PH Hat
ポール・ヘニングセンが1961年、自宅の寝室のためにデザインしたウォールランプ「PH Hat」。
ローズ色に塗装されたシェード内面がやわらかな光を生み、空間を温かく彩ります。約60度の可動式シェードで、ベッドサイドの読書灯にも適しています。
愛する妻への想いから生まれた
やさしい灯り。
PH
Hatは、デザイナーであるポール・ヘニングセンが、自邸の寝室のためにデザインした照明です。
病気療養中だった妻の顔色が青白く見えることを気にかけたヘニングセンは、「光によって、もっと自然で温かく見せることはできないか」と考えました。その想いから生まれたのが、このPH
Hatだと言われています。
そこには、単に部屋を明るくするためだけではない、「大切な人を心地よく、美しく照らしたい」というヘニングセンの深い愛情が込められています。
その想いは、やわらかな光となって人や空間を優しく包み込み、美しいデザインだけでは語り尽くせない、人を想う温かな心を感じさせてくれます。
時代を超えた今も、その想いはPH
Hatの光とともに、静かに受け継がれています。
PH Hatを長く愛せる3つの理由
01|温もりを感じる、ローズ色
シェードの内側に施された美しいローズピンクの塗装。
この色彩を反射したやわらかな光は、肌をほんのりと温かく見せ、空間全体に心までほどけるような安心感をもたらします。
02|心地よい時間に寄り添う、やさしい光
ヘニングセンが自邸の寝室のためにデザインしたことからも、心地よい眠りやくつろぎの時間に寄り添う光へのこだわりが感じられます。
ベッドに横たわったとき、光源が直接目に入らないよう設計されており、目に届くのは壁やシェードに反射した穏やかな光だけ。マット塗装によって反射のまぶしさも抑えながら、60W相当の十分な明るさを確保しています。
03|光で空間を美しく整えるデザイン
横から見ると帽子のつばを思わせる愛らしいフォルム。
一方、正面から見ると驚くほどシンプルな円形に見える、印象的なデザインです。
照明器具そのものが主張するのではなく、壁に広がる光によって空間を美しく整える。
飽きのこないシンプルなデザインと、暮らしに寄り添う光の美しさが、時を重ねても変わらない魅力のひとつです。
実物を見て初めてわかる、光の表情
消灯時はシンプルで洗練された白いシェード。
しかし、灯りをともした瞬間、内側に施されたローズピンクがやわらかく光に溶け込み、美しい光の表情を見せてくれます。
実物を見て初めて気づく、その意外性と美しさ。昼間の凛とした佇まいから一変し、夕暮れのような温かな灯りが壁に広がります。
シーンに合わせて光を操る可動式シェード
PH
Hatのシェードは、約60度まで角度を調整できるためベッドサイドでの読書灯としても大活躍してくれます。
手元をしっかりと照らしたい時はシェードを傾け、お部屋をくつろいだ雰囲気にしたい時は壁面に向けて柔らかな間接照明に。
飾る場所や用途に合わせて、光の表情を自由にお楽しみいただけます。
名作ウォールランプの選び方
PH Hatなどのウォールランプをご検討いただく際、「種類が多くてどれを選べばよいかわからない」「自分の住まいに合うものはどれだろう」と悩まれる方も多くいらっしゃいます。
ここでは、ルイスポールセンを代表する名作ウォールランプに絞り、それぞれの特徴を比較しながら、あなたにぴったりの一台を見つけるためのヒントをご紹介します。
用途によって異なる、それぞれの魅力
AJ Wall
光の向きを調整でき、読書やデスクワークなど手元を照らすタスクライトとして活躍。
VL Studio
Wall
乳白ガラスを通したやわらかな光が全方向へ広がり、空間全体をやさしく包み込みます。
Flindt
Wall
屋内はもちろん屋外でも使用可能。
壁面にやわらかな光を美しく広げ、建築と一体となった上質な空間を演出します。
このように、名作と呼ばれる照明には、それぞれ異なる魅力と役割があります。
その中でも、寝室やリビングの一角、読書を楽しむスペースなど、心からリラックスできる空間をつくりたいとお考えの方には、PH Hatがぴったりです。
お客様から届いたレビュー
吹き抜けに広がる、やさしい灯り
「吹き抜けの壁が寂しく、PH Hatを設置しました。壁にすっきりと寄り添うデザインなので空間を邪魔せず、やさしい灯りが壁を美しく照らしてくれます。」
直接光源が目に入らない設計により、空間全体にやわらかな光が広がるため、吹き抜けのような高さがある場所でも心地よい灯りを楽しんでいただけます。
シンプルで美しいデザインは、住まいの雰囲気に自然と馴染み、空間に静かなアクセントを添えてくれます。
廊下を美しく彩る、特別な光
「廊下のダウンライトをやめ、こちらにしました。電球色のLEDと内側のピンク塗装が合わさり、なんともいえない色味の灯りになって、空間を美しく彩ってくれます。」
シェード内側のローズカラーが生み出す、ほんのり温かみのある光は、何気ない廊下や通路を印象的な空間へと変えてくれます。
上から照らすダウンライトとはひと味違う、壁面を照らす間接照明ならではの美しさをお楽しみいただけます。
商品仕様とサイズ
・サイズ:Φ225×D153(約mm)
・重量:約0.9kg
・素材:スティール(白色塗装・マット仕上げ、シェード内面はローズ色塗装)
・仕様:壁付専用、屋内用、コードなし
・同梱ランプ:E17 LED電球×1(白熱電球 60W相当)
▶メーカー推奨の適合電球一覧はこちら
長くご愛用いただくためのお手入れ
普段のお手入れは、乾いた柔らかい布で優しくホコリを拭き取ってください。
汚れが気になる場合は、薄めた中性洗剤を含ませた柔らかい布で拭き取り、その後に水拭き、最後に乾いた布でしっかりと水分を拭き取ります。
※シンナーやベンジン、研磨剤入りの洗剤は塗装を傷める原因となるため使用を避けてください。
取付工事に関するご案内
PH
Hatはコードなしの壁付専用器具のため、取り付けには電気工事士の資格を持った専門業者による配線・取付工事が必須となります。
新築やリフォームでご検討の場合は、壁をふさぐ前の配線計画と、照明を取り付ける位置への「下地(壁の補強)」が必要となりますので、お早めに施工業者様へご相談ください。
▶取付に関する注意点についてはこちら
また、下記の様な取り付け方は推奨されておりませんので、ご注意ください。
「北欧照明の父」ポール・ヘニングセンとは?
Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン)
1894-1967年
1894年、デンマーク中心部のオードルップに生まれ、高等学校を中退しテクニカル・カレッジで建築工法を学ぶ。自身の設計事務所をコペンハーゲンに設立後、ルイスポールセン社と協働を始め、複数のシェードから柔らかな光が降り注ぐランプを開発。良質な光を得るための機能的なデザインを生涯にわたり追及し、100種類以上のランプをデザインしました。また、照明以外にも、ジャーナリスト、アーキテクト、エディター、詩人、ソングライターとして多岐にわたり活動しました。特に彼の辛口の批評は有名で、無視できない論客として当時のデンマーク社会に強い影響力を放った人物です。
老舗照明ブランド、ルイスポールセンとは?
北欧デンマークの照明ブランド。創業一族のポールセン一家は1800年代末頃から工具・電気用品の販売を手掛けていました。1924年にパリの博覧会のためにポール・ヘニングセンと共同で開発した照明器具が高い評価を得て、照明器具の発売を開始。これが100種類以上のラインナップを誇るPHシリーズの始まりとなりました。現在では、ルイスポールセンは近代照明のルーツといわれ、世界の照明デザインに大きな影響を与えている"北欧のあかり"となっています。