家の中を一緒に移動する、現代の「オイルランタン」
「持ち運ぶ・置く・吊るす」自分だけの光と共に過ごす穏やかな夜
夜、リビングや寝室で過ごすとき、部屋の主照明が「少し明るすぎる」と感じることはありませんか。
本を読んだり、あたたかい飲み物を飲んだりする時間に必要なのは、部屋全体を照らす光ではなく、手元にそっと寄り添う明かりです。
「Tomoshi ポータブル」は、スマホやマグカップのように「自分専用の光」として、行く先々へ連れ歩くための道具として生まれました。
重さはわずか0.7kg。片手でひょいと持ち上げられる軽さです。
持ち運ぶ、テーブルに置く、そしてフックに吊るす。光を部屋の天井に固定せず、一緒に移動させることで、夜の時間がもっと心地よく、パーソナルなものに変わります。
光を制御するのではなく、光と共に暮らす形を探して
日常に、もっと驚きと豊かさを
ただ空間を明るくする家電ではない、愛着を感じることができる存在
デザインを手がけたのは、デザインスタジオ「nendo」の創設者です。
日常の中にある小さな「!」(驚きと豊かさに満ちた瞬間)をデザインに込める佐藤氏ならではの視点が、随所に息づいています。
開発の始まりは、懐中電灯のように握って持ち運べる照明のアイデアでした。そこから、置いて使うこともできる昔ながらの「チューリップ型のオイルランタン」へと構想が推移していきます。
佐藤オオキ氏が生み出した「Tomoshi ポータブル」の根底には、日本的な光の美意識が流れてるように感じます。
日本のお寺の、軒を低く出し自然光をあえて抑えた“ほの暗さ”。昼も夜もろうそくの灯りとともに暮らしてきた、あの奥行きや陰影です。竹と和紙でつくられた昔の提灯にも通じるような、どこか懐かしく安心感のある光。
北欧照明のルイスポールセンと、日本人デザイナーの感性が交差することで、現代の暮らしにすっと馴染む新しい明かりが誕生しました。
触覚と視覚で味わう心地よさ。人と空間に寄り添うデザインのひみつ
カタログのスペック表には載らない、毎日触れる部分の小さなディテール。そこにこそ「Tomoshi ポータブル」ならではの、ノイズを感じないストレスフリーな使い心地が隠されています。
機能感をやさしく緩和する、本革ストラップ
視覚的な機能感を消すために採用されたのが、本革のレザーストラップです。指を引っ掛けて持ち歩き、手を離すと重力でスッと本体に収まる。その瞬間の小さな驚きは、手に取った人にしかわからない特別な心地よさです。
思わず触れ続けたくなるほどマットでなめらかな質感
本体は再生ポリカーボネート製で、指紋もつきにくく、光を反射しすぎることもありません。取っ手のある上部にはやわらかな窪みが設けられ、目線の高さに置いたときには取っ手の付け根が見えにくい設計です。
夜の静寂を邪魔しない細やかな配慮
フラットなボタンを押したときの操作音は、カチカチと大きく響くことはなく、ごく静かなもの。
光をフワッと弱めていくときの指先の感触も、とても自然です。また、土台の裏にはゴムが施されており、テーブルに置いたときの衝撃やコツンという音をやわらかく受け止めてくれます。
ドレスの裾のように広がったフォルムから生まれる、優美な光と優しい機能
まるでドレスの裾のように、下へ向かってやわらかく広がるフォルム。この低い重心が、ポンと置いたときの抜群の安定感を生み出しています。
光源が低い位置にあるため、光がテーブルや棚の天板を撫でるようにじんわりと広がります。木目や素材の質感をやわらかく浮かび上がらせ、下へ向かって落ちる光が、そこにある見慣れたものの新しい美しさに気づかせてくれます。
照明の明るさを絞ると、自動的に色温度が下がり、落ち着いたオレンジ色が強くなる「Dim to warm」機能により、時間帯に合わせたあたたかな光を作り出します。焚き火のような光は、長時間近くに置いていても目が疲れません。
スタッフレビュー|毎日触れるからこそわかる、小さなディテールの心地よさ
店頭で実際に「Tomoshi ポータブル」を使い、私たちが真っ先に惹きつけられたのは、調光をいちばん絞ったときに現れる、焚き火のようなオレンジ色の灯りでした。それは単に空間を照らす光ではなく、まるで「心まで灯される」ようなあたたかな体験です。
また、ぽってりとした重心のあるフォルムは、テーブルの上だけでなく「床に直接置く」というユニークな使い方も教えてくれました。足元にポンと置くと、まるで小さな行灯のように、お部屋の奥へと続く影のグラデーションを引き出してくれます。
夜は寝室へ連れ歩き、まずは明るめの調光(2700K)でゆっくりと本を開く。そして眠る前には、一番暗くあたたかな光(2000K)へ。光を絞るにつれて徐々にオレンジ色が濃くなるため目が冴えにくく、自然とまぶたが重くなるような心地よい眠りへと誘ってくれます。
ポータブルランプでありながら手に取りやすい価格は、北欧照明の最初の一台としても非常に魅力的です。環境への配慮から生まれた「再生ポリカーボネート」は、触れるとサラッとしていて、とても丈夫な素材。土台のどっしりとした安定感もあり、万が一手が当たって倒してしまっても割れにくいため、小さなお子さまやペットのいるご家庭でも気兼ねなく、毎日の暮らしに取り入れていただけます。
サイズ・仕様について
片手で無理なく持てる軽さと、小さな隙間にもスッと置けるサイズ感です。
・サイズ:直径12.5cm × 高さ27cm
・重量:0.7kg
・素材:本体 / 再生ポリカーボネート、ストラップ / 本革
・光源:組込式LED 3W(Dim to warm機能 2000K~2700K)
・明るさのメモリー・ロック機能:無段階調光モードの際、お気に入りの明るさを記憶(ロック)させる機能がついている為、毎回明るさを調整する手間が省けます。
※100%・45%・20%・5%の4段階調光または、1~100%の無段階調光の切り替え式
メンテナンス・ケア方法
■本体
日常のお手入れ:ホコリは乾いた柔らかい布で優しく拭き取ってください。
ひどい汚れの場合:中性洗剤を溶かしたぬるま湯(50℃以下)に柔らかい布を浸し、固く絞ってから拭き取ってください。
ご使用をお控えいただくもの:表面の質感を損なう恐れがあるため、シンナーやベンジンなどの揮発物、つや出し剤・研磨剤の使用はお避けください。
■レザーストラップ
自然な経年変化:毎日指をかけて触れることで手の油分が移り、少しずつ自然な艶が出てきます。
よくある質問
Q. どんな場所に吊るせますか?
A. ラックのバーやベッドボードのS字フックなど、レザーストラップが掛けられる安定した場所ならどこでも吊るしてお使いいただけます。ただし、本革の特性上、長時間吊り下げたままにするとストラップが伸びてしまう可能性があるため、ご使用時のみ吊るしていただくことをおすすめいたします。
Q. 電池の持ちはどれくらいですか?
A. 最大の明るさ(100%)で約4.5〜5.5時間点灯します。明るさを絞ることで、より長時間の連続使用が可能です。
Q. 充電のタイミングはどうやって分かりますか?
A. バッテリー残量が15%以下になると、ケーブル差込口のインジケーター(白)が速く点滅してお知らせします。また、この状態になると自動的に明るさが最大33%に制限されます。
Q. スマホの充電器(ACアダプター)は使えますか?
A. 出力が「2A以上」のACアダプターをご使用ください。パソコンのUSBポートや出力の低いアダプターでは充電できない場合があります。※ACアダプターは別売りです。
あなたの行く先へ、日常にそっと寄り添う明かり
日本古来の光の記憶と、現代の暮らしをつなぐ「Tomoshi ポータブル」。
昔の人が暗い家の中を歩くとき、そっと足元を照らしたオイルランタンや提灯のように。ただ行く先を明るくするだけでなく、読書の時間や、眠りにつく前など、夜の一つ一つの区切りの瞬間に静かに寄り添う、パーソナルな道具として生まれました。
本革のストラップに指をかけ、0.7kgの心地よい重さを連れ歩く。 テーブルにコトンと置き、ボタンをカチッと押して、心温まるやわらかな光を灯す。
日々の暮らしの中で、一つ一つの動作が心地よく、自然と手が伸びてしまう毎日の相棒。
あなたの夜の時間をやさしく包み込み、心までそっと灯してくれる存在です。