【開催レポート】4/25 Fredericia 東京ショールームツアー開催 — 木の温もりと、時を刻むデザインに触れる特別なひととき —

フレデリシア ショールームツアーを終えて
先日開催いたしました、Fredericia 東京ショールームツアー。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
ご予約は1週間も経たずに満席となり、当日は多くのお客様にご来場いただきました。
実際に空間を体感していただくことで、非常に濃い時間となったと感じております。
記事の後半に「当日の開催レポート」を追記しました。
ぜひご覧ください!

北欧家具がお好きな方なら、「Fredericia(フレデリシア)」という名前を一度は耳にされたことがあるかもしれません。
ボーエ・モーエンセンを筆頭に、デンマークモダンの黄金期を築き、今なおその中心にあり続けるブランドです。それは単なる「高級ブランド」という枠を超えて、北欧の暮らしが大切にしている「価値観」そのものを形にし続けてきた存在と言えます。
ただ、実際のところ、
「名前は知っているけど、実物を見る機会がなくて……」
「いつか自宅に迎えたいけれど、じっくり座ったことはない」
そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。

実は東京に、 Fredericiaの美しいショールームがあります。
普段は主にプロフェッショナル向けに運営されており、一般的な家具店のように「誰でも自由に入れるショップ」ではありません。
展示スペースも約50㎡(約15坪)ほどと、非常にコンパクト。
そのため、「たくさんの展示品を一度に見て回れる広い場所」をイメージして行かれると、少し驚かれるかもしれません。
しかし、そこはフレデリシアの哲学がぎゅっと凝縮された、いわば「ブランドの濃縮液」のような場所。
このせっかくの素晴らしい空間を、もっと身近に、その魅力を余すことなく体感していただきたい。
そんな想いから、今回CONNECTでは、Fredericia 東京ショールームツアーを企画いたしました。
単に見学するだけではない、北欧家具の「奥深さ」を味わい尽くすためのツアーです。
※こちらのイベントは終了いたしました。
Fredericiaとは?

▲Fredericia創業者のAndreas Graversen(左)とデザイナーのボーエ・モーエンセン(右)、1955年。
1911年にデンマークで産声を上げたFredericia。
長い歴史を持ちますが、決して「過去のブランド」ではありません。
彼らがずっと問い続けてきたのは、とてもシンプルなことでした。
「日常のための家具とは、どうあるべきか」
「長く愛され続けるために、何が必要か」
その中心にいたデザイナー、ボーエ・モーエンセンは、「人を家具に合わせるのではなく、人が主役になる家具をつくる」という信念を貫きました。
特別な日のための派手な椅子ではなく、日々の暮らしに溶け込み、家族のように寄り添い続ける家具。
Fredericiaがつくっているのは、流行に左右されない“使い続けられること”そのものの価値なのです。
家具の「背景」にある、本当の価値

Fredericiaの家具を語るとき、よく「丈夫で長持ち」と言われます。
けれど、そこにはもう一歩深いこだわりがあります。
それは、「長く使うことを前提に設計されている」ということ。
無駄を削ぎ落としたシンプルな造形は、壊れにくい構造、修理しやすい設計、そして経年変化が美しく現れる素材選びなど、「10年後、20年後も美しい理由」が積み重なってできています。
だからこそ、カタログの写真だけでは伝えきれない、触れて初めてわかる「静かな説得力」があるのです。
ショールームで出会えるもの

Fredericia 東京ショールームには、
約50㎡という限られた空間だからこそ実現できる、
リビングやダイニングのリアルな空気感がそのまま再現されています。
広い展示場に家具が並んでいるのではなく、
そこで実際に人が暮らすような、密度の高い“暮らしの気配”そのもの。
オークの質感、上質なレザーの香り、
無骨でありながら洗練された構造。
素材とデザインが調和した空間に身を置くと、どこか懐かしく、それでいて現代の住まいにも自然と馴染む、 Fredericiaならではのモダンさを感じていただけます。
ぜひこちらの動画で、実際のサイズ感と雰囲気をチェックしてみてください。
そして、空間を完成させるうえで欠かせないのが「ラグ」。
今回は特別に、スウェーデンのラグブランドKasthall のラグも展示いたします。
普段とは異なる設えの中で、 家具とラグが織りなす空間の違いを、実際に体感いただけます。当日は、お住まいに合わせたラグのご提案や、その場でのご注文も承っております。
これが見れる!ピックアップ4選
Fredericiaの世界観を語るうえで、まず体感してほしい4つを厳選しました。

1947年にデザインされ、今なお作り続けられているJ39。
通称「People’s Chair(国民の椅子)」と呼ばれるこの椅子は、特別な人のためではなく、“誰もが日常で使える椅子”として設計されました。
無駄を削ぎ落とした直線的なフォルムと、軽やかな構造。
ペーパーコードの座面は、長時間座っても疲れにくく、使い込むほどに体に馴染んでいきます。
ダイニング、書斎、カフェのような空間まで。
場所を選ばず、静かに馴染み続ける一脚です。

1958年にボーエ・モーエンセンがFredericiaのためにデザインした、代表作のひとつ。
分厚いオーク材とサドルレザーを組み合わせた構造は、シンプルでありながら、圧倒的な存在感を持っています。
特徴的なのは、広いアーム部分。
本やコーヒーを置いたり、肘を預けたりと、座るだけでなく過ごすための椅子として設計されています。
使い込むほどにレザーは深みを増し、時間そのものが価値として積み重なっていく一脚です。

ボーエ・モーエンセンの代表作の一つといわれるほど評価が高いこの2213ソファは、1962年コペンハーゲン郊外にある自邸用のためにデザインされました。控えめな外観からは、気品あふれる佇まいが感じられ重厚さや品質の高さが伝わってきます。
モーエンセンの美学は、日常的に使用するためのシンプルで生活に溶け込むようなデザイン、なおかつ機能性を重視し素材を活かすという理念がまさに表現されている作品です。
世界中の大使館や政府のオフィスなど幅広いシーンで使われています。
■ Pioneer Stool

マリア・ブルーンによる、彫刻のような造形美と精密な機能性を兼ね備えたプロダクトです 。
ロンドンのデザインミュージアムに展示された芸術的なオブジェをベースに、日常で使える実用的な家具へと昇華されました 。
スタッキング可能な低スツールやバースツールが展開され、現代の多様なライフスタイルにフレキシブルに対応します 。
また、「循環型設計(Circular by Design)」に基づき、カバーの取り外しや分解・リサイクルが容易な構造を採用 。
公共空間での厳しい使用テストをクリアする強度を備えながら、未来のクラシックとなり得る普遍的な価値を持っています 。
Fredericia 東京ショールームツアー レポート

今回のツアーで特に印象的だったのは、「家具を見る」という目的で来られたお客様が、
気づけば「暮らし全体」を考える時間になっていたことです。
実際にご参加いただいたお客様からは、
「テーブル単体ではなく、ソファや照明も含めてトータルで考えることが大事だと気づいた」
といったお声もいただきました。
LDKをイメージしやすい約50㎡というコンパクトな空間だからこそ、リアルな暮らしの密度を感じながら、一つひとつの家具が空間にどのように作用するのかを体感していただけたのではないかと思います。
終始、落ち着いた雰囲気の中で、実際に座り、触れ、考える——
そんな“体験型”の時間が流れていたのが印象的でした。
お客様の声

① 空間は“家具単体ではなく、全体で考えるものだと気づいた”
ダイニングテーブルを検討されていたお客様が、ショールームを体験する中で、
「テーブル単体ではなく、ソファや照明も含めてトータルで考えることが大事だと気づいた」
とおっしゃっていたのが非常に印象的でした。
👉 “家具選び”から“空間づくり”へ視点が変わった瞬間です。
② 素材や色に対する考え方が変わった
当初はホワイト天板のダイニングテーブルを検討されていたお客様も、
「白にこだわらなくてもいいかもしれない」と感じられたとのこと。
👉 実際の空間に身を置くことで、“素材の選び方”の幅が広がったというお声でした。
③ 暮らしのイメージが一気に具体化した
ソファやラウンジチェア、コーヒーテーブル、照明まで含めて、
「自分の暮らしのイメージが一気に具体的になった」というお声もいただきました。
👉 “何を買うか”ではなく、“どう暮らしたいか” が見えてきた体験です。
人気だったアイテム
今回のショールームツアーで、特に多くのお声をいただいたアイテムをご紹介します。
■MK Bookcase/MK Cabinet

「ヴィンテージしかないと思っていたけど、現行品があると知れて嬉しいです!」
「この収納があるだけで、お部屋の雰囲気が一気に変わりますね…」
「壁面収納に悩んでいましたが、このデザイン性と馴染み方が本当に素敵です」
「これは…絶対欲しくなりますね」
👉 “収納でありながら、空間をつくる存在”として、多くの方の印象に残りました。
■The Spoke-Back Sofa

「コンパクトで軽やかなのに、しっかり寝転がれるのがすごい」
「ウェグナーとモーエンセンの思想を感じる、座り心地の良さ」
「どこから見ても美しくて、想像以上に座り心地が良かったです」
👉 “軽やかさと快適性の両立”に、多くの驚きの声がありました。

「レザーの経年変化を楽しめそうで惹かれました」
「思っていた以上にゆったり座れて、圧迫感もないのが驚きです」
「座るたびに身体に馴染んでいく感じがいいですね」
「ずっと憧れていたけど、今日で一気に欲しくなりました」
👉 “憧れ”が“現実の選択肢”に変わる瞬間が生まれていました。

「やっぱり座り心地がいいですね」
「2脚並ぶと、より空間として素敵に見えます」
「この空間に置かれているバランスがすごく良かったです」
👉 “単体の椅子”ではなく、“空間の中での美しさ”に気づく声が印象的でした。
まとめ

今回のツアーを通して、私たちが伝えたかったこと。
それは、インテリアは単品の足し算ではなく、“暮らしから考えるもの”であるということ。
家具はあくまで暮らしの中の一つの要素であり、その組み合わせや配置、素材の関係性によって、空間の心地よさは大きく変わっていきます。
今回ご参加いただいたお客様からも、「家具を見に来たはずが、暮らしを考える時間になった」
というお声をいただきました。
もし今、インテリアについて悩まれていることがあれば、 ぜひ一度、CONNECTまでお気軽にご相談ください!
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この記事を書いた人
CONNECT
こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。








