PH 2/1 TABLE
1920年代に「まぶしさのない光」を求めて誕生した3枚シェードのテーブルランプ。光を下方向へ優しく反射し、周囲を柔らかな灯りで包み込みます。小ぶりな「PH 2/1」は、窓辺やコーナーテーブルに置くだけで心地よい光の居場所を生み出し、タイムレスなデザインのため、どのようなスタイルの空間にも調和します。
自然の色彩を思わせる、4つのカラー
新しい表情を纏った、PH 2/1テーブル
「PH 2/1」は、ガラスシェードと真鍮またはクロームベースの組み合わせによる、エレガントで上品な佇まいが魅力のランプです。
2026年夏に登場した「4つの新色」は、ガラスならではの華やかさはそのままに、より軽やかでカジュアルな印象に。これまでとは異なる表情で、インテリアに取り入れられるようになりました。
自然の中にあるような、穏やかで美しい色彩を揃えたカラーバリエーション。
空間にやさしく溶け込むニュアンスカラーから、インテリアのアクセントとして映える鮮やかなカラーまで、色によってさまざまな表情を楽しめます。
空間の雰囲気や好みに合わせて色を選ぶことで、これまでとはひと味違うPH 2/1の魅力を楽しんでいただけると思います。
トレンドに左右されない、4つのカラー
1926年のデザイン誕生から100周年を迎えることを記念し、金属部分にはアルミ(光沢塗装仕上げ)を採用しています。
カラーは「ベージュ」「バーガンディー」「ディープ・ブルー」「ディープ・グリーン」の4色。
100年の歴史を持つPHランプの「伝統」と「信頼性」を受け継ぎながら、これから先も長く愛されることを願って選ばれた、タイムレスな4つのカラーです。
自然の中にあるような穏やかで美しい色彩を揃え、空間にやさしく馴染みながら、それぞれの色がインテリアに個性を添えてくれます。
おすすめ|バーガンディー
CONNECTがおすすめするのは、鮮やかな赤ほど主張しすぎず、ブラウンやパープルのニュアンスを含んだバーガンディー。
まるで自然の中にある、熟したブドウのような深みを感じさせる色合いです。単なる装飾的なカラーではなく、自然の風景に存在するような色味だからこそ、木材やレザー、金属など、さまざまな素材と調和します。
また、光が当たることで色の奥にあるニュアンスが浮かび上がり、光の加減によって異なる表情を見せてくれるのも魅力のひとつ。静かな佇まいの中に、光によって生まれる色の変化を楽しめるカラーです。
赤の華やかさとブラウンの落ち着きをあわせ持つバーガンディーは、居心地のよさや温かみ、空間に奥行きを加えてくれます。
ベージュ
空間にやさしく溶け込む、ニュアンスカラー。木製家具やナチュラルなトーンのお部屋と相性がよく、今あるインテリアの雰囲気をそのままに、穏やかな空間に自然と馴染みます。4色の中で唯一ホワイトのテキスタイルコードを採用しており、PHシリーズをナチュラルに取り入れたい方にもおすすめのカラーです。
ディープ・ブルー
夜空や深海を思わせる深みのあるブルー。木製家具やベージュなど温かな色合いに合わせれば穏やかに馴染み、白やグレー基調のお部屋では空間を引き締めるアクセントになります。同系色でまとめた落ち着きのある空間作りはもちろん、イエローやオレンジなど暖色系の小物を取り入れ、コントラストを効かせた印象的なコーディネートもおすすめです。
ディープ・グリーン
豊かな自然や森林を連想させる、穏やかで品格のあるグリーン。観葉植物のグリーンとも自然に馴染み、まるで植物をひとつ取り入れるような感覚で、空間に彩りを添えてくれます。北欧のヴィンテージ家具から、現代的なモダンインテリアまで、どのようなスタイルにも調和する万能さが魅力。ブラウンやオーク材など、アースカラーでまとめた空間におすすめです。
おすすめのコーディネート
今あるインテリアに同系色のカラーを合わせれば、家具や空間に自然と馴染み、まとまりのあるコーディネートに。イエローやオレンジなどの反対色をアクセントに取り入れれば、照明が空間のポイントとなり、印象的なコーディネートを楽しめます。
家具やアート、植物などと色を組み合わせながら、「この色を合わせたらどうなるだろう?」と考える時間も、インテリアの楽しみのひとつ。
照明を選ぶことをきっかけに、もっと自由に、もっと自分らしく、色を楽しんでみてください。
アップデートされたディテール
今回の新色モデルは、カラーだけでなく機能やディテールも現代の暮らしに合わせて進化しています。
アルミ素材による軽やかさ
金属部分にアルミを採用したことで、従来のモデルよりも約300g軽く(重量約1.0kg)なり、同時にお求めやすい価格も実現されました。
軽量になったことで、気分や季節に合わせて置き場所を変えながら、もっと自由にインテリアを楽しめるようになるのではないでしょうか。
上質なテキスタイルコードと新スイッチ
コードは、テキスタイルコードへと変更。ベージュにはホワイト、その他のカラーにはブラックを採用しています。
しなやかで温かみのある質感は、木製家具やファブリックとも自然に馴染み、照明だけでなくコードまで含めてインテリアの一部として楽しめます。
さらに、スイッチもマットな質感のプッシュ式となり、スタイリッシュな見た目と快適な操作性を兼ね備えています。
より柔らかな光を届ける新構造
電球部分のガラスカバーが全体を覆う構造にアップデート。これにより、これまで以上にふんわりと柔らかく、眩しさを抑えた美しい光を実現しました。
さらに、組み立て構造も見直され、よりしっかりと固定できる仕様に。長く愛されてきた名作をそのままにするのではなく、今の暮らしに合わせてより使いやすくアップデートしていく。そんなメーカーのものづくりへの姿勢も、この新仕様に表れています。
PH 2/1が愛される機能美
キャンドルのともし火のように光るシェード
小さなシェードに温かい光が灯る様子はまるでキャンドルのようです。
ずっと眺めていられる理由はシェードに隠されています。
すべてのガラスに厚みがあり、透明・乳白・透明の3層ガラスが丁寧に、高度な技術を持った職人の手によってつくられています。表面はつるっとした質感で、内面はマットでサラサラになっています。このサラサラした加工はフロスト仕上げと言い、眩しい光をやわらかい光に変えてくれます。
ヘニングセンが追求した対数螺旋のシェード
ヘニングセンがデザインした照明器具は美しい光のグラデーションが特徴です。この光の秘密は、巻貝のカーブと同じ“対数螺旋(たいすうらせん)”と言う数学的な形が照明の傘(シェード)に応用されているからです。対数螺旋のカーブは、下図のように、光がどの角度から当たっても同じ角度で反射します。この仕組みにより、なめらかな光のグラデーションをつくることができるのです。
凛とした姿に隠されている小さなランプ
凛とした佇まいのそのサイズは、トップシェード(一番上のシェード)直径20cm、高さ35.5cm。重量も1kgと軽いので、模様替えをしようと動かす時も持ち運びしやすいです。ベースの直径は12cmと、手軽にサイドテーブルやローボードへ置きやすく隣に小物も一緒に飾ったりとコンパクトサイズです。
適合ランプ:G9 LED(白熱電球25W相当)※電球は器具と同梱されています
電源:中間スイッチ
コード:3m
PH 5発表から40周年の1998年に復刻
▲「ピアノランプ」と呼ばれていたPH 2/1 テーブル
参照:Louis Poulsen(2001).「ルイスポールセンの光」
PH 5が発表されてから40年後の1998年に、PH 2/1 テーブルは復刻されました。
PH 2/1 テーブルが復刻される以前、当時PHシリーズで最も小さな2/1サイズのランプは、「ピアノランプ」と呼ばれ、ピアノ用の照明として人気を集めていました。
シェードの大きさは現在のPH 2/1 テーブルと同じですが、ピアノランプは傾斜のある支柱を採用し、約50度可動する仕様でした。
一方、PH 2/1 テーブルは支柱をまっすぐにすることで、ピアノに限らず、さまざまな場所に取り入れやすい、より使いやすいテーブルランプへと生まれ変わりました。
PH 2/1 TableとPH 3/2 Tableを比較
PH 2/1 テーブルが発売された翌年にPH 3/2 テーブルが発売されました。PH 3/2 テーブルはPH 2/1 テーブルより一回り大きく、重量感がありますが、PH 2/1 テーブルより光が広がります。ベッドサイドや小さいサイドテーブルに置いて使うならPH 2/1 テーブルを。チェストやサイドボードに置いて、より空間を明るくしたい場合はPH 3/2 テーブルがおすすめです。用途や置きたい場所によって大きさを選んでみてください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 日常のお手入れはどのようにすればよいですか?
A. ガラスシェードはホコリを払い、柔らかい布で優しく乾拭きをしてください。汚れが気になる場合は、薄めた中性洗剤を含ませて固く絞った布で拭き取り、最後に乾拭きをして仕上げます。ベース部分(アルミ)は、柔らかい布での乾拭きをおすすめします。
Q. LED電球は使用できますか?
A. はい、ご使用いただけます。商品には専用の「G9 LED(25W相当)」が同梱されていますが、市販のLED電球(G9口金)への交換も可能です。お買い求めの際は、温かみのある「電球色(2700K前後)」をお選びいただくと、PHランプならではの美しい光のグラデーションを損なうことなくお楽しみいただけます。
「北欧照明の父」ポール・ヘニングセンとは?
Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン) 1894-1967年
1894年、デンマーク中心部のオードルップに生まれ、高等学校を中退しテクニカル・カレッジで建築工法を学ぶ。自身の設計事務所をコペンハーゲンに設立後、ルイスポールセン社と協働を始め、複数のシェードから柔らかな光が降り注ぐランプを開発。良質な光を得るための機能的なデザインを生涯にわたり追及し、100種類以上のランプをデザインしました。また、照明以外にも、ジャーナリスト、アーキテクト、エディター、詩人、ソングライターとして多岐にわたり活動しました。特に彼の辛口の批評は有名で、無視できない論客として当時のデンマーク社会に強い影響力を放った人物です。
老舗照明ブランド、ルイスポールセンとは?
北欧・デンマークの照明ブランド。創業一族のポールセン一家は1800年代末頃から工具、電気用品の販売を手掛けていました。1924年にパリの博覧会のためにポール・ヘニングセンと共同で開発した照明器具が高い評価を得て、照明器具の発売を開始。これが100種類以上のラインナップを誇るPHシリーズの始まりとなりました。現在では、ルイスポールセンは近代照明のルーツといわれ、世界の照明デザインに大きな影響を与えている"北欧のあかり"となっています。