スツール 60と同じ、まあるい座面。頼れる背もたれ。
アルテック好きのためのチェア。
憧れの北欧スタイルを、この一脚から。
部屋のスペースが限られていて、本格的なダイニングチェアを置くのは圧迫感がありそう……。そんな悩みを抱える方にこそ座っていただきたいのが、このアルテックの「チェア 66」です。
一目でそれとわかる「まあるい座面」と特徴的な背もたれは、まさにアルテック好きにはたまらない王道のルックス。
部屋に一脚置くだけで、空間にパッと北欧の明るい空気感が広がります。
体を受け止める背もたれがあるため、スツールにはない「ホールド感」があります。食事やちょっとしたデスクワークの際、ふと背中を預けられる安心感が、日常の何気ない時間を少しだけ豊かに変えてくれます。
1935年から続く「王道のフィンランドスタイル」
チェア 66は、フィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルトによって1935年にデザインされました。誕生から数十年経った今でも、フィンランドの学校や公共施設、食堂などで当たり前のように愛用され続けています。
それは、決して一時的な流行で作られたものではなく、日常の中で気兼ねなく使える丈夫さがあるから。直線と曲線を組み合わせた普遍的なデザインは、数十年先までネジを締め直し、修理を重ねながら使い続けられる安心感があります。
チェア 66 おすすめポイント
1.スツール 60や丸テーブルと相性抜群の「丸い座面」
ダイニングチェアをすべて同じ種類で揃えるのも素敵ですが、少しずつお気に入りを集めていくのもインテリアの醍醐味です。
チェア 66は、名作「スツール 60」とまったく同じ、直径37.5cmの円形座面を採用しています。そのため、スツール 60と合わせるのはもちろん、お手持ちの丸テーブルと椅子を組み合わせた時も、空間にすっと馴染みます。直線が少ないため部屋全体に柔らかく若々しい印象を与え、違う種類の椅子を並べてもちぐはぐにならず、自然なまとまりが生まれるのが魅力です。
2.コンパクトなのに頼もしい、背中をしっかり支える背もたれ
座面はフラットでスツール 60と変わりない仕様ですが、そこにプラスされた背もたれが大きな役割を果たします。
広い面積で背中を受け止めるように高めに設定された背板は、一見するとカチカチの木の板のようです。しかし、実際に座って寄りかかってみると、背もたれが体重に合わせてわずかに「しなり」ます。
また、お尻が当たる部分の背板が丸く抜けているため、背中や腰に圧迫感を感じにくく、奥まで深く腰掛けることが可能。板座でありながら背中を広い面で支えてくれるため、デスクワークなどで長時間座っても姿勢が崩れにくく、体をしっかり預けられる頼もしさがあります。
▲MELLEM(メレム)/ シートクッション
板座のため、長時間座ってお尻が痛くなりやすい方は、ウールやコットンのチェアパッドを敷いていただくとより快適に過ごすことができます。
3.片手でサッと引き出せる、持ち手となる大きな穴
毎日使うダイニングチェアは、見た目だけでなく「動かしやすさ」も重要なポイントです。
チェア 66は背もたれの板が厚すぎず、全体の重さが約5kgと片手でも持てる重さに抑えられています。さらに、背もたれの下部にある大きな空間が、そのまま手を引っ掛ける取っ手代わりになります。
片手に掃除機を持ったままでも、もう片方の手でサッと椅子を引いて移動させられるため、毎日の床掃除など、ちょっとした家事の動作が身軽に。
ダイニングチェアとしては比較的コンパクトで、生活の動線を邪魔しません。
スタッフが実際に使ってみたリアルな感想
実際に仕事中や撮影時にチェア 66を使ったスタッフの、リアルな声をご紹介します。
「愛嬌のある佇まいと、和洋問わず馴染む適応力」
北欧のアイテムですが、日本の古民家風の空間や、モダンなデスクにも不思議と馴染みます。スツール 60と一緒に並べた時の「親子のようなどこか微笑ましい姿」に、ふと目をやると癒やされます。
まるで「背筋をピンっと伸ばした小学1年生」のような佇まい
少し後傾した背もたれや、その背もたれを無骨にネジで固定している潔いシンプルさ。そこに丸い座面と、滑らかに湾曲したL-レッグ――。チェア 66を眺めていると、なんだか「背筋をピンっと伸ばした小学1年生」に見えてきました。部屋の片隅にあるだけでフッと頬が緩むような、真っ直ぐで愛嬌のある存在感です。
アルテックのテーブルと合わせる、4つのコーディネート
一人暮らしから、家族の食卓まで。ライフステージや住む家が変わっても、用途を変えてずっと使い続けられるのがアルテックの家具の魅力です。
たとえば、新生活を始める際のコンパクトな部屋に置く「初めてのアルテック」として。限られたスペースにもすっきりと収まり、小さなテーブルと合わせるだけで心地よい食事のスペースが完成します。チェア 66は、同じアルテック製のテーブルと合わせることで、その魅力がさらに引き立ちます。
長方形テーブルと合わせる
▲TABLE 80A
幅120cm、奥行き60cmの少しスリムな長方形テーブル。広々と使えるワークデスクとして、または2人用のコンパクトなダイニングとして最適です。直線的なテーブルにチェア 66の丸みが加わることで、空間がカッチリしすぎず、程よい抜け感とリズムが生まれます。
ドロップリーフテーブルと合わせる
▲TABLE DL81C
必要に合わせて天板を折りたたんでサイズを変えられるドロップリーフテーブル。普段はコンパクトに使い、来客時には天板を広げ、スツール 60を置いて数人で囲む。チェア 66なら、テーブルの形に合わせて軽やかに配置を変えられます。
半円テーブルと合わせる
▲TABLE 96
幅150cmとゆとりのある半円テーブル。平らな面を壁やキッチンカウンターにぴったりくっつけて配置することで、部屋の生活動線を広く保てます。壁に向かって集中するパソコン作業や、横並びでサッと朝食をとるシーンに、背もたれにふと背中を預けられるチェア 66が重宝します。
丸テーブルと合わせる
▲TABLE 90A
丸テーブルを囲むなら、同じく丸い座面を持つチェア 66の出番です。角がないため、どこに椅子を置いても自然に収まり、足元も窮屈になりません。お互いの顔を見渡しながら食事ができ、空間全体に柔らかく和やかな空気が生まれる王道の組み合わせです。
お部屋に合わせて選べるカラーバリエーション
・バーチ(ナチュラルラッカー):1935年の発表当時から続く、アアルトデザインの原点でありオリジナルの仕様。木そのものの温かみと、年月とともに飴色に変化していく経年変化を存分に楽しめます。
・ホワイトラミネート:表面が硬く、飲み物をこぼしても水拭きしやすいため、汚れに強いのが特徴。小さなお子様がいるご家庭にもおすすめです。
・ブラックリノリウム:マットな質感で空間をグッと引き締める、シックで大人っぽい印象を与えます。
・ブラックラッカー / ホワイトラッカー:木目を塗りつぶした艶のあるラッカー塗装。モダンな空間のアクセントや、インテリアの引き締め役として活躍します。
お部屋の床の色や、合わせるテーブルの素材に合わせて、一番しっくりと馴染む仕様をお選びください。迷ったら、原点でありオリジナルの「バーチ(ナチュラルラッカー)」をおすすめします。
>>CHAIR 66 カラーバリエーション一覧
10年、20年先も。変わりゆく暮らしの真ん中に。
朝起きて白湯を飲む時、仕事に集中する時、家族と一日の出来事を話す時。
アルテック チェア 66は、ただ部屋にあるだけで少し気分が明るくなり、毎日使うほどに自分の身体と暮らしに心地よく馴染んでいきます。
少しの傷や汚れも気にせず、日々の暮らしの中でどんどん使って、年月をかけて「自分だけのヴィンテージ」へと育ててみませんか。あなたのこれからの毎日に寄り添う、愛嬌のある暮らしの相棒になってくれるはずです。
フィンランドとArtek
国土のおよそ73%が森林と自然豊かな土地フィンランドでつくられたArtekの家具は、柔らかく素朴なデザインで、少しの幸せを運んでくれます。フィンランドでは、デザインは限られた人のためのラグジュアリーではなく、日常の暮らしの一部として捉えられています。簡潔で、機能的、かつ実用性と美を兼ね備えている、それがフィンランドのデザインです。
Artekは、アアルト自身が家具の生産と販売を行い、自身で使用するために、 美術史家のニルス・グスタフ・ハールの紹介で知り合ったマイレア邸の施主、美術コレクターのマイレ・グリクセンと妻アイノとで1935年に共同設立されました。 現在も、設立された当時と同じフィンランドのトゥルク市郊外にある工場でArtekの製品は生産、販売されています。
フィンランド産の木材の美しさは、複数の樹種の混交林で生育することや、北欧の土に含まれるミネラル分の影響によるもので、こうした木々の中から樹齢80年もの木がArtekのプロダクトに用いられています。
アアルト夫妻は、一貫して自然の中にみられる造形から影響を受け、ほとんどの場合、自然素材を用いたモノづくりを行っていました。 また、Artekの自社工場では、無駄なく木材を使用するために端材を燃料にするなど、独自に森林の保全に貢献しています。
アルヴァ・アアルトによるデザイン
Artekのほとんどの家具は、フィンランドで生まれ育ったアルヴァ・アアルトによるデザインです。
フィンランドの田舎町クオルタネ出身のアアルトは、森林業務官の祖父と測量技師の父、郵便局員の母をもち、アラヤルヴィ、ユヴァスキュラという地方都市で少年時代を過ごしました。原風景は、フィンランドらしい森と湖に囲まれた大自然です。
建築やインテリアへの考えは、両親や祖父、自然に触れた幼少期から蓄積されたものであり、無意識の中にこそ建築と芸術に共通する源が深く根差しているとアアルトは信じていました。 アアルトが認めた建築と芸術に共通するもう一つの特徴は、あらゆる創造的活動の出発点として素材を扱い、利用することでした。
シンプルでモダン、機能主義的な形をフィンランドの木を使って表現できないだろうか、と終生このテーマに取り組み、フィンランドの木を使ったL-レッグをつくりだし、数々の名作を残しました。
L-レッグ
Artekのスツールやテーブルなどには、L-レッグという、強固な無垢材を直角に曲げる技法が施されています。
この技法ではまず、まっすぐな無垢のバーチ材に20cm程度のスリットを5本刻み、できた隙間にベニヤと接着剤を入れます。次に、機械で熱して曲げてから余分な部材を落として、残った隙間を木くずでパテ埋めします。そして最後に、仕上げとしてヤスリがけが行われます。 スリットにベニヤを挟むことで、曲げやすく、無垢材よりも強度のある部材になります。 3年の月日をかけて開発されたこの技術は、アアルトだけではなく、家具職人のオットー・コルホーネンのよき協力のもとできたものでもあります。
チェア 66にもL-レッグが応用されています。これにより、シンプルながらも強度のある構造となっています。
ご購入前に確認しておきたいQ&A
Q. 組み立ては必要ですか?
A. はい、必要です。L-レッグをネジで固定するため、プラスドライバーが1本必要となります。硬いバーチ無垢材を使用しているため、手回しでは少し力がいります。可能であれば電動ドライバーでの組み立てをおすすめします。
Q. チェア 69との違いは何ですか?
A. チェア 66は座面が丸く、より愛らしい印象を与えます。また、背もたれが高く設計されているため、肩甲骨の下あたりまで背中を面でしっかりホールドしてくれる安心感があります。
お手入れの仕方・お取り扱いの注意点
■ケア & メンテナンス ガイド
長くお付き合いいただくために
Artekの製品を、長い年月、愛着を持ってお使いいただけるよう、破損部の修理、部品毎の販売などにお応えしています。L-レッグ1本からのご購入も可能ですので、お気軽にご相談ください。
また、安心してご使用いただくために、お買い上げより2年間のメーカー保証がついています。
お問い合わせはこちら