空間も手元も美しく。部屋の隅にそっと佇む品格を上げる灯り
お部屋の隅に置くだけで、空間がぐっと上品に仕上がります。全体を包む光と手元を照らす光、その両方を兼ね備えたバランスの取れた一台です。コンセントに挿すだけで、心地よい「一室多灯」の暮らしが手軽に始まります。
人間を照らす良質な光。画期的な照明器具の誕生
参照:LIGHT YEARS AHEAD THE STORY OF THE PH LAMP(2000).Louis Poulsen
1925年のパリでの展覧会から始まった、3枚シェードのPHランプ。巻貝と同じ「対数螺旋(たいすうらせん)」のカーブを応用し、なめらかで美しい光のグラデーションを生み出します。
PH 3 1/2-2 1/2 フロアは、サイズの異なる3枚のシェードを組み合わせることで、直接電球の光が目に入らない「グレア・フリー」を実現しています。美しさを保ちつつお部屋に取り入れやすい形へ進化した、ヘニングセンの哲学が詰まった灯りです。
空間を上品に仕上げる、3つの理由
1.希少なガラスシェードの品位
スタンドタイプのフロアランプでガラス製のものは少なく、取り入れるだけで空間が一気に上品になります。熟練の職人が手吹きで仕上げた三層ガラス特有の重厚感は、消灯時もシェードの影が美しく落ちるほど。
ハイエンドな名作家具と合わせても品格を損なわず、静かに美しく調和してくれます。
2.「空間を包む光」と「手元を照らす光」の灯りのバランス感
計算された3枚のシェードにより、壁面へ光を広げるアンビエント機能と、手元を照らすタスク機能が絶妙なバランスで両立しています。内面のフロスト仕上げによって眩しさを抑えつつ、必要な場所には十分な明るさを届ける心地よい灯り。
壁に反射した柔らかな光は、ずっと眺めていたくなるほどの落ち着きをもたらします。
3.主張しすぎず部屋の隅にそっと佇む存在感
確かな存在感を放ちながらも、シェード幅は約33cmと大きすぎないため、日本の住宅のコーナーやソファ横にも圧迫感なく収まります。
お部屋の品格を崩したくない方に選ばれる、ちょうどいいサイズ感。主張しすぎることなく、お部屋の隅の余白にそっと美しく佇んでくれます。
理想の空間を叶える、選び方と配置のコツ
アクリルシェードで軽快な「PH 80 フロア(径55cm)」や、広い空間向けの「PH 4 1/2-3 1/2 グラスフロア(径45cm)」に比べ、こちらは径33cmと比較的コンパクトにおさまります。
お部屋のコーナーに置き、壁面に光を反射させることで空間に奥行きが生まれます。メイン照明がスチール製等の場合、全体が優しく光るこのフロアランプを合わせることで、光のバランスが美しく整います。
お部屋のトーンに合わせて選べる、3つの美しい仕上げ
モダンな「シルヴァー・クローム」、空間を引き締める「ブラック・メタライズド」、温かみを添える「真鍮メタライズド」の3色展開です。真鍮は白色、他は黒色のコード仕様となっており、お部屋のトーンに合わせてお選びいただけます。
>>PH 3 1/2-2 1/2 Floor 一覧はこちら
スタッフが実感した質の高さ
実際に触れると、ガラスの滑らかな質感や支柱の確かな重みなど、写真では伝わりきらない質の高さに驚かされます。お部屋の品位を崩したくない方にこそ深く刺さる一台です。クラシカルなのに現代の空間にも自然に馴染み、PK(ポール・ケアホルム)やフィン・ユールがお好きな方におすすめです。
組み立て方法について
こちらはお客様ご自身での組み立てとなります。支柱に3枚のガラスシェードを取り付けていきますが、一番下のシェードは3本のネジで固定するため、両手で慎重に作業をお願いいたします。また、組み立て後に高さ調節ナットを回すことで、光のバランスの微調整が可能です。
付属の取扱説明書をご覧になりながら、ご自身のペースでゆっくりと進めてみてください。
メンテナンスについて
定期的に(6か月程度)部品のゆるみがないか点検してください。普段のお手入れは乾拭きでほこりを取ってください。汚れがあるときは、軟らかい布に中性洗剤を浸し、よく絞って拭いた後乾拭きしてください。ガラスシェードに汚れがあるときは、シェードを1枚ずつ外し、食器用の中性洗剤と柔らかいスポンジでやさしく洗った後乾拭きしてください。ガラスシェードが破損してしまった場合、スペアパーツのご購入も可能です。ご希望の方はお問い合わせください。
夜の時間が、心からくつろげる場所に
夜、お部屋のメイン照明を少し落とし、コーナーに置いたこのランプだけを点けてみてください。ガラスを通したタスク&アンビエントの光が壁に広がり、いつもの空間がホッと一息つける落ち着いた場所に変わります。手作りのガラスがもたらす上品な温もりが、ご自宅でのくつろぎの時間をさらに豊かなものにしてくれます。
近代照明の父、ポール・ヘニングセン
光を科学し、人々の対話を促す「人道主義」
彼が「近代照明の父」と呼ばれるのは、単なるランプの形を作ったからではありません。それまでただの「明るくする道具」だった電灯を、「人々の暮らしを健やかにし、お互いの顔を美しく照らして対話を促す装置」へと変えたからです。
1920年代、普及し始めたばかりの裸電球の刺すような光は、人々の瞳孔を無理に収縮させ、表情を強張らせていました。ヘニングセンはこの「不快な眩しさ(グレア)」を近代社会の欠陥と捉え、生涯をかけて戦いに挑みました。
▲1927年当時の写真
参照:LIGHT YEARS AHEAD THE STORY OF THE PH LAMP(2000).Louis Poulsen
彼が目指したのは、光が強すぎず弱すぎもしない、瞳孔がふっと緩んで心から安らげる空間。優れた建築家であり、鋭い社会批評家でもあった彼の「質の高い光は人々の生活を救う」という徹底した人道主義が、現代の北欧デザインの根底に流れています。
光をかたちづくる。デンマークの老舗「Louis Poulsen」
職人の呼吸が宿るクラフトマンシップ
1874年に創業したLouis Poulsen(ルイスポールセン)。彼らのものづくりは、現代の効率的な大量生産とは対極にあります。シェードに使われる吹きガラスは、現在もイタリアの熟練職人が1400度の炉と向き合い、一本の竿から息を吹き込んで成形しています。手作業ゆえに生じるコンマ数ミリの厚みの違いが、工業製品にはない温もりを与えます。
世代を超えて受け継がれる「一生モノ」の約束
「形態は機能に従う」。彼らは単に美しいランプを作っているのではなく、インテリアファンや本物志向の人々が、長い年月を共にするための照明器具を真摯に作り続けています。ガラスが割れてしまった場合のスペアパーツの供給はもちろん、ソケットの位置を調整できる機構によって、時代ごとの電球の変化にも対応し、計算された完璧な配光を再現し続けることができます。 古びて捨てるのではなく、経年変化する真鍮の輝きとともに、親から子へ、そして次の世代へと受け継いでいく。ヴィンテージ照明として長く愛される、真の一生モノの価値がここにあります。