【時を超える名作】北欧デザインの原点|K96620 フォーボーチェア
デンマークの巨匠コーア・クリントが1914年に手掛けたKK96620 フォーボーチェア。
素材、フォルム、機能が美しく融合し、発表以来、時代を超えて愛され続ける、唯一無二の名作です。
美術館のために作られた椅子
1914年、デンマーク南部の港町フォーボー。 ここに新設される美術館のために、一脚の椅子が生まれました。
デザインを任されたのは、20代半ばの若きコーア・クリント。
後に「デンマークモダン家具デザインの父」と称される彼は、当時主流だったイギリス様式に敬意を払いながらも美術館にふさわしい新たなデザインを模索しました。
重厚な装飾をそぎ落とし、軽やかなラタン編みを取り入れ、均整の取れたプロポーションを実現。
こうして誕生した椅子は、デンマーク家具の転機を象徴する歴史的名作となったのです。
伝統と革新をつなぐ、「リ・デザイン」
コーア・クリントを語る上で欠かせないのが、「リ・デザイン」という考え方です。
何世代にもわたり受け継がれてきた古典家具の本質を見極め、機能的かつシンプルに再構築する――それが彼のデザイン哲学でした。
「古典は我々よりもモダンである」という言葉からも、伝統的手法への深い敬意がうかがえます。
時を超える価値
古典とモダニズムが調和し、それまでにない魅力を湛えたこの椅子は、
やがて「フォーボーチェア」と呼ばれるようになり、
100年以上を経た今もなお、美術館で来館者を迎え続けています。
選ばれる理由 ――本物だけが放つ存在感
洗練された美しいフォルム
フォーボーチェアの大きな魅力は、その造形美。
黄金比に基づく背もたれのカーブが前脚へと優雅に流れ、自然に肘を支えるアームへとつながります。
均整のとれたプロポーションが、空間に凛とした品格をもたらします。
軽やかさに宿る品格
手に取ると想像以上の軽さに驚かされます。
背もたれのラタン編みは、視覚的な美しさと軽量化を両立させる巧みな工夫です。
堂々とした佇まいと軽やかさ——相反する魅力がひとつの椅子に見事に共存しています。
素材が語る、クラフトマンシップ
選び抜かれた素材は、木目の美しさやぬくもりを最大限に引き出す仕上げ。
使い込むほどに味わいは深まり、時間とともに魅力を増していきます。
ラタン編は、熟練の職人の手仕事の証。
一本一本丁寧に編み上げられた背もたれには、細部にまで行き届いた美意識が宿ります。
触れるたびに、確かな上質さを実感できることでしょう。
デザインがもたらす快適さ
背もたれのカーブとアームのラインが体を自然に受け止め、
ゆったりとした座面が格別な座り心地をもたらします。
スタッフが語る、フォーボーチェアの魅力
デザインの美しさを実感
上から見ると、背もたれからアームへと流れるラインがとても美しく、横から見ると、アームから前脚への直角のラインと後脚の優美なカーブとの対比が印象的。
つい、さまざまな角度から眺めたくなります。
見て、触れることで、コーア・クリントの哲学を肌で感じられます。
椅子の持つ力
書斎やダイニングはもちろん、廊下の突き当たりに置くだけでも、空間がぐっと引き締まるのが分かります。
モダンやクラシック、和室や無機質な空間まで、違和感なく馴染むのは、この椅子ならではの力。
美術館のために作られた椅子だけあって、施設やギャラリーなど公的空間でもしっかり存在感を放ち、どのシーンでも落ち着いた品格を添えてくれる――そんな椅子です。
こんな方におすすめ
・上質な木の温もりと快適な座り心地、本物のデンマーク家具を日常に取り入れたい方
・流行に左右されず、世代を超えて受け継ぐ「一生もの」の椅子を選びたい方
・デンマーク近代家具デザインの父、コーア・クリントの名作を体感したい方
・リビングや書斎、ゲストルームに、落ち着いた品格と存在感を添えたい方
・現在も美術館で使われる椅子を、自宅に迎え入れたい方
KK96620 フォーボーチェア|バリエーション
KK96620 フォーボーチェア|バリエーション
仕様につきましては、様々な種類がございます。
素材の詳細や、張地をお選びいただく際は、スタッフがサポートさせていただきますのでお気軽にCONNECTまでお問合せ下さい。
最後に… 椅子選びでお悩みの方へ
例えば、こんなお悩みはありませんか?
「たくさん種類があって、結局どれを選べばいいか分からない…」
「今持っている家具とのコーディネートに悩む…」
「家族みんなが快適に座れる、高さやサイズの椅子って?」
どんな些細なことでも構いません。もし、何か不安なことや疑問点があれば、遠慮なくおっしゃってください。
一つひとつ丁寧にお答えいたします。
まずは、お気軽にCONNECT公式LINEまでお問い合わせください。
あなたにぴったりのチェアをご提案いたします。