彫刻のような宙に浮くアーム。思わず腕を添えたくなる53ソファ
有機的な曲線を描くアームのなめらかな手触りと、視線が抜ける美しいフレーム。HOUSE OF FINN JUHL(ハウス・オブ・フィンユール)が手がける53ソファは、日本のリビングにもすっきりと美しく収まる佇まいが魅力です。木部とクッションの間に隙間を持たせた独自の「浮遊構造」により、部屋の中心に置いても空間に圧迫感を与えません。視覚的な軽やかさと、体を丸ごと預けられる確かな座り心地。一生モノとして暮らしに静かに寄り添う、コンパクトな2人掛けソファです。
彫刻的な美しさと実用品の境界をなくす設計思想
1953年、フィン・ユールが名匠ニールス・ヴォッダーのために設計した歴史的モデルです。長らくヴィンテージ市場でしか見られない幻の作品でしたが、2020年に待望の復刻を果たしました。ただ鑑賞するためだけのアートではなく、人が実際に座り、触れることで完成する「実用品」。その二つの境界線をなくす、彼独自の設計思想がこの1台に凝縮されています。
動物の骨格を連想させる有機的なアーム
フィン・ユールのデザインを象徴する、「支えるフレーム」と「支えられる座面」を分離させる構造が、53ソファではさらに緻密な手仕事によって体現されています。張地から完全に独立した後脚は、床からすっと立ち上がり、途切れることのない滑らかな動きで方向を変え、そのままアームレストへと繋がっていきます。無垢材から削り出されたその美しい曲線は、まるで動物の骨格のような有機的なフォルムを描き、自然と手を添えたくなる心地よい丸みを持っています。
真鍮が生み出す、まるで宙に浮くような造形美
フレームとクッション(張地)を直接固定せず、真鍮のパーツを介して繋ぎ合わせることで、木部と座面の間に物理的な「隙間」を生み出しています。この構造により、まるで座面が宙に浮き、それをアームが優しく包み込んでいるかのような独自のデザインが完成しました。このわずかな隙間があることで、奥の光や視線がスムーズに通り抜け、木製ソファ特有の重厚感が和らぎます。部屋の中心に配置しても空間全体を広く見せ、軽やかで優美な表情を作り出しています。
部屋の真ん中に置いても空間を広く見せ、軽やかで洗練された印象を与えます。
※写真は同シリーズの53 CHAIRです。
空間を広く見せ、光と影を楽しむレイアウト
53ソファを壁際にぴったりと寄せるのではなく、あえてチェアと対面させるなど、部屋の中央に配置するレイアウトがおすすめです。窓から差し込む自然光が、アームと座面の「隙間」を通って床に美しい影を落とします。
お気に入りのアートや植物に囲まれた洗練された空間で、フィン・ユール独自の浮遊構造と、無垢材の美しい削り出しを眺めながらくつろぐ、特別な時間が生まれます。
サイズや素材の詳細について
サイズ:幅1240×奥行775×高さ730(約mm)
座面の高さ:SH375(約mm)
素材(樹種について):チーク材、ウォルナット材、オーク材からお選びいただけます。
素材(張地について):ファブリックまたはレザーからお選びいただけます。
デザイナー: FINN JUHL(フィン・ユール)
ブランド: HOUSE OF FINN JUHL(ハウス・オブ・フィンユール)
※張地につきましては、多くの種類がございます。素材の詳細や、お選びいただく際は、スタッフがサポートさせていただきますのでお気軽にCONNECTまでお問い合せ下さい。
日常に馴染む軽やかさと、手をかけて育てる一生モノの味わい
視覚的な「軽やかさ」で日本のリビングにも美しく馴染む53ソファ。彫刻のような品格を持ちながらも、日々の暮らしに静かに寄り添う懐の深さが魅力です。厳選された無垢材と上質な張地は、時が経つほどに豊かな表情を見せてくれる天然素材。日常の中で優しく木肌に触れ、少しの手間をかけてケアを重ねることで、しっとりとした深い艶をまとい、年々味わい深く変化していきます。
完成されたデザインをただ鑑賞するのではなく、ご自身の手で育て、一緒に歳を重ねていく。日々の暮らしの中で愛着を深め、一生を共に育んでいくための名作です。
デザイナーについて
▶ Finn Juhl(フィン・ユール)
フィン・ユールは、1912年コペンハーゲン生まれ。当初、父親の反対で建築を学びましたが、
その過程で現代美術への関心を深め、独自の発想で家具デザインを手がけるようになりました。
1930年代に北欧モダンデザインが台頭する中、1937年の家具職人ギルド展への出展を機に頭角を現します。
ボーエ・モーエンセンやハンス J. ウェグナーと並ぶデンマーク近代家具デザインの代表的な人物です。
「世界で最も美しい椅子」と称される「No.45」や「チーフテンチェア」など、
優雅な曲線と彫刻的な造形が特徴。家具を芸術作品として捉える独自の発想と造形力で、数々の傑作を生み出しました。
ブランドについて

HOUSE OF FINN JUHL(ハウス・オブ・フィンユール)は、2001年フィン・ユールの夫人ハンネ・ヴィルヘルム・ハンセンにより、
フィン・ユール家具の製造と復刻生産に関する権利を与えられており、 当初の意図と同じ価値観と同じ品質で家具を製造しています。
このアプローチがなければ、フィン・ユールのトレードマークであるユニークな仕上げと繊細なディテールを実現することは不可能でしょう。
最高品質の素材は、何世代にもわたって使い続けられる、エレガントで快適、耐久性のある家具を作るための基礎となります。
したがって、最高級の素材を正確に選択することが、HOUSE OF FINN JUHLの主な焦点となっています。
今日、フィン・ユールのコレクションは40種類以上の作品から成り立っており、
そのすべては高い品質を保ち最上の敬意を払い製造されています。
コレクションの背景にあるハウス オブ フィン・ユールの「生産と職人技」

フィン・ユールの彫刻的な家具を制作するには、膨大な量の作業を要します。しかし、一つ一つの細部は、昔の家具職人の工房から来たかのように繊細で純粋でなければなりません。
また、私たちの次の世代も長く家具を楽しめるように耐久性のあるものでなければならず、最高級の素材を厳選することが、ハウス オブ フィン・ユールの最大の焦点となっています。
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