PHシリーズ最小の愛らしい形。
ルイスポールセンの美しい光を、より身近に
ルイスポールセンのPHシリーズに憧れつつも、少しハードルを感じていた方へ。
暮らしに自然と取り入れやすい、新しいPHランプが登場しました。
乳白のハンドメイド3層吹きガラスを用いた本格的な造りでありながら、どこへでも連れていけるコードレス仕様とコンパクトさが魅力。
名作をより身近に感じられる、新たな暮らしの愛用品です。
システムPHの愛らしい基本形
参照:LIGHT YEARS AHEAD THE STORY OF THE PH LAMP(2000).Louis Poulsen
灯りといえばキャンドルだった時代。「人間にとって良質な光を与える」というヘニングセンの哲学のもと、画期的な照明器具として誕生したのがPHランプです。
巻貝のカーブと同じ「対数螺旋(たいすうらせん)」をシェードに応用し、どの角度からの光も同じ角度で反射させることで、直接光が目に入らないグレアフリーを実現しました。
なめらかで美しい光のグラデーションを生み出すこの3枚シェードシステムは、2026年で100周年という節目の年を迎えました。
その記念すべき2026年6月に販売された本作は、その哲学を受け継ぐ最も小さなシェードセットの基本形です。
トップシェードは約16cm。「3:2:1」の美しい比率が、コンパクトな姿で再現されています。小さくても、まぶしさのない計算された光を届けます。
PH 1/1が愛おしい、3つのひみつ
1.ガラスが描く、眩しさのない光
眩しさのない優しい光の秘密は、ガラスシェードの構造にあります。透明・乳白・透明の3層ガラスは、高度な技術を持つ職人の手によって一つひとつ丁寧に作られています。
外側は光沢があり、内側はマットなサラサラとした質感。この「フロスト仕上げ」が光を優しく拡散し、効率的なコントロールを可能にします。不快な眩しさ(グレア)を抑え、お部屋に美しい光を広げるための大切な工夫です。
さらに、明るさを下げるほどに、夕日のような温かみのある色味へと変化する「ディム・トゥ・ウォーム」機能を搭載。無段階または4段階の調光切り替えにより、夜の深まりや過ごし方に合わせた心地よい灯りを選べます。
2.愛らしいサイズ感
直径16cm、高さ約29cmの小ぶりな設計です。本棚の隙間や食卓など、わずかなスペースにもすっきりと収まります。
重量はわずか0.8kg。ベッドサイドからリビング、書斎へと、住まいのさまざまな場所へ無理なく持ち運ぶことができます。
3.消灯時も美しい、ガラスと金属の佇まい
明かりを灯していない日中も、やや丸みのあるシェードのバランスが、空間に柔らかい印象を与えます。
小ぶりでありながら、本物のガラスならではの滑らかな手触りと、シルヴァーや真鍮が放つ重厚感が魅力。ガラスと金属という異素材の上質な組み合わせが、お部屋の中で品よいアクセントになります。
並べて分かる、2つの名作の違い
▲左:PH 1/1 ポータブル、右:PH 2/1 ポータブル
華やかに定位置を彩る「PH 2/1」と、コンパクトで身軽な「PH 1/1」。それぞれのサイズや仕様の違いは以下の通りです。空間や用途に合わせて、最適な一台を選ぶ際の参考にしてください。
1灯で存在感を放つPH 2/1とは異なり、PH 1/1は複数台を並べる多灯使いでも圧迫感がなく、リズムのある空間を作ります。
場所を選ばない、光の愉しみ方
コードレスかつコンパクトなサイズ感が、より自由なレイアウトを叶えます。
ダイニングでの語らいから、リビングでの静かな読書時間。
IP44の保護レベルを備えているため、屋内だけでなく、穏やかな夜のバルコニーやテラスといった屋外の多様なシーンでもPHランプの美しい光を楽しめます。
商品仕様・カラーバリエーション
空間に調和する、2つのカラー
シルヴァー・クローム
周囲の景色を美しく映し出し、モダンな空間に自然と溶け込みます。
真鍮メタライズド
金属を蒸気で焼き付けるPVDコーティングを採用。無垢の真鍮では再現しにくい、明るい輝きがどこから眺めても綺麗に保たれます。
日常に寄り添う、確かな仕様
シーンに合わせた調光機能
お好みの明るさを記憶するメモリー機能付きの「無段階調光」と、「4段階調光(100%・45%・20%・5%)」を自由に切り替えてお使いいただけます。
快適な充電環境
付属のUSBケーブル(Type-C to C)による充電だけでなく、市販のQi規格ワイヤレス充電器(7.5W以上)にも対応しています。コンセントから充電する際は、出力2A以上の市販ACアダプターをご使用ください。
バッテリーと充電完了のサイン
充電残量が15%以下になると、本体のインジケーター(白)が速く点滅し、充電のタイミングを知らせます。また、充電中に点滅していたインジケーターが点灯に変われば、充電が完了したサインです。
安心のアフターサポート
光源には組込式LEDを採用。長く大切にお使いいただけるよう、メーカーでのLED交換や内蔵バッテリーの交換(いずれも有償お預かり対応)など、購入後のサポート体制を整えています。
メンテナンス
定期的に(6か月程度)部品のゆるみがないか点検してください。普段のお手入れは乾拭きでほこりを取ってください。汚れがあるときは、軟らかい布に中性洗剤を浸し、よく絞って拭いた後乾拭きしてください。ガラスシェードに汚れがあるときは、シェードを1枚ずつ外し、食器用の中性洗剤と柔らかいスポンジでやさしく洗った後乾拭きしてください。ガラスシェードが破損してしまった場合、スペアパーツのご購入も可能です。ご希望の方はお問い合わせください。
ご購入前のよくあるご質問
Q. 組み立ては必要ですか?
A. はい、組み立てが必要です。配送時の破損を防ぐため、ガラスシェードは取り外した状態での納品となります。
Q. 屋外でそのまま出しっぱなしにしても大丈夫ですか?
A. IP44の保護レベルを備えておりますが、防水・防塵性能は永続的なものではありません。水濡れによる損傷は保証対象外となりますので、テラス等でお楽しみいただいた後は、必ず屋内へ保管してください。
Q. 充電ケーブルを接続したまま点灯しても大丈夫ですか?
A. バッテリーの劣化や故障の原因となるため、充電しながらの点灯(使用)はお控えください。充電が完了した後にケーブルを外し、コードレスの状態でご使用いただくようお願いいたします。
近代照明の父、ポール・ヘニングセン
光を科学し、人々の対話を促す「人道主義」
彼が「近代照明の父」と呼ばれるのは、単なるランプの形を作ったからではありません。それまでただの「明るくする道具」だった電灯を、「人々の暮らしを健やかにし、お互いの顔を美しく照らして対話を促す装置」へと変えたからです。
1920年代、普及し始めたばかりの裸電球の刺すような光は、人々の瞳孔を無理に収縮させ、表情を強張らせていました。ヘニングセンはこの「不快な眩しさ(グレア)」を近代社会の欠陥と捉え、生涯をかけて戦いに挑みました。
▲1927年当時の写真
参照:LIGHT YEARS AHEAD THE STORY OF THE PH LAMP(2000).Louis Poulsen
彼が目指したのは、光が強すぎず弱すぎもしない、瞳孔がふっと緩んで心から安らげる空間。優れた建築家であり、鋭い社会批評家でもあった彼の「質の高い光は人々の生活を救う」という徹底した人道主義が、現代の北欧デザインの根底に流れています。
光をかたちづくる。デンマークの老舗「Louis Poulsen」
職人の呼吸が宿るクラフトマンシップ
1874年に創業したLouis Poulsen(ルイスポールセン)。彼らのものづくりは、現代の効率的な大量生産とは対極にあります。シェードに使われる吹きガラスは、現在もイタリアの熟練職人が1400度の炉と向き合い、一本の竿から息を吹き込んで成形しています。手作業ゆえに生じるコンマ数ミリの厚みの違いが、工業製品にはない温もりを与えます。
世代を超えて受け継がれる「一生モノ」の約束
「形態は機能に従う」。彼らは単に美しいランプを作っているのではなく、インテリアファンや本物志向の人々が、長い年月を共にするための照明器具を真摯に作り続けています。ガラスが割れてしまった場合のスペアパーツの供給はもちろん、ソケットの位置を調整できる機構によって、時代ごとの電球の変化にも対応し、計算された完璧な配光を再現し続けることができます。 古びて捨てるのではなく、経年変化する真鍮の輝きとともに、親から子へ、そして次の世代へと受け継いでいく。ヴィンテージ照明として長く愛される、真の一生モノの価値がここにあります。