Enigma 425
宙に漂う4枚の光のウイング。光の彫刻のような印象が、洗練された日本のミニマリズムを感じさせます。グレアを完全にカットする4枚のアクリルシェードは極細のワイヤーで吊られており、下方に向けて柔らかい透過光をたっぷりととどけます。光源の光を直接受けるシェードの上面はマット仕上、下面は光沢仕上げとしています。2004年iF賞受賞。
名作家具を美しく引き立てる、
浮遊する光の造形
名作家具に合う、定番とは少し違う洗練された照明を探している。
ただ部屋を明るくするだけではなく、家具や建築の素材感まで美しく引き立てたい。
Enigma(エニグマ)は、そんな「何を照らすか」にこだわる方のためのペンダントライトです。
光を灯さない昼間は、極細ワイヤーに支えられた薄いシェードが、まるで空間に浮かぶアートのように佇む。
夜は、光と影の表情によって、家具や素材の魅力を静かに引き立てます。
視線を奪う、不思議な浮遊感
「Enigma(エニグマ)」とは、“謎”を意味します。
その名の通り、思わず「どうなっているのだろう?」と見上げてしまう不思議な浮遊感が特徴です。
部屋全体を均一に照らすのではなく、特殊な光源を採用するという独創的な発想で、家具や素材の表情を美しく引き立てます。
さらに、光と影が織りなす豊かな表情と、まるで空間に浮かんでいるような不思議な存在感が、見る人の好奇心をくすぐり、静かに視線を奪う魅力があります。
定番とは違う、空間を美しく魅せる理由
01|家具や素材の魅力を引き出す、光の演出
特殊なLED電球は指向性のある光を生み出し、照らす対象の輪郭や素材の表情を美しく引き立てます。
その光が複数のシェードを通ることで柔らかく拡散され、家具に美しい陰影を描きながら、空間全体を心地よく照らします。
単に明るさを確保するのではなく、光の広がり方や見え方まで丁寧に設計すること。
それはルイスポールセンの照明に共通する「光そのものをデザインする」という考え方であり、時代や流行に左右されることなく、長く愛され続ける理由のひとつです。
02|軽やかさと美しい光の広がりを生むシェード
極細の3本ワイヤーで支えられた、わずかに浮かぶような薄いアクリルシェード。
視線や空間の広がりを遮ることなく、軽やかで洗練された印象を与えます。その佇まいは、まるで空間に浮かぶアート作品のようです。
ガラスのような高い透明感を持つ射出成型アクリルを採用し、上面にはマット、下面には光沢加工を施すことで、まぶしさを抑えながら光を美しく拡散します。
03|シャンデリアを再解釈した日本的な美
デザイナーの内山章一氏は、従来の「シャンデリア」が持つ華やかさや光の重なりに着目し、現代の暮らしに合わせて再解釈することでエニグマを生み出しました。
複数の薄いシェードが重なり合う姿は、シャンデリアの持つ豊かな光の表情を思わせながらも、極細ワイヤーで支えることで、驚くほど軽やかで静かな佇まいを実現しています。
装飾で存在感を示すのではなく、光の広がりや空間に生まれる余白によって美しさを感じさせるデザイン。
そこには、日本的な「間」や引き算の美意識にも通じる、内山氏ならではの繊細な感性が感じられます。
素材を引き立てるコーディネート
CONNECTがおすすめするサイズは「Enigma 425」です。545ほどの圧倒的なボリュームはありませんが、日本の住空間に自然と馴染みながら、美しい存在感を放つバランスの取れたサイズです。
器具そのものが主張するのではなく、照らす対象の表情を繊細に映し出すエニグマ。
木や石、スチールなど、素材感や経年変化を楽しめる家具と組み合わせることで、素材が持つ豊かな表情を引き出し、エニグマならではの光の美しさをより深く楽しむことができます。
伝統と革新を融合した造形
デザイナーの内山章一さんは、ルイスポールセンの長い歴史の中でも数少ない日本人デザイナーの一人です。世界的な照明ブランドの中で、日本人デザイナーによる照明が今も愛され続けていることは、その独自の美意識が高く評価されている証でもあります。
器具の形を主張するのではなく、「光によって周囲の空間をどう美しく見せるか」を追求した内山氏の思想は、ルイスポールセンの光の哲学と深く共鳴しています。シンプルでありながら存在感のある造形が、空間に凛とした静けさをもたらします。
FRISBIとEnigma、どちらを選ぶ?
ワイヤーで支えられたシェードや、薄い円盤状のシェードなど、共通した美しさを持つ「FRISBI(フリスビ)」と「Enigma(エニグマ)」。どちらも視線を遮らず、空間に軽やかに浮かぶようなデザインですが、光の表現や空間に与える印象は異なります。
「明るさをしっかり確保したいのか」「光と影のコントラストを楽しみたいのか」
理想の空間に合わせて選ぶことがおすすめです。
FRISBI(フリスビ)
空間全体を柔らかく照らす、軽やかなペンダント
▲FLOS(フロス) / FRISBI(フリスビ)
フリスビは、シェードを通して光が広がることで、空間を均一に明るく照らすペンダントライトです。
100W相当の十分な明るさがあり、ダイニングなど日常的に光量が必要な場所におすすめです。
直径60cmの大きめのシェードは、空間に存在感を与えながらも、透明感のある素材によって圧迫感を感じさせません。
光を柔らかく拡散する乳白色のポリカーボネート製シェードを採用し、まぶしさを抑えながら心地よい光を届けます。
Enigma(エニグマ)
光の陰影を楽しむ、浮遊感のあるペンダント
エニグマは、ハロゲン光源による指向性のある光で、テーブルや家具、素材の質感を美しく引き立てる照明です。
フリスビと比べると明るさは控えめですが、フロアランプやテーブルランプなどと組み合わせて、光のコントラストや奥行きを楽しむ空間づくりに適しています。
2種類のサイズ、2色のカラー展開があり、よりインテリアに合わせた選択が可能です。
薄いシェードが幾重にも重なることで生まれる美しい光のグラデーションは、エニグマならではの魅力です。
製品仕様とバリエーション
サイズ比較表
共通仕様
シェード:射出成型アクリル(半透明ホワイトまたはブラック、上面マット仕上)
ソケットカバー・パイプ:アルミ(ヘアライン仕上または黒色塗装仕上)
ワイヤー:ステンレス
コード:1.5m
その他仕様:引掛シーリング取付型、IP20(屋内用)、フランジ・コードハンガー付属
カラーバリエーション
ホワイト(コード:半透明)、ブラック(コード:ブラック)の2色展開です。空間のトーンやインテリアに合わせてお選びいただけます。
日々のお手入れと取り扱い
安全にご使用いただくため、6か月に一度を目安に、部品のゆるみがないか点検してください。
普段のお手入れは、乾いた柔らかい布でほこりを拭き取ってください。
汚れが付着した場合は、柔らかい布に薄めた中性洗剤を含ませ、よく絞ってから拭き取り、その後乾拭きしてください。
FAQ|よくあるご質問
Q. 組み立ては必要ですか?
A. ご使用前に組み立てが必要です。
アクリルシェードが本体から取り外された状態で梱包されています。
天井へ器具を設置した後、3本のワイヤーにシェード1~3を付属のナットで固定し、最下段のシェード4を専用のネジで取り付けます。最後にソケットへ同梱のLED電球を取り付ければ、組み立ては完了です。
詳しい手順については、付属の取扱説明書をご確認ください。
デザイナー|内山章一とは?
内山章一は、光の美しさを追求し続ける日本を代表する照明デザイナーです。
照明器具そのものを主張させるのではなく、光が空間にどのように広がり、人やものをどのように美しく見せるかを大切にしたデザインを数多く手掛けています。
まぶしさを抑えた心地よい光、素材や空間と調和する繊細な光の表現。その独自の視点から生まれる照明は、国内外で高く評価され、これまでドイツのiFデザイン賞や日本のグッドデザイン賞など、数々の賞を受賞しています。
老舗照明ブランド、ルイスポールセンとは?
北欧デンマークの照明ブランド。創業一族のポールセン一家は1800年代末頃から工具・電気用品の販売を手掛けていました。1924年にパリの博覧会のためにポール・ヘニングセンと共同で開発した照明器具が高い評価を得て、照明器具の発売を開始。これが100種類以上のラインナップを誇るPHシリーズの始まりとなりました。現在では、ルイスポールセンは近代照明のルーツといわれ、世界の照明デザインに大きな影響を与えている"北欧のあかり"となっています。
取り付けについて
図の配線器具がついていれば、本体の取り付け・取り外しが電気工事なしで簡単に行えます。
【 ペンダントコード長さ加工価格 】
引掛シーリングキャップ上端から、器具下端までが全長となります。加工は全長をご指定ください。
※コード加工の際に、多少の誤差が生じる場合がございます。予めご了承ください。
| 種類 |
カット (短縮) |
既製全長~4mまで (延長) |
4m超~6mまで (延長) |
 通常の引掛シーリング [A] |
¥5,720 | ¥8,800 | ¥11,000 |
 ダクトプラグに変更 [B] |
¥6,820 | ¥9,900 | ¥12,100 |
| ワイヤー吊りタイプ |
¥8,800 | ¥12,100 | ¥20,900 |

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