伝統と軽やかさが融合した、OW449コロニアルコーヒーテーブル
コロニアルコーヒーテーブルの誕生とデザインの歩み
OW449(コロニアルコーヒーテーブル)は、1964年に発表されました。
「コロニアル」という名称は、デザイナーのオーレ・ヴァンシャーが研究した1700年代のイギリスのチェア、特に植民地(コロニアル)時代の家具からインスピレーションを得てデザインされたことに由来します。ヴァンシャーは、クラシックな伝統様式の優雅さと格式に、時代にふさわしいモダンな要素を融合させることを目指しました。
1940年代から1950年代にかけては、第二次世界大戦後の復興期であり、「デザイン家具をすべての人に」という思想が広まった時代でもありました。ヴァンシャーは、機械生産も視野に入れた、高品質で効率的な家具デザインにも取り組みました。
オーレ・ヴァンシャーとはどんな人物?
OW449(コロニアルコーヒーテーブル)をデザインしたオーレ・ヴァンシャー(1903-1985)は、「デンマークモダンの父」コーア・クリントに師事し、王立芸術アカデミーやクリントの事務所で学んだ経験が彼のデザイン思想の基盤となりました。彼はまた、単なるデザイナーにとどまらず、世界各地の家具デザインを研究した家具の歴史研究家でもありました。この深い知識と洞察が、彼の作品に普遍的な美しさと歴史的背景をもたらしています。
リビングに秩序を。空間を整えるコーヒーテーブル
360度どこから見ても美しい、対話を育む正方形
端正なスクエアフォルムは、どの角度から眺めても完璧なプロポーションを保ち、ソファの前に置くだけで空間に心地よい秩序を与えます。この形状は、座る人同士の距離感を適切に保ち、穏やかな対話を促す「中心」となります。
天板の余白がもたらす心の静寂
60cm四方の天板が見せるのは、実用を超えた「美しい余白」。雑誌やコーヒーセットを広げてもなお生まれるそのゆとりが、リビングから雑多な印象を消し去り、静かな品格を漂わせます。
視界を遮らない、幕板を排した「引き算の美学」
伝統的な様式美を継承しながら、天板下の幕板を潔く削ぎ落とし、貫(ぬき)を2辺に絞ることで、視線を遮らない軽快でモダンな佇まいを完成させました。伝統的な格式と現代のミニマリズムが共鳴する意匠は、リビングに「視覚的な閉塞感」を生まない余白を創出し、開放感がありつつも、秩序ある空間へと導きます。
永く愛せる理由。細部に宿る工芸的クオリティ
突き板と無垢材、それぞれの特性を活かすハイブリッド構造
脚部にはコロニアルチェアの意匠を継承した「無垢材」を使用。一方で天板には、反りや割れのリスクを最小限に抑える「高品質な突き板」を採用しました。この使い分けにより、デザインの核である「スッキリとした薄さ」と、一生モノとして使い続けられる「高い剛健さ」を両立させています。
クラフトマンシップが宿る「彫刻的ディテール」
角の柔らかな丸み、吸い付くような接合部の滑らかさ。カール・ハンセン&サンの職人による手仕事の跡が、このテーブルを単なる家具から「アートピース」へと昇華させています。ふと細部に目が留まるたび、手仕事の温もりに心が満たされるはずです。
自由な組み合わせで描く、理想のラウンジ空間
デザインが響き合う、ヴァンシャーのシステマチックな美
モジュール的な思考を取り入れたヴァンシャーのデザインは、シリーズで並べた際にその真価を発揮します。コロニアルチェアはもちろん、OW150(デイベッド)と組み合わせれば、脚部の繊細なラインが呼応し、空間に心地よいリズムと統一感が宿ります。
理想の「寛ぎの拠点」を、ライフスタイルに合わせて自由に、軽やかに拡張していくことができます。
リビングの中心で、家具同士を繋ぐ「ハブ」として
正方形という形は、異なる家具同士を繋ぐ最高の「ハブ」になります。例えば、デイベッドと2脚のチェアの間にOW449を配置。長方形のテーブルに比べて、どの席からもアクセスしやすく、自然と視線が中央に集まる「対話の場」が完成します。正方形が織りなす幾何学的な秩序が、リビングのレイアウトに美しい調和をもたらします。
ラウンジチェアの傍らに。自分を甘やかす「特等席」を
お気に入りのラウンジチェアの傍らにOW449を贅沢に配置すれば、そこは家の中で最も心安らぐパーソナルラウンジへと変わります。46cmという絶妙な高さは、深く腰掛けた状態でも飲み物や本に手が届きやすく、一人の時間をより豊かに、優雅に彩ります。
OW449 | バリエーション
OW449 は、「木材」、「木部の仕上げ」の組み合わせから、お好みのバリエーションをお選びいただけます。
木材/仕上げ
オーク材:ラッカー・オイル・ホワイトオイル・ブラック塗装仕上げ
ウォルナット材:ラッカー・オイル仕上げ
OW449 | バリエーション▶
樹種や仕上げの詳細については、どうぞお気軽にCONNECTまでお問い合わせください。
安心してお迎えいただくために。
Q:組み立ては必要ですか?
A:完成品でお届けします。開梱後すぐ、その場に馴染む美しさをお楽しみいただけます。
Q:コップの輪染みが心配です。
A:突き板の天板は非常に繊細です。美しさを永く保つため、コースターやランチョンマットのご使用をお勧めしております。
空間を整え、心を整える。一生ものの充足感を
幕板を排した軽やかな佇まいは、リビングに新たな「余白」を生み出します。その余白は、日々の暮らしに静寂と安らぎをもたらす、見えない贅沢。良いものを長く使うという、揺るぎない美学を形にしたOW449。妥協のない名作と共に、心満たされる豊かな毎日を、今日から始めてみませんか。