あなたのお部屋に光の雨が降り注ぐ。
自然界の法則から生まれた、美しい造形
リビングやダイニングの中心に、空間の印象を決めるシンボルのような照明を選びたい。
アートのように空間の雰囲気を一変させる佇まいでありながら、光源の眩しさは感じさせない。心地よい光と、いつまでも眺めていたくなる美しさ。そのどちらも妥協したくない方の想いに応えるのが、Patera(パテラ)です。
見るほどに引き込まれる、パテラの表情
遠くから見ると、白い球体が静かに浮かんでいるように見えます。ところが近づいてみると、細かなパーツが複雑に組み合わされていて、まるで植物の種や炎のような生命感があります。照明器具というより、空間に浮かぶオブジェに近い印象です。
さらに点灯すると、内部から光がにじむように広がり、昼間とはまったく違う表情を見せてくれます。無数の隙間から光がこぼれ、まるで光の雨が降り注ぐような、どこか神秘的な光景です。
自然の法則が導く、美しい構造と光
自然界の美を宿す唯一無二のデザイン
▲パテラのインスピレーション源である「巻貝の螺旋構造」について語るオイヴィン氏
デザイナーのオイヴィン・スロットは、デザインを考えるときに、何か新しいものをゼロから生み出そうとするのではなく、「すでにあるものを見つける」という考え方を大切にしています。
その一番のインスピレーションとなっているのが、自然です。
自然の中には、ひまわりの種の並びや巻貝の螺旋のように、一見すると偶然に見えても、そこには美しい法則や規則があります。オイヴィン氏は、そうした自然の中にあるエッセンスを見つけ出し、デザインへと落とし込んでいきます。
▲オイヴィン氏がコンピューターを使って構造を研究した図
パテラもそのひとつ。自然界に見られるフィボナッチ数列をもとに、無数のセルが組み合わされています。
一見すると整然としているのに、どこか有機的。人工物でありながら、植物や生命のような温かみを感じるのは、こうした自然界の法則がデザインの根底に息づいているからでしょう。
美しいだけではない、眩しさを抑えた光
オイヴィン氏が「一番素晴らしい照明」と考えるのが、太陽です。パテラもまた、太陽をイメージしてデザインされました。
一方で、パテラの具体的なデザインは「電球」から始まりました。電球を置き、そこから光がどのように広がるのかを考え、光をコントロールするために一枚一枚の羽根の配置を決めていったのです。
その結果生まれたのが、どの角度から見ても光源が直接目に入らない「グレアフリー」の構造。羽根の間から光を360度へ柔らかく広げながら、真下のテーブルにはしっかりと光を届けます。
見た目の美しさと、光の心地よさ。その両立を徹底的に突き詰めた結果生まれたのが、この特徴的な球体なのです。
リビングの中心にパテラを
ソファやラウンジチェアを囲み、家族や友人とゆったり過ごすリビングにペンダントライトを吊るすことで、空間の印象をつくるシンボルが生まれます。
リビングの中央に吊るすことで自然と視線が集まり、会話が生まれるきっかけにも。パテラは、アートのような存在感がありながら、穏やかなフォルムだからこそ、くつろぎの時間にも心地よく寄り添ってくれます。
昼間は複雑な幾何学模様をまとったオブジェのように佇み、夜には一つひとつのセルが光を帯び、柔らかな光と陰影をつくり出すパテラ。ソファから少し距離をとって眺めることで、無数のセルがつくる繊細な構造をじっくり楽しむことができます。
過ごす時間の長いリビングだからこそ、その造形や光の変化をじっくり味わえる場所に、パテラを吊ってみるのはいかがでしょう。
円形の家具と自然素材で楽しむコーディネート
コーヒーテーブルやスツールなど、円形の家具と組み合わせるのもおすすめです。パテラの球体と家具の丸いフォルムが呼応し、リビングにまとまりが生まれます。
自然の美しさから生み出された有機的なフォルムのパテラは、木製家具やウール素材のラグなど、自然素材を取り入れた空間とも好相性。
自然の心地よさを感じられる、穏やかなリビングに仕上がります。
見る角度で変わる、光の表情
オイヴィン氏は、「パテラの周りを歩きながら、さまざまな角度から見てほしい」と語っています。
実際にパテラを眺めていると、見る角度によってセルの重なり方が変わり、光の見え方も変化します。いつ見ても違った表情を見せてくれるからこそ、見ていて飽きません。
ソファに座って眺めるとき。ラウンジチェアに腰かけたとき。ラグの上で寝転びながら見上げるとき。同じ一灯でも、過ごす場所やその瞬間によって、違った表情を楽しむことができます。
そんなパテラは、ただ明るくするだけではなく、光そのものの美しさを楽しめる照明ではないでしょうか。
一つひとつのセルからこぼれる光が重なり、球体のシェードに陰影をつくることで、他の球体照明とはまた違った、どこか神秘的な表情を見せてくれます。
ふと視線を上げたときに、「やっぱりきれいだな」と思える。そんな瞬間が、暮らしの中に何度も訪れる照明です。
名作「アーティチョーク」と重なる美しさ
▲左:Patera 450、右:PH Artichoke 480
ルイスポールセンで長年働いているスタッフの方に、パテラについてお話を伺った際、「ルイスポールセンの製品の中で、パテラが一番好き」と教えてくださいました。
その方に「パテラはどんな照明だと思いますか?」と尋ねると、「アーティチョークの形を、現代のデザインとして再解釈したようにも感じられる照明です」という言葉が返ってきました。
自然からインスピレーションを得たフォルムや、重なり合う羽根、器具そのものを美しく見せながら空間を照らす光。たしかに、パテラとヘニングセンの名作「アーティチョーク」には、共通する部分が多くあります。
ヘニングセンへの敬意を感じさせるアーティチョークの考え方を、オイヴィン氏が自身のデザインで現代に引き継いだようにも感じられる。そんなところにも、パテラの面白さがあります。
自らデザインを持ち込んだ、特別な一灯
同じくオイヴィン氏が手がけた「SWIRL(スワール)」をはじめ、自然界の法則から着想を得た美しいデザインで知られる彼ですが、パテラにはひとつ特別な背景があります。
それは、メーカーから依頼を受けてデザインしたのではなく、デザイナー自らがルイスポールセンへデザインを持ち込んだプロダクトだということ。
光がどのように広がるかを考え、自然の中にある法則をヒントに試行錯誤を重ねて生まれたパテラ。単に美しい球体というだけではなく、自ら理想の光を追い求め、形にしたオイヴィン氏の特別な情熱が込められています。
デザイナー本人に聞いた誕生の物語
CONNECTスタッフが、デンマークにあるオイヴィン・スロット氏のスタジオを訪ね、パテラが生まれた背景について本人にお話を伺いました。
プロの音楽家として活動していた経験から培われた想像力。自然界に見られる美しい法則。そして、デザインにおける数々の試行錯誤。自然の中にある美しさや法則を見つけ、デザインへと落とし込む彼の考え方が、パテラにどのように込められているのかを伺いました。
空間に合わせて選ぶ、Pateraのかたち
「パテラを取り入れたいけれど、わが家の天井高ではバランスが難しそう…」そんなお悩みに応えてくれるのが、横長のシルエットをした「Patera Oval(パテラ オーバル)」です。
都市部の住宅など、天井高に制限のある空間でも、卓上に理想的な光を届けられるようにデザインされています。
横長の楕円形のシェードは、下側の円形の開口部から光を直接卓上へ届けながら、セルの側面に沿って光を柔らかく広げます。ダイニングテーブルの上はもちろん、ベッドルームや、広々とした空間で高い位置から吊るすなど、さまざまな場所で取り入れられます。
パテラの美しい光を、サイズや天井高だけを理由に選択肢から外してしまうのは、少しもったいない。サイズや形のバリエーションが豊富だからこそ、空間に合わせて自分に合ったパテラを選べるのも、このシリーズの魅力です。
スペックとサイズ選びのガイド
サイズ一覧と選び方の目安
▶Patera(パテラ)の商品一覧を見る
共通仕様
カラー:ホワイト
シェード材質:塩化ビニール製カッティングシート
仕様:屋内用(IP20)
メンテナンス
日常のお手入れ
ホコリの払い方:普段のお手入れは、柔らかい乾いた布やはたきで優しくホコリを払ってください。
パーツの外れについて:シェードのパーツ(シート)が外れてしまった場合でも、ご自身で元の位置にはめて簡単に修正していただけます。
お手入れ・お取り扱い時のご注意
必ず電源を切ってお手入れ:ランプの交換やお手入れを行う際は、安全のため必ず電源を切った状態で行ってください。
水洗いや揮発性薬品は不可:水をかけたり水につけて洗うことはできません。また、変色や破損の原因となりますので、シンナー・ベンジン・ガソリン等の揮発油や殺虫剤は絶対に使用しないでください。
優しく取り扱う:落下や破損を防ぐため、お手入れの際に器具を強く引っ張ったり、回転させたり、振動や衝撃を加えないよう、両手で静かにお取り扱いください。
FAQ|よくあるご質問
Q.組み立ては必要ですか?
A.組み立ては必要ですが、複雑な作業はありません。
繊細な球体をかたどるシェード部分は完成した状態でお届けします。お客様に行っていただくのは、電球の取り付けと、灯具(ソケット部分)をシェードにセットする作業のみです。
デザイナー|オイヴィン・スロット
1978年デンマーク生まれ。デンマーク王立芸術アカデミーで修士号を取得。デザイナーになる前はデンマーク音楽アカデミーで学び、オーケストラでプロの音楽家として活動していました。
現在は、Louis Poulsen(ルイスポールセン)やLE KLINT(レ・クリント)で照明を、デンマークを代表するオーディオブランドBang & Olufsen(バング&オルフセン)ではスピーカーを手がけるなど、幅広いプロダクトをデザインしています。
音楽で培った豊かな感性と想像力を生かし、自然を最大のインスピレーション源に、そこに潜む形や光、摂理やルールから「まだ見えていない美しさ」を見つけ出す。そんな視点から、身のまわりにあるものを新たなかたちへと導いています。
老舗照明ブランド、ルイスポールセンとは?
北欧デンマークの照明ブランド。創業一族のポールセン一家は1800年代末頃から工具・電気用品の販売を手掛けていました。1924年にパリの博覧会のためにポール・ヘニングセンと共同で開発した照明器具が高い評価を得て、照明器具の発売を開始。これが100種類以上のラインナップを誇るPHシリーズの始まりとなりました。現在では、ルイスポールセンは近代照明のルーツといわれ、世界の照明デザインに大きな影響を与えている"北欧のあかり"となっています。