case 09 BELLUSTAR TOKYO
【BELLUSTAR TOKYO】コレクションは、新宿歌舞伎町エリアの東急歌舞伎町タワーの最上部にあるBELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotelの45階以上の3フロアに設えるためにデザインされました。
BELLUSTAR TOKYOはプライベートでさり気ない、ヒューマン・セントリックなラグジュアリーゲストハウスです。大都市から富士山まで途切れることのない景色が眺められるよう、東京のスカイラインの上に位置しています。
芦沢啓治建築設計事務所とノーム・アーキテクツは協働で内装デザインを担当し、インテリア要素と家具を数点制作しました。
本プロジェクトはノーム・アーキテクツにとって、東京のような大都市の中心で実施する初のプロジェクトでもあります。自然の光景ではなく、高層ビルとインフラが広大に広がるランドスケープを誇る、鉄とガラスの現代的な高層ビルにノームアーキテクツのデザインアプローチをもたらしました。
空間を構成する、豊かな表情の素材や美しくシンプルなディテールが、東京の中心にありながらも、リラックス感と非日常感の両方を滞在にもたらします。
芦沢啓治建築設計事務所
2005年、東京にて芦沢啓治建築事務所を設立。建築設計にとどまらず、家具・照明デザイン、金物製作など建築空間にかかわる多くのものを手掛けています。
素材との対話を通じて、特性を最大限引き出す「正直なデザイン」が特徴。空間からデザインを考え、理論だけでなく、そこで暮らす人の生活をイメージし、現場での様々な気付きを大切にしています。
Norm Architects
デンマーク・コペンハーゲンを拠点に活動するデザインスタジオ「Norm Architects(ノーム・アーキテクツ)」。
2008年に設立され、「ソフトミニマリズム」というデザイン哲学のもと、建築やインテリアデザイン、アートディレクションなど広い分野で活躍しています。
見た目の美しさだけでなく心地よさも追求することで、空間はより考え抜かれたものとなり、ミニマリズムは柔らかさをまとう。加えるものも削るものも何もないという、絶妙なバランスと自然な心地よさを見出すことが神髄。