フリッツ・ハンセンのドットスツールについてお問い合わせいただきました!
今回はアルネ・ヤコブセンによってデザインされた「ドットスツール」についてお問い合わせいただいた内容をご紹介いたします。
Q:ドットスツールはそれぞれの色でレザー種類が異なるようですが、それぞれどういう特徴がありますか?
A:ドットスツールのレザーは下記の3種類がございます。それぞれの特徴についてお伝えしていきます。
・ドットスツール / ワイルドレザー (ウォルナット) / クローム脚
→革の最も貴重な部分を使ったレザーで、艶のある滑らかな質感が特徴です。
色はセブンチェアのエッセンシャルレザーウォルナットと同じイメージです。
このウォルナットのレザーは使っていくうちに色が明るくなっていきます。
・ ドットスツール / バフレザー(ラーバ) / クローム脚
→スエード調で肌触りが柔らかいレザーです。グレーの色味と風合いがマッチしてやさしい印象になります。
・ドットスツール / インテンスレザー (マットブラック) / ブラック脚
→軽くサンディング(表面を滑らかにする加工)をしたレザーでマットな質感が特徴です。
レザーも脚もブラックで統一されているのでよりスタイリッシュに見せてくれます。
Q:お手入れの仕方や耐久性、扱い方の注意点などありましたら教えていただけますでしょうか?
3種類のレザーとも上質な革の風合いを生かすため、自然な加工で仕上げています。
そのため人工的な加工をしたレザーより、汚れや傷は比較的つきやすいです。
その中でもラーバはスエード調で色も薄めのため、汚れが3種類の中では目立ちやすくなります。
経年変化として上質なレザーの風合いをお楽しみください。
ドットスツールは座面の貼り替えはできませんが、お手入れはしていただけます。
インテンスレザーとワイルドレザーはユニタスのレザーケアキットの汚れ防止クリームやクリーナーをお使いいただけます。
時間が経った汚れや油性の汚れなどは完全に落とせない場合もあるため、汚れた時は早めのお手入れをおすすめします。
ドットスツールは、クッション材を使っていないのにわずかなくぼみがお尻になじむ座り心地のため、長時間座っても疲れにくいです。
同じデザイナーのアルネ・ヤコブセンがデザインしたセブンチェアとならもちろん相性も良くなります。
安定感があるため、座るだけでなくカップや本を置いてサイドテーブルとしてもお使いいただけます。
主張しないシンプルなデザインのため、お家の中の様々なシーンで活躍できるスツールです。
関連記事はこちら
この記事を書いた人
taoka
CONNECTで働き始めてインテリアの大切さを改めて実感する毎日です。北欧の家具一つ一つに込められたストーリーをお伝えしながら皆さまの心地よい暮らしづくりのお手伝いができればと思っています。