「Yチェア」の愛称で親しまれ世界中で愛される
CARL HANSEN & SONのベストセラーCH24

デンマークを代表する家具デザイナーとして、日本でもよく知られているHans J. Wegner(ハンス J. ウェグナー)。
ウェグナーは、生涯で50脚以上もの椅子をデザインしました。その中で最も有名な椅子が「CH24(Yチェア)」です。
Yチェアは1950年にデザインされて以来、途切れること無く生産され続けている20世紀を代表する木製椅子です。
▶【ブログ】ハンス J. ウェグナーについて
なぜ選ばれる?Yチェアの魅力

CH24の魅力は、なんといってもその優美な曲線。一度見たら忘れられないYの形の背もたれ。
14個の緻密なパーツでできたこの美しい椅子は、どのようにつくられたのでしょう。
「椅子は、そこに人が座ったときに初めて完成する」

家具は芸術作品ではなく、日常で使うものと考えていたハンス J. ウェグナー。
木工職人だった彼は、図面だけではなく自らの手で模型製作するなど、実際によく手を動かし続けました。
そして見た目のデザインだけでなく、より快適な椅子を作るため医学博士の協力のもと、
人間の脊椎のX線画像に基づき背もたれが腰から背中にどのように影響するのかを考えました。
人間工学の考えを積極的に取り入れたデザインというのは、当時では非常に珍しいことでした。
ウェグナーの言葉

「私の作品は芸術作品ではありません。日用工芸品なのです。
ですから、手で触ってください。座ってみてください。
そして、よく見てください。曲線を手で追い、つなぎ目を見て、私の心の流れを感じ取ってください。
体をとおして、耳を澄まして、作品が私の言葉で皆様に話しかけている物語をぜひ感じ取って欲しいのです。
しかし、最初から私の心の物語が一挙に語られるというよりも、
どちらかと言えばそれは使っているうちに少しずつ伝わってくるでしょう。
ですから、ぜひそうされることをお勧めいたします。」
1998年の第8回国際デザイン・アウォード受賞の際に日本へ向けたウェグナーの言葉からは、
家具デザイナーとして、そして家具職人としてのウェグナーの想いが感じられます。
360°美しい「手で見るデザイン」

ウェグナーが、椅子を形づくる時、家具職人としての素晴らしい技術と木材への深い知識、
天然素材への探究心が基盤となっています。
人が座るときや立ち上がるとき、掃除するときには、ふとアームや背もたれを触りますよね。
日常で使う道具だからこそ、その手の感覚を大切にデザインされています。
だからシンプルでありながら、どこかぬくもりを感じるんですね。
ハンモックのようにお尻を包み込んでくれるペーパーコード座面

Yチェアの座面はすべて、ペーパーコードというヒモを編み込むことでつくられています。
ペーパーコード座面に座ると、少し沈みこむ感覚が味わえます。
これはハンモックの寝心地に似ており、このお尻を包み込む座り心地がYチェアの特徴の1つです。
座面に使われているペーパーコードは、適度な弾力があり使い込むほどに身体に馴染んでいきます。
毎日座っているとお尻の形に合わせて少しずつ変形。
だんだんとお尻が包まれるような、柔らかい座り心地に育っていきます。
▶ペーパーコードについて詳しくはこちら

座面が自分のお尻の形を覚えていくので、足に馴染んだ革靴のように、
ピタッとお尻を包んでくれる感覚にホッとさせられます。
※張り替えの目安は、およそ10~15年といわれています。
▶【ブログ】Yチェア張替えオンライン受付について
180°どちらに向いても楽に座れる

長時間座っていると、だんだんと姿勢を崩したくなってくるもの。
そんな時、Yチェアなら斜めに姿勢を動かしてもストレスなく座り続けられます。
Yチェアはアームの長さが短めになっているため、左右がふさがれず横向きにも座ることができます。
さらにアームの位置が少し高めの67.5cm。
腕を自然な位置で休ませることができるよう、緻密に計算されています。
横向きになった時もアームが背もたれ代わりになり、楽な姿勢で座ることができるのです。
小柄な方でも肘を置いた時に肩が上がりにくく、どんな体格の方にも心地よいと感じていただけるはずです。
樹種について
【オーク材の木目】

△CH24 / Yチェア(ワイチェア) オーク材・オイル仕上げ SH45cm
高級木材として知られるオーク材。様々な表情を楽しめる美しい木目が特徴です。
木目が荒くはっきりとしていて、”木らしさ”が一番感じられます。
硬くて丈夫なため床材やテーブルによく使われています。
もしかするとビーチ材より馴染みのある木材かもしれませんね。
【オーク材オイル仕上げの経年変化】

木材は、時とともに色味が変化していきます。これを“経年変化”といいます。
オーク材の場合は、黄味がかった濃い茶色へと変化していきます。
迷ったら「オーク材・オイル仕上げ」がおすすめ

△ [手前] オーク材・オークオイル仕上げ / [奥] ビーチ材・ソープ仕上げ
木目がより際立つオーク材・オイル仕上げは、濃い色の家具と合わせても、
明るいナチュラルな空間に置いても、自然に馴染むのが特徴です。
その主張しすぎない色合いは、周りのインテリアのテイストを選ばないので、
どんなお部屋にもすっと溶け込んでくれます。
「他の家具との相性が不安」「樹種や仕上げで迷ってしまう」という方は、オーク材・オイル仕上げがおすすめですよ。
▶【動画で詳しく見る】迷ったらコレ!Yチェア選びで失敗したくない人必見
\おすすめコーディネート!/ヴィンテージ感漂う大人のダイニング

オーク材は、濃い色の家具にも薄い色の家具にも合うのが特徴です。そのため、ヴィンテージのチーク材とも好相性。赤みの強いチーク材に、輝くような麦色のオーク材を合わせると、とても美しい調和が生まれます。上品なグラスのペンダントを加えれば、落ち着いた大人のダイニングが完成します。
\こんな方におすすめ!/ダイニングでゆったり過ごしたい方に

ダイニングで長い時間を過ごす方、読書やスマートフォンを楽しむ方は、好きな体勢で座れるCH24がピッタリです。
身体にフィットする幅広な座面と、傾斜のついた背もたれのカーブで、自然と肩の力がぬけるので、長時間座っていても快適。
食後もついつい時間を忘れておしゃべりが弾みます。
ダイニングの他にもこんな使い方がおすすめ!
“Yチェアをリビング脇のデスクスペースで使う”

近年、リビングダイニングの一角にデスクスペースを設ける間取りが増えていますよね。
お子様がお勉強をしたり、ちょっとした事務作業やリモートワークをしたり。
そんな便利なスペースですが、リビングから見えるところに大きなデスクチェアは、少し不釣り合い。
だけど、スツールのような椅子では座り心地が…。と悩まれている方、多いのではないでしょうか。
そこで、デスクスペースにもYチェアをおすすめします。
軽くて運びやすいのでダイニングからも楽々持って行けます。デスク専用としての座り心地も申し分ありません。
“REAL BUY”スタッフレビュー

購入したきっかけは、Yチェアを1脚は持っておきたかったんです。
まずは、Yチェアを手に入れてから他のチェアを買いたいと思いました。
家でゆったりリラックスした座り方をすると、スマホを触るのにアームの角度や高さが丁度いいことに気づきました。
そして、アームの触り心地がとても良いんです。
見た目も美しいYチェアは、リビングのデスクスペースにもとてもいい感じです。

奥まで深く腰かけると、Yの部分が背中を支えてくれて落ち着きます。
家事につかれて落ち着きたいときに自然と座りに行っている自分がいます。
あぐらをかいたり、横向きに座ったり、正座をしたり。
いろんな姿勢がとれる上にラウンジチェアとしても使えて、長時間でもくつろげます。
CH24 | バリエーション
▶CH24 | バリエーションはこちら
Yチェア(CH24)は、「樹種」「仕上げ」「座面ペーパーコードの色」の組み合わせに加え、
シートの高さ(SH43cm/45cm)も選択でき、多彩なバリエーションがございます。
樹種、仕上げ、および高さの組み合わせについての詳細につきましては、スタッフがサポートさせていただきます。
お気軽にCONNECTまでお問合せ下さい。
CH24(Yチェア)専用シートクッション
▶CH24(Yチェア)専用シートクッションはこちら
Yチェア専用のシートクッションもございます。
前後の脚に合わせて加工されたフォルムで、座面にずれることなくぴったりフィットし、両面使用も可能です。
素材は、柔らかなウールフェルトと、お手入れが簡単なレザーの2種類からお選びいただけます。
最後に… 椅子選びでお悩みの方へ
例えば、こんなお悩みはありませんか?
「たくさん種類があって、結局どれを選べばいいか分からない…」
「今持っている家具とのコーディネートに悩む…」
「家族みんなが快適に座れる、高さやサイズの椅子って?」
どんな些細なことでも構いません。もし、何か不安なことや疑問点があれば、遠慮なくおっしゃってください。
一つひとつ丁寧にお答えいたします。
まずは、お気軽にCONNECT公式LINEまでお問い合わせください。
あなたにぴったりのチェアをご提案いたします。