ウェグナーが自邸のためにデザインしたダイニングチェア。夫人がその座り心地の良さを気に入って、よく使っていたそうです。
1965年のデザイン当初、食卓に腕が伸びやすいようにと、テーブルの天板とアーム部を同じ高さにデザインしました。深く腰をかけると自然な背骨の曲線が保て、長時間座っていても腰が疲れにくいのが特徴です。奥様が気に入ってらしたということは、日本人の体系にも合いそうですね。
ウェグナーの作品の中でも数少ないスチール脚のデザイン。クローム(鉄)ではなくスチールを採用しているので、水にも強く、錆びることもありません。
とても軽い印象ですが、座り心地がよく、とても丈夫で4脚までスタッキングが可能です。