デンマークデザインの巨匠、アルネ・ヤコブセンが手がけた「セブンチェア」は、フリッツ・ハンセンを代表する名作であり、家具史に刻まれるアイコン的存在です。三次元曲面の背座一体成形合板が体をやさしく包み込み、ほどよい「しなり」で長時間でも快適。9層の合板構造は耐久性に優れ、細く丈夫なクローム脚と柔らかな曲線のシェルが、空間を美しくすっきりと演出します。
【フルパディングモデル】
フルパディング仕様のセブンチェアは、シェル全体にウレタンを施し、生地やレザーを前面・背面の両面に張って仕上げています。厚みのあるウレタンが高いクッション性を生み、上質で包み込まれるような座り心地を実現。長時間座っても疲れにくく、まるでラウンジチェアのような快適さを味わえます。
【ファブリックについて】
生地本来の織り感や風合いが豊かで、柔らかく温かみのある雰囲気を演出したい方におすすめです。レザーに比べてグリップ力が高く滑りにくいため、座ってもずれにくく安定感があります。また、通気性が良く、長時間快適にお使いいただけます。
【張地(Hallingdal)について】
1965年にNanna Ditzel(ナナ・ディッツェル)のデザインにより誕生し、クラシカルな北欧インテリアと相性の良いファブリックとして今なお愛され続けています。ウールの素朴な素材感を生かした、しっかりとした厚みがあるとても丈夫なファブリックです。ウールの特性である温度調整や撥水性を備えながら、30%ビスコースを混紡することでシルクの質感に似た柔らかさもあります。
「ホワイト・グレー 110」のカラーは、ホワイトと薄い濃淡のグレーが程よく組み合わさったやさしい雰囲気を醸し出す色味です。このファブリックは、北欧ブランドの家具に長年愛され続けています。クラシカルで歴史のあるこのファブリックとセブンチェアを組み合わせることで、この上ない至高の一脚となります。ベースはすっきりとクローム仕上げになっています。
※レッグキャップは、フェルトの有無をお選びいただけます。フェルト付ご希望の場合、別途1,320円頂戴致します。