルヘルム・ラウリッツェンによって設計されたテーブルランプを原型とするこの壁付灯は、デンマークデザインの黄金期を象徴する名作です。

▲ラジオハウス(デンマーク放送局)
根強い人気で待望の復刻
当時、ラウリッツェンがルイスポールセンと協働して作り上げた照明たちは、単なる「あかり」を超え、建築の一部として空間に調和するよう計算し尽くされていました。戦後の北欧家具やインテリアデザインに多大な影響を与えたこの名作が、現代の技術を搭載し『VL 38』シリーズとして蘇りました。
近年特に復刻を望む声が高く、2016年秋にホワイトバージョンが、2017年秋にはブラックバージョンが待望の復刻を果たしました。多くの人々に愛されたレトロな外観と柔らかな曲線のオリジナルデザインはそのままに、正確な光のコントロールが可能になっています。
歴史的な名作でありながら、その機能性は現代のベッドサイドやリビングにも最適。まさに、過去と現在をつなぐデザイナーズ照明です。
CONNECTスタッフが実感した「VL38」のある暮らし
実物を見て、触れて、色々な家具と合わせてみたCONNECTスタッフだからこそ分かる、VL38 Floorのリアルな魅力とコーディネートをご提案します。
「いい意味で、華奢」という褒め言葉。
実物を見て感じたのは、空間にスッと線を引いたような繊細さ。日本の住宅でも圧迫感が出ず、主役の家具を静かに引き立てる名脇役のような佇まいです。
計算され尽くした「固定アーム」の美学。
実はこの真鍮アーム、可動しそうに見えて角度が固定されています。最初は驚きましたが、座ってみて納得。腰掛けた際に手元を照らす「最適な角度」が最初から計算されているのです。 シルエットが崩れないその潔さに、デザイナーの強い信念を感じました。
ラウンジチェアの横が、やっぱり特等席。
いろいろな椅子と合わせましたが、結論は「どの椅子にも合う」でした。特に120cmという高さは、座った時の目線に完璧にフィットします。
部屋のコーナーを「見せ場」に変える。
読書灯としてだけでなく、「空間演出」のアイテムとしても優秀です。部屋のコーナーは暗くなりがちですが、そこにVL 38を置いて、お気に入りの雑貨や壁のアートに向けてスポットライトのように照らしてみてください。
シェードの角度を調整して光を壁に当てるだけで、空間に奥行きが生まれ、いつもの部屋がギャラリーのような洗練された雰囲気に変わります。軽量なので、気分に合わせて「今日はここ、明日はあそこ」と気軽に移動できるのも嬉しいポイントです。
こんな方におすすめ
・美しさと機能性、どちらも妥協したくない方
・ソファやラウンジチェアでの読書時間を、より豊かにしたい方
・長く愛せる「本物」のデザイン照明を探している方
・真鍮などの素材の経年変化を楽しみたい方
・圧迫感のない、日本の住まいに馴染むフロアランプをお探しの方
・北欧インテリアやヒュッゲな暮らしを大切にしたい方
家づくりやリノベーションでは、照明計画はつい後回しになりがちです。
でも、「この照明のある部屋にしたい」と思える一灯に出会えたなら、暮らしの風景は大きく変わります。
CONNECTでは、ご自宅に合った照明のご相談を無料で承っています。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
メンテナンス―長くご愛用いただくために―
・半年ごとに部品のゆるみを点検してください。
・普段は乾いた布でほこりを拭き取ります。
・シェードの汚れが気になる場合は、中性洗剤を含ませた柔らかい布で拭き、仕上げに乾拭きしてください。
・タイマー等の設定方法は、取扱説明書をご確認ください。
・光源は組込式LEDのため、ご自身での交換はできません。点灯しなくなった場合は、当店までご連絡ください。
《真鍮の無塗装素材部分》
▲Louis Poulsen(ルイスポールセン)/ Doo-Wop(ドゥー・ワップ) 真鍮
・真鍮無塗装仕上げのため、空気に触れると酸化が進み、時間とともにブラウンがかった色合いに変化し、光沢が抑えられて渋みが増します。
・光沢を保ちたい場合は、市販されている真鍮磨き剤で磨いてください。
・器具を取り付けられる際には、付属の手袋をご使用ください。
使用上の注意事項
・屋内専用のため、湿気や水気の多い場所では使用できません。
・取付けは取扱説明書に従って確実に行ってください。
・電源プラグを抜くときは、電源コードを引っ張らずに、必ず電源プラグを持って抜いてください。
デンマーク建築の巨匠であり、“ 光の魔術師 ”の異名を持つ『ヴィルヘルム・ラウリッツェン』
Vilhelm Lauritzen(ヴィルヘルム・ラウリッツェン)1894-1984
デンマーク建築史のなかで最も重要な建築家のひとりで、デンマーク機能主義建築の先駆者です。 彼の手掛けたコペンハーゲンにあるデンマーク国営放送局(ラジオハウス)とコペンハーゲン空港のターミナル39はデンマークの指定建築物ともなり、ヨーロッパの建築における近代主義の象徴と言われています。ヴィルヘルム・ラウリッツェンは生涯を通じ、建築は応用芸術だという考えを実践しましたが、彼は芸術(art)と応用(applied)に同等の比重を与えました。「美学なくして生活はない」というのも、彼の信念でした。
彼は、建築において自然光と人工照明両方を熟知し、照明器具も同じ態度でデザインしました。 一つの照明器具のなかに、方向性を持ってシャープな影をつくる直接光と、部屋全体を柔らかく映しだすソフトな拡散光の、2つの機能を持たせています。 真の機能主義者として、ラウリッツェンは照明器具の開発・改良に生涯を費やしたといっても過言ではありません。自然への敬意と観察眼を持ち、蝶の標本を収集するほど自然を愛したラウリッツェン。その繊細な感性が、VLシリーズの光に宿っています。
老舗照明ブランド、ルイスポールセンとは?
北欧デンマークの照明ブランド。創業一族のポールセン一家は1800年代末頃から工具・電気用品の販売を手掛けていました。1924年にパリの博覧会のためにポール・ヘニングセンと共同で開発した照明器具が高い評価を得て、照明器具の発売を開始。これが100種類以上のラインナップを誇るPHシリーズの始まりとなりました。現在では、ルイスポールセンは近代照明のルーツといわれ、世界の照明デザインに大きな影響を与えている"北欧のあかり"となっています。