【保存版】フレデリシアのレザー選び。あなたの暮らしに寄り添うのはどのタイプ?

北欧家具を代表するブランド、Fredericia(フレデリシア)。その計算された美しいデザインをさらに引き立て、私たちの暮らしに長く寄り添ってくれるのが「レザー」の存在です。
憧れのチェアやソファをお迎えする時、フレームの樹種と同じくらい悩ましく、そして楽しいのがレザー選びではないでしょうか。「うっかり汚してしまわないか心配」「自分にきちんとお手入れができるだろうか」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
フレデリシアが採用する上質なレザー(主にSørensen Leather:セーレンセンレザー)は、耐久性重視の「顔料仕上げ」から、革の個性を最大限に活かし共に育てる「アニリン仕上げ」まで、使う人のライフスタイルに合わせて選べる多彩なラインナップが魅力です。
今回はフレデリシアの代表的なレザーの種類と特徴を分かりやすくまとめました。日々の暮らしをイメージしながら、ぴったりのレザーを見つけてみてください。
1. 毎日を気兼ねなく楽しむ【実用派レザー】
まずは、メンテナンスがしやすく、日常の汚れに強いタイプです。小さなお子様やペットのいるご家庭でも、肩の力を抜いてお使いいただけます。
・Vice(バイス) | 1.2-1.4mm / 顔料仕上げ(ピグメント)

表面を均一に整え、型押し加工(エンボス)を施した最もタフなレザーです。コーティングがしっかりしているため、水拭きなどのお手入れがしやすく、公共の場や汚れが気になるダイニングなどでの使用に最適です。
・Omni(オムニ) 1.2-1.4mm /Primo(プリモ)1.5-1.7mm | セミアニリン仕上げ

▲Omni(オムニ)

▲Primo(プリモ)
フレデリシアの「顔」とも言える、非常にバランスの良いレザー。薄く保護層を設けつつ、革本来の柔らかさも残しています。通気性が良く、しっとりとした肌触りと耐久性を両立させた、「迷ったらこれ!」と言える定番の安心感があります。
【Omniレザーを使用したおすすめのアイテム】

日常的に立ったり座ったりを繰り返すダイニングチェア。例えば、ボーエ・モーエンセンの代表作「J39」のレザーシート仕様には、耐久性と美しさを兼ね備えたOmniがよく選ばれています。
2. 「育てる」を楽しむ【本格派レザー】
革本来の表情をあえて隠さず、時間とともに深まる風合いを楽しむタイプです。家具を「自分だけのヴィンテージ」へと育てたい方におすすめです。
・Max(マックス) | 1.2-1.4mm / アニリン仕上げ(混合なめし)

贅沢な厚みと、吸い付くような肌触りが特徴。生きていた証である「アニマルライフ(傷やシワ)」を隠さない、非常にナチュラルな仕上げです。使い込むほどに体に馴染み、風格を増していきます。
・Trace(トレース) | 1.2-1.4mm / セミアニリン仕上げ(100%植物タンニンなめし)

スウェーデン製の植物タンニンなめし革。セミアニリンでありながら、あえて不均一な粒立ちや血管の跡(ファットストリーク)を残しています。「正直なレザー」という言葉がぴったりな、自然の力強さを感じる一品です。
・Vegeta(ベジタ) | 1.2-1.4mm / アニリン・ナチュラル(100%植物タンニンなめし・無染色)

まさに「究極の素肌」。一切の色付けをしていない植物タンニンなめし革です。最初は薄い肌色ですが、光を浴びて劇的に飴色へと変化します。自分の歴史を家具に刻み込みたい方にとって、これ以上の選択肢はありません。
3. 個性と環境に配慮した【スペシャルセレクション】
さらにこだわりたい方へ。特別な加工や製法を用いた、個性豊かなラインナップです。
・Organic(オーガニック) | 1.1-1.3mm / 100%植物タンニンなめし

デンマークやスウェーデンの管理農場で育ったオーガニック牛を使用。トレーサビリティ(追跡可能性)まで確保された、地球にも肌にも優しいレザーです。のびのびと育った放牧牛ならではの、表面の傷や色調の違いが個性を放ちます。
・Nubuck(ヌバック) | 1.2-1.5mm

表面を軽く削り、ベルベットのような微起毛に仕上げたタイプ。マットで上品な質感ですが、スコッチガード加工が施されているため、見た目以上に汚れへの対策がなされている優秀なレザーです。
・Saddle Leather(サドルレザー)

スパニッシュチェアなどに使われる、非常に厚く堅牢な一枚革。まさに馬の鞍(サドル)のような強さがあり、使い込むほどに柔らかく体にフィットし、時間が経つにつれて深みのあるブラウンへと変化していく一生モノの素材です。
【サドルレザーを使用したおすすめのアイテム】

サドルレザーといえば、モーエンセンの傑作「スパニッシュチェア」。時を経るごとに飴色に輝き、自分のお尻の形に寄り添うように馴染んでいく過程は、このチェアとレザーならではの至福の体験です。
クイック比較表
| レザー名 | 仕上げ | なめし | お手入れ | 経年変化 |
|---|---|---|---|---|
| Vice | 顔料 | クロム | 非常に簡単 | ほとんど変化なし |
| Omni | セミアニリン | クロム | 簡単 | ゆるやかに変化 |
| Max | アニリン | 混合 | 丁寧なケアが必要 | 味わい深く変化 |
| Trace | セミアニリン | 植物タンニン | 楽しみながらケア | 深みが増す |
| Vegeta | アニリン | 植物タンニン | 育てる楽しみ | 大きく変化 |
まとめ

フレデリシアの家具を選ぶということは、そのレザーと「共に生きる」ということ。
いつまでも購入時の美しさをキープしたいなら、ViceやOmni。 唯一無二のヴィンテージへと育て上げる喜びを味わいたいなら、MaxやVegeta。
その椅子に座って、どのような「時間」を過ごしたいか——。未来の暮らしをイメージしながら最適なレザーを選ぶのも、家具選びの醍醐味ですよね。
フレデリシアのレザー、どれがあなたの感性に響いたでしょうか。
当店では、ご希望のお客様へレザー及びファブリックサンプルの貸し出しを行っております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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この記事を書いた人
CONNECT
こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。






