形を変えて寄り添う、自由なくつろぎの場所
背もたれに細い木の棒を美しく並べた、軽やかな無垢材の「スポークバックソファ」。
どっしりとしたソファとは一線を画す、視線が止まらないスレンダーなシルエットが特徴です。
英国の伝統と北欧の感性が融合した、リズムのある軽快な佇まいが、現代の暮らしに心地よく溶け込みます。
スポークバックとは?
自転車の車輪(スポーク)のように、細い棒を等間隔に配置した背もたれの形式。少ない材料で強度を保ちつつ、軽やかな視覚効果を生む伝統的な意匠です。
1945年に描かれた「未来の暮らし」
1945年の展覧会で発表された、ボーエ・モーエンセンとハンス・J・ウェグナーの共同デザイン。
何世代にもわたり愛用される「実用的な家具」を作りたいという、デザイナーの哲学が息づく傑作です。
静けさと控えめな佇まいを大切にした確かな信念が、現代の暮らしの風景にも心地よく馴染みます。
くつろぎの時間を深める、造りのひみつ
底付き感のない深い座り心地
座面下には、強靭な天然繊維であるジュート(黄麻)と麻を編み込んだ帯(ウェビング)を張っています。耐久性に優れたこの構造が、薄いクッションからは想像できない適度な張りと弾力を生み出します。
長時間腰を据えても疲れにくく、身体をしっかりと預けられる、底付き感のない深い座り心地を実現しました。
姿勢に合わせて形を変える背もたれ
片側のアームを倒せば、脚を伸ばしてくつろげるシェーズロング(長椅子)へと変化します。
角度調節を支えるのは、太く丈夫なレザーのストラップ。
語らいを楽しむソファとしての機能と、デイベッドの心地よさを兼ね備え、その日の気分に合わせた自由な姿勢での休息を叶えます。
360度どこから見ても美しい造形
背中のカーブに合わせて丁寧に接合された細い木枠(スポーク)部分は、後方から見ても美しい造形とプロポーションを保ちます。
壁際だけでなく、部屋の中央など間取りに合わせて自由に配置が可能。
クッションは裏返して使えるリバーシブル仕様なので、日々の使いやすさも兼ね備えています。
家族の距離感を優しくつなぐ居場所
背面が緩やかに丸みを帯びたフレームは、空間を優しく包み込むような美しい造形。
160〜197cmのゆったりとした横幅は、二人が腰掛けても近すぎず、穏やかな会話を育む絶妙な距離感を保ちます。それぞれが別の姿勢でくつろいでも干渉しない懐の深さが、家族の温かな居場所を作り出します。
選ぶ愉しみ、理想を叶えるバリエーション
オーク材(ソープ、オイル、ブラックラッカー仕上げ)とビーチ材(ソープ仕上げ)の4種から選択可能です。張り地は、フレデリシアのコレクションから、上質なファブリックとレザーを自由にお選びいただけます。
ご自宅のインテリアのトーンに合わせて、長く愛せる最適な組み合わせを見つけることができます。
リアルな心地よさを紐解く、体感レビュー
実際に腰掛けてみると、アームの角度を固定する太いレザーストラップは頼もしく、しっかりとした安心感があります。可動部の耐荷重目安は30kgですが、頭や上半身を預けて寝転ぶ程度であれば、体重60kg台後半のスタッフでも問題なく、脚を伸ばしてゆったりとくつろぐことができます。
メンテナンス
木部 ソープ仕上げ
無塗装の木に近い自然な風合いで、時とともに美しいパティーナ(味わい深さ)が生まれます。年に1〜2回、天然のソープ水で手入れを重ねることで、木肌に汚れへの耐性が備わります。オーク材は水分や石鹸を含ませすぎると変色しやすいため、スポンジで木目に沿って優しく馴染ませ、水気を残さないのがポイントです。
木部 オイル仕上げ
木部に施されたオイル仕上げは柔らかな手触りを生み、経年により美しい自然な味わいを深めます。
日常のお手入れは清潔な布での乾拭きを基本とし、乾燥や退色が気になるときは年に1〜2回のオイル塗布を行うことで色合いを保つことができます。木の歪みを防ぐため、裏面や端を含めた全体に均等にオイルを馴染ませることが大切です。
ファブリック
週に一度、柔らかいノズルを用いて中程度の吸引力で優しく掃除機をかけます。万が一汚れた際は、生地の傷みや色落ちを防ぐため決して強くこすらず、端から中心に向かって優しく叩くように処置することで、いつまでも美しい状態を受け継ぐことができます。
ご購入前のよくあるご質問
Q. 搬入経路が通るか心配です。
A. 本製品は幅が最大約197cm、奥行きが約76.5cmあります。向きや角度を工夫することで搬入可能なケースも多いですが、住宅環境により異なります。
まずはこちらの「搬入経路のご確認について」をご覧いただき、ご不安な点はお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
Q. 将来、クッションやカバーだけを新しくできますか?
A.
はい、可能です。クッションは取り外し可能な構造になっており、中材の交換やカバーの掛け替えに対応しています。また、可動部を支えるレザーストラップのみの単品購入も可能です。必要に応じて手を加え、何世代にもわたって長くご愛用いただけます。
デザイナー|日常の美を追求した2人の巨匠
Børge Mogensen|ボーエ・モーエンセン
ボーエ・モーエンセンは、使用する人びとを核とする、その独特のデザインアプローチで耐久性に優れた家具を世に送り出してきました。第二次大戦後、デニッシュモダンを牽引した大きな影響力を残すデザイナーの一人です。
Hans J. Wegner|ハンス J. ウェグナー
世界中で愛され続ける名作を数多く生み出した「椅子の巨匠」
1914年、デンマークの南ユトランドに生まれたウェグナー。主に椅子のデザインを追求し、500以上のデザインをしていることから、椅子の巨匠として世界中で知られています。見た目の美しさと、人間工学的な人の使い心地のよさとの融合を探求し続けた家具デザイナーです。2007年1月26日、92歳で逝去。