ヴィンテージ お手入れ Q&A #03

こんにちはヴィンテージ家具担当の西内です。
ヴィンテージをご購入いただきましたお客様から日頃のお手入れについてのご質問をいただきます。迷いに迷い、巡り合って迎え入れたヴィンテージ。大事に長く使いたいですよね。
そこで今回は、日頃のお手入れ方法と簡単にできるオイルメンテナンスをご紹介します。

 

 

 

■日頃のお手入れ

オイル仕上げのものは、普段は乾拭きだけで十分です。汚れてしまった場合は硬くしぼった布で軽く拭いてください。
(ダイニングテーブル等のウレタン塗装仕上げの場合は水拭きでごしごし拭いても大丈夫です。)

オイル仕上げですと、水気のあるものには弱いので濡れたコップ等を長時間置くと輪ジミができます。チェストや飾り棚ですと置かないようにするか下にトレーなどを敷いて使用することをおすすめします。ダイニングテーブルですと当店の取り扱い品の中にはウレタン仕上げと、水がしみこみにくいウレタンオイル仕上げのものがあります。水が染み込みにくいとは言っても、入荷した時点で輪ジミがあるものは多々あります。輪ジミも汚れも、ある程度つくものとしておおらかに受け止めて経年変化を楽しんでいただければと思います。

 

 

 

■オイルを使用した簡単なお手入れ方法

何年も使用して木のカサカサが気になってきたら、オイルを塗ると家具が蘇ります。
何年かに一度、オイルのメンテナンスをすると家具も生き生きとして愛着も増してきます。

準備するもの
KREIDEZEIT ハードクリアオイル 
・オイルの受け皿
・ウエス3枚
・手袋

 

こちらのチェストをメンテナンスしていきます。
チェスト(vd2010-87) W650×D290×H765(約mm)

 

 

01  水で濡らして固く絞った柔らかい布(水拭き用ウエス)で家具表面の汚れを拭き取ります

 

 

 

02 完全に乾くまで待ちます

 

 


03 オイル用ウエスで家具にオイルを塗っていきます。

↑小さめのウエスですとオイルをロスなく使えます。ちなみにこちらのウエスは約20cm×15cmサイズです。

 

 



↑手袋をしてオイルを受け皿に入れます。

 

 



↑オイルをひたひたにつけたウエスで塗っていきます。

 

 


04 乾く前にオイル拭き用ウエスで余分なオイルを拭き取ります

 

 


「火気厳禁」
塗装と拭き取りに使用したウエスは、火気の有無にかかわらず必ず使用後すぐに水に浸し処分するか、焼却処分してください。自然発火の可能性があります。一度出したものの、あまったオイルは別で保存しておくと次回も使用できます。

 


05 自然乾燥で完全に乾かして完成です

↑環境にもよりますがだいたい12時間~3日で乾きます。日陰で乾かしてください。さわってサラサラしていたら乾いています。
生まれ変わって木が生き生きしてますね。

 

 



マットな落ち着いた質感をだしたいなら当店でも使用していますKREIDEZEIT ハードクリアオイル がおすすめです。

 

 

 

メンテナンスをすれば何度でも生まれ変われるヴィンテージ家具は一緒に過ごせば過ごすほど愛着がわいてきます。もちろんメンテナンスを必ずしなければいけないというしばりもなく、したくなったらするくらいの軽い気持ちで大丈夫です。今日は天気が良い。ちょっと何かしたい、って気分が乗ったときに気軽にトライしてみてください。

 

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