朝の光が似合う。FRITZ HANSENの新章「AFTER」チェア
2025年、創業153年を迎えたデンマーク家具ブランドFRITZ HANSEN が発表した新作「AFTER」シリーズ。
照明や家具、オブジェのデザインで知られるマイケル・アナスタシアデスとの初のコラボレーションによって生まれました。
▲PK12やフォーボーチェアとAFTERを前に、対話するアナスタシアデス
アナスタシアデスは、デンマークデザインの礎を築いたコーア・クリントやポール・ケアホルムといった巨匠たちの思想に敬意を払いながら、要素をそぎ落とし、形と構造をあらためて見つめ直しました。
そこから生まれたのは、クリーンなラインと建築的な明快さを備えた、幾何学的で根源的なフォルムです。
どこか FRITZ HANSENの伝統を感じさせながらも、これまでのイメージを更新する佇まい。
「AFTER」という名前には、ブランドの歴史を受け継ぎ、その“先”へ進むという意志が込められています。
光を受けて、美しく整うチェア
朝の光が差し込むダイニングに、すっとなじむ明るい木の椅子
「AFTER」チェアの魅力は、まずアッシュ無垢材の軽やかでクリーンな佇まいにあります。 ナチュラルでありながら、どこか静けさをまとったような落ち着きを感じさせます。
アッシュは、家具によく使われるオークやビーチと比べても色味が明るく、木目がすっきりしているのが特徴です。
一点一点異なる木目の表情が、その椅子だけの個性となり、日々の暮らしの中で少しずつ愛着を深めてくれます。
光を受けて浮かび上がる木目と、直線と曲線の美しい調和
光を受けたフレームには、アッシュ特有のまっすぐで美しい木目が浮かび上がります。
素材の清潔感と明るさが際立ち、空間に軽やかなリズムをもたらします。
そこに重なるのは、直線と曲線のバランス。
脚部は平たく無骨なほどにストレートなラインで構成され、一方でアームや背のラインにはやわらかな曲線が添えられています。
このコントラストが「AFTER」チェアをただのナチュラルチェアではない、静かな緊張感をもつ存在へと引き上げています。
構造の美しさが、そのまま佇まいになる
4本の脚の上に、すっと乗るように構成されたアーム。
まるで軽やかに“置かれている”ようにも見えるこのデザインは、構造の合理性と視覚的な軽やかさを同時に成立させています。
アームを支える脚は、平たく均一な太さの木材で構成されたストレートなフォルム。
丸みやテーパーを持たない、やや無骨ともいえるその表情が、アッシュ材のクリーンな印象と絶妙に調和します。
一見シンプルでありながら、見れば見るほどにバランスの妙を感じる設計です。
身体をやさしく受け止める、ゆるやかな座面
座面は広く、わずかにくぼみを持たせた形状。
真っ平らではなく、自然に身体を預けられるよう設計されています。ダイニングチェアでありながら、どこかラウンジチェアのような安心感。
食事の時間だけでなく、そのまま少し長く座っていたくなるような、やさしい座り心地です。
さらに、専用のナチュラルレザーシートを組み合わせることで、座り心地はよりしなやかに。
木の硬さとレザーの柔らかさが重なり、日常にちょうどいい快適さをもたらします。
細部に宿る、丁寧な設計
脚やフレームには無垢材を使用し、座面と背もたれには成形合板を採用。
強度と軽やかさを両立した、合理的な構造です。
一見すると、背もたれは一枚の無垢材をそのまま曲げたようにも見えます。けれど実際には、成形合板ならではの技術によって生み出されたもの。
自然な“木のしなり”に任せるのではなく、背中にしっかりと沿うように、意図をもって描かれたカーブです。
脚先の足裏にはグライドが埋め込まれており、床への当たりにも配慮された設計に。
こうした細やかなつくり込みが、日々の使いやすさと心地よさをさりげなく支えています。
テーブルとともに完成する、整った風景
同シリーズの「AFTER」テーブルと組み合わせることで、空間に美しい統一感が生まれます。
アームチェアでありながら、テーブルの脚間や高さとのバランスが丁寧に設計されているため、「収まらない」「当たってしまう」といったストレスがありません。
すっと引き、自然に収まり、また引き出す。
その一連の動作までもが、静かに整えられているような心地よさがあります。
単体でも美しく、組み合わせることでより完成度が高まる。
「AFTER」シリーズならではの魅力です。
スタッフレビュー
「見た目はとてもすっきりしているのに、実際に座るとしっかりとした安心感があります。座面のわずかなカーブがちょうどよく、長く座っていても疲れにくいです。」
「脚の少し無骨な印象と、アームのやわらかいラインのバランスがとてもきれいで、どの角度から見ても様になります。」
「AFTERテーブルと合わせたときの収まりの良さに驚きました。アームがあってもすっと入るので、日常使いのストレスがありません。」
選べるバリエーション
① アッシュ
アッシュ無垢材(オイル仕上げ)
② バーガンディ塗装
カラードアッシュ(バーガンディ)仕様
お手入れの仕方・お取り扱いの注意点
無垢材:
https://www.fritzhansen.com/ja/sales-support/care-and-maintenance/untreated-solid-wood
カラードアッシュ:
https://www.fritzhansen.com/ja/sales-support/care-and-maintenance/lacquered-or-coloured-wood
FRITZ HANSEN
時代を超えるデザインが集う、北欧の老舗ブランド
フリッツ・ハンセンは、創業150年以上の歴史を誇るデンマークの老舗家具ブランドです。創業以来、アルネ・ヤコブセンやポール・ケアホルムといった巨匠デザイナーとのコラボレーションにより、時代を超えて愛される名作を生み出し続けています。
クラフツマンシップと北欧のデザイン哲学が融合した家具は、木製以外にもスチールやレザーといった上質な素材と、洗練されたフォルムが特徴。セブンチェアやエッグチェアなど、彫刻作品のような名作の数々。単なる家具ではなく、空間全体を洗練された雰囲気に包み込みます。家具のみならず、照明やアクセサリーまで、トータルインテリアを提案できる豊富なラインナップも魅力です。
デザイナー / Michael Anastassides(マイケル・アナスタシアデス)
テクノロジーではなく、もののオブジェ性や、ものと人との関係性を深く追求したデザイナー
1967年、キプロス島生まれ。 ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートとインペリアル・カレッジ・ロンドンで工業デザインと工学を学び、?1994年に自身のロンドンデザインスタジオを設立。アナスタシアデスはとくに照明器具で有名であり、自身のスタジオへの依頼の80%が照明器具関連のものである。彼は反射性材料(鏡面仕上げのガラスや、光沢のある青銅など)を使うことが多く、これにより自身の作品が周囲の空間と相互作用しながら見えなくなり、独立して浮いているかのようである。彼の照明は世界中のホテルやレストラン、店舗などで見ることができる。 2007年には自身のデザインの可能性を広げるため「Michael Anastassiades」ブランドを立ち上げ、照明、家具などを制作し、絶え間ない探求や選択、個性とデザインの一貫性を発表している。この活動により、FLOS、Herman Miller、Salvatori、Nilufar、スウェーデンのSvenskt Tennなどの世界的に有名な数多くのブランドとのコラボレーションが実現した。シンプルでクラフト感を感じさせる、感性に働きかけるデザインが特徴。アートと工業デザインの間に位置する彼の作品は、実用的な機能と詩的で謎めいた魅力の両方を兼ね備えている。その作品は、ニューヨーク近代美術館、V&A博物館などのパーマネントコレクションに選定されている。