モーエンセンソファ Model 2212
北欧家具の巨匠ボーエ・モーエンセンの代表作「2212ソファ」。1962年に自邸用にデザインされた本作は、シンプルで生活に溶け込む機能性と、素材を活かした気品あふれる佇まいが見事に融合しています。世界中の大使館等で選ばれる重厚さと高い品質。日常を豊かにする普遍的な美しさを持つ至高のソファです。
直線と曲線が織りなす、飾らない心地よさ
1962年、ボーエ・モーエンセンが自邸のために設計した3人掛けソファ「Model 2213」。その思想とデザインをそのまま2人掛けサイズに凝縮したのが、この「Model 2212」です。
慌ただしい日々から帰り、ふっと息をつく場所。
そんな何気ない日常の風景に静かに寄り添う名作。
端正なフォルムの中に秘められた、体を優しく包み込む柔らかなクッション。流行に左右されない普遍的な造形が、飾らない本質的な心地よさを生み出します。
デザイナーが自邸のために描いた理想形
インスピレーションの元となったのは、頭まですっぽりと覆われたイギリスの伝統的な椅子「ポーターズ・チェア」や、師コーア・クリントの箱型ソファです。モーエンセンはそれらの優れた構造を研究し、装飾を削ぎ落としました。
自身が頭から足までぴったりフィットする「究極のソファ」を目指し、自邸のために妥協なく設計されたのです。
「一生もの」を支える、見えない細部へのこだわり
空間を整える直線美と、美しさを守るパイピング
背もたれからアームへと下るなだらかな曲線と、外側の直線的なフォルム。視覚的な凹凸を抑えた水平なラインは、部屋の中央に配置しても視界を遮らず、空間を美しく区切る役割を果たします。
熟練職人が施すパイピングは、単なる装飾ではありません。革の角の摩耗や伸びを防ぎ、縫い目を隠すことで美しさを保ちながら全体の強度を高めるという、複数の重要な役割を担っています。
全方位を包み込み、心地よく支える緻密な構造
座面から背もたれ、アームの内側まで、身体が接する場所がクッションで覆われているため、どの角度で触れても柔らかな安心感があります。
背中のクッションは9つのポケットに分割され、コーナーを三角形に仕切ることで羽毛の偏りを防ぎます。
フェザー(羽毛)とウレタンチップの混合材が座った瞬間に体を優しく包み込み、あえて厚みを抑えた設計と外側の張地の張力により、一定の深さでしっかりと体を支えます。長時間座っても疲れにくい確かなサポート力を生み出します。
年月と共に育つ張地と、世代を超えて受け継ぐ造り
無垢材の脚部がフレーム上部まで伸びる非常に堅牢な作りが特徴です。簡単に壊れる心配がなく、25年の長期保証が設定されるほどの耐久性を誇ります。
フレデリシア社が厳選する高品質な素材は、使い込むほどに体に馴染み、日々のシワや風合いも家族の歴史として愛着に変わります。
すべてのクッションは取り外せるセパレート式で、隙間の掃除がしやすく、カバーの着脱も可能なためメンテナンス性も抜群です。
手をかけながら特有の経年変化を愉しめる「一生もの」として、世代を超えて受け継いでいただけます。
モーエンセンが自邸で愛した、家族の時間
モーエンセンは自邸を「実験室」と呼び、家族と過ごす中で座り心地を磨き上げました。
幅158cmのサイズは、2人で並んで語り合うにも、1人で脚を伸ばして読書に没頭するにも最適です。
彼が愛した「家族との団らん」と「静かな休息」。その両立を叶える設計が、現代の私たちの暮らしにも穏やかな調和をもたらします。
スタッフが体感した「ふわしっかり」の座り心地
「ウレタン単体では出せない、座った瞬間の『ふわっと』沈み込む優雅な感触が特徴です。外側のレザーがクッションを支え一定の深さで止まるため、最終的にはしっかりとした座り心地が得られます。まさに、『ふわしっかり』とした座り心地です。」
これはレザー仕様での体感ですが、ファブリックでもその本質的な心地よさは変わりません。
お部屋に合わせて選べる仕様とサイズ
2人掛け(Model 2212):W158×D81×H80 / SH43(cm)
3人掛け(Model 2213):W221×D81×H80 / SH43(cm)
脚部は、オーク材4種(ソープ、オイル、ライトオイル、ブラックラッカー)と、ウォルナット材(オイル仕上げ)から選択可能です。張地は、経年変化を愉しむアニリンレザーやお手入れしやすいセミアニリンレザー、ヌバック、多彩なファブリックから仕立てられます。
公共施設等での使用を想定した、硬めのウレタン芯材への仕様変更も、オーダーにて承っております。
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手をかけるほど、愛着は深まっていく
レザーのお手入れ(アニリン・セミアニリン等)
普段は柔らかい布で乾拭きをするだけで十分です。液体をこぼした際は、すぐに冷水を固く絞った布で全体を拭き取ってください。年に1~2回、専用のクリーナーとクリーム(レザーマスター社製を推奨)で潤いと栄養を補給することで、革を健やかに保ち、美しい経年変化を愉しめます。
※起毛革である「ヌバック」をお選びの場合は、シミの原因となるためレザークリームは使用せず、専用のケア用品をご使用ください。
ファブリックのお手入れ
週に1回を目安に、柔らかいノズルでこまめに掃除機を掛けてホコリを取り除いてください。
万が一シミができた際は、こすらずに清潔な布やスポンジで外側から中心に向かって叩きながら落とします。油性のシミには専用洗剤を使用し、最後は変色や輪ジミを防ぐためにドライヤーでしっかり乾かすのがポイントです。固形物が付着した場合は、先にヘラなどで優しく取り除いてから対処してください。
クッションの形を保つために
日常的に、クッションの上下左右から空気を含ませるように軽く押して形を整えてください。このひと手間で内部の羽毛が復元し、本来のふかふかとした美しいフォルムと弾力が保たれます。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 搬入時の最小間口はどのくらい必要ですか?
A. 搬入経路は、お部屋の形状や角の有無により条件が異なります。事前に計測いただく際のポイントを以下のページにて詳しくご案内しておりますので、必ずご確認ください。
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デザイナー|ボーエ・モーエンセン
Borge Mogensen
ボーエ・モーエンセンは、使用する人びとを核とする、その独特のデザインアプローチで耐久性に優れた家具を世に送り出してきました。第二次大戦後、デニッシュモダンを牽引した大きな影響力を残すデザイナーの一人です。