実用的でありながら抜け感を演出するトレイテーブル
▲天板はライトブルーの高光沢ラミネート加工
フィン・ユールが1965年にデザインした「トレイテーブル」は、極細のスチール脚と木枠のトレイという異素材の組み合わせが特徴のサイドテーブルです。
▲アーキテクトメイド / ターニングトレイ
彼の代表作である「ターニングトレイ」に脚を組み合わせるという実用的な発想から誕生しました。
木製家具の印象が強い彼の作品群の中で、細い金属脚を用いた珍しいプロダクト。ソファの横に置けば、ボリュームのある家具の横で空間を引き締め、圧迫感のないすっきりとした視覚的な「抜け感」を生み出します。
「運ぶ」と「置く」を美しく繋ぐ。固定されない自由な構造
トレイテーブルは、上のトレイ部分が固定されておらず、スチール脚に乗せているだけの構造です。固定しないという引き算のデザインが、日々の生活動線を美しく整えます。
見た目と実用性を兼ねた、異なる素材が描く美しい曲線
▲天板はホワイトの高光沢ラミネート加工
フィン・ユール家具を象徴するなめらかな曲線美が、このテーブルの随所に宿っています 。
ウォルナットの無垢材を用いたトレイの縁は、各辺の角から中心に向かってなだらかに薄くなる独創的なフォルムに仕上げられています。この厚みの変化が生むわずかな高低差が、指の掛かりやすい「持ち手」としての機能を果たし、トレイをスムーズに持ち上げることを可能にしています。
対する脚部は、一筆書きのようなU字のラインを描く、マットで端正なステンレス製のフレームです 。
温かみのある豊かな表情の無垢材と、シャープな印象を与えるスレンダーな金属。この異なる素材がそれぞれに描く曲線の対比が、プロダクトとしての洗練されたシルエットをより一層引き立てています 。
モダンアートから着想を得た、独自のカラーパレット
▲天板はライトブルーの高光沢ラミネート加工
フィン・ユールは、親交のあった芸術家たちのモダンアートから強い影響を受け、家具に大胆な色彩を取り入れた先駆者でもあります。
リバーシブル仕様のトレイは、表と裏で異なる色や素材が組み合わされており、彼の水彩画にも通じるフィン・ユールならではの美しいカラーパレットを楽しむことができます。
天板を裏返すだけで、アートを掛け替えるように空間の印象を変えることが可能です。
サイズや素材の詳細について
サイズ:W550×D550×H330(約mm)
重量: 5(約kg)
トレイ枠(縁):ウォルナット無垢材
天板:以下の2タイプからお選びいただけます
・ハイグロスラミネート仕様(リバーシブル):片面ホワイト × 裏面(ブラック / ライトブルー / ライトグリーン)から選択
・ウォルナット突板(つきいた)仕様:両面木材仕上げ
脚部:以下の2タイプからお選びいただけます
・ステンレススチール
・粉体塗装スチール(ブラック / オレンジ / ライトブルー)から選択
デザイナー:FINN JUHL(フィン・ユール)
ブランド:HOUSE OF FINN JUHL(ハウス オブ フィン・ユール)
※素材の詳細や、お選びいただく際は、スタッフがサポートさせていただきますのでお気軽にCONNECTまでお問合せ下さい。
好きな場所へ、軽やかに持ち運んで
重い家具を据え置くのではなく、必要な場所へ手軽に持ち運べる身軽な暮らし。フィン・ユールの「トレイテーブル」は、そんな現代のライフスタイルに美しく寄り添うプロダクトです。
キッチンでお茶や本を乗せて運び、待っているスチール脚へ「コトッ」と置く。無垢材のなめらかな縁に触れるたび、その何気ない日常の動作すらも心地よい時間に変えてくれます。
お部屋の広さを保ちつつ、家中どこにでも連れて行ける「あなただけの小さな居場所」として。
美しい素材の対比と、日々の使い勝手を考え抜かれた名作を、ぜひ暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
デザイナーについて
▶ Finn Juhl(フィン・ユール)
フィン・ユールは、1912年コペンハーゲン生まれ。当初、父親の反対で建築を学びましたが、 その過程で現代美術への関心を深め、独自の発想で家具デザインを手がけるようになりました。
1930年代に北欧モダンデザインが台頭する中、1937年の家具職人ギルド展への出展を機に頭角を現します。
ボーエ・モーエンセンやハンス J. ウェグナーと並ぶデンマーク近代家具デザインの代表的な人物です。
「世界で最も美しい椅子」と称される「No.45」や「チーフテンチェア」など、 優雅な曲線と彫刻的な造形が特徴。家具を芸術作品として捉える独自の発想と造形力で、数々の傑作を生み出しました。
ブランドについて
HOUSE OF FINN JUHL(ハウス・オブ・フィンユール)は、2001年フィン・ユールの夫人ハンネ・ヴィルヘルム・ハンセンにより、 フィン・ユール家具の製造と復刻生産に関する権利を与えられており、 当初の意図と同じ価値観と同じ品質で家具を製造しています。
このアプローチがなければ、フィン・ユールのトレードマークであるユニークな仕上げと繊細なディテールを実現することは不可能でしょう。 最高品質の素材は、何世代にもわたって使い続けられる、エレガントで快適、耐久性のある家具を作るための基礎となります。
したがって、最高級の素材を正確に選択することが、HOUSE OF FINN JUHLの主な焦点となっています。
今日、フィン・ユールのコレクションは40種類以上の作品から成り立っており、 そのすべては高い品質を保ち最上の敬意を払い製造されています。