艶やかなアクリルと、光の表情を楽しむ
PHシリーズの新たな選択肢
ポール・ヘニングセンの名作「PH 5」に、これまでとはひと味違う「PH 5 Opal 320」が登場しました。
従来のPH 5がアルミシェードであるのに対し、PH 5 Opal 320には、光をほのかに透過する艶やかなアクリル素材を採用。シェードそのものがやわらかく光をまとい、PH 5ならではのグレアフリーの光に、これまでとは異なる穏やかな表情を加えています。
シェード全体がふんわり灯る、柔らかな光
直径320mmのほどよくコンパクトなサイズと、取り入れやすい価格帯もPH 5 Opal 320の魅力です。
「PH 5を選ぶ」だけでなく、「PH 5をどう楽しむか」まで広がるPH 5 Opal 320。これまでとは違う、新しいPH 5の楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
従来のPH 5との3つの違い
アクリルが生み出す、新しいPH 5の光
金属からアクリルへ。素材が変わることで、光の透け方や陰影、シェードの見え方にも、これまでとは異なる微妙なニュアンスが生まれます。
艶やかな光沢仕上げのアクリル製シェードを採用し、内面は白色塗装で仕上げています。
遮光性の高いアルミ製シェードとは異なり、光を透過するアクリルシェードが器具そのものをふんわりと発光させ、下方向への光だけでなく、周囲の空間や壁面までやわらかく照らします。
長く愛されてきたPH 5の美しさはそのままに、素材の違いから生まれる新しい光の表情。今までのPH 5とは少し違う、光の広がりや柔らかな佇まいを楽しんでいただけます。
下方を明るく照らす、ボトムカバーレス構造
従来のモデルにある「ボトムカバー」をあえて設けない設計に。電球の下を遮るものがないため、食卓や作業スペースの手元まで、光がしっかりと届きます。
また、シェードを取り外すことなく、下から直接手を差し入れて電球を交換できるのも、ボトムカバーレスならではの使いやすさです。
組み立てからパーツまで、細部に宿る工夫
従来のPH 5は、トップシェードの溝に合わせてカチッと回して固定する仕組みでしたが、PH 5 Opal 320では、灯具とシェードを留め具で固定する構造に変更。より組み立てやすくなっているのも嬉しいポイントです。
また、スペーサーや白いコード、留め具などのパーツも白で統一。シェードの美しい色合いを邪魔することなく、細部まで一体感のある、すっきりと整った佇まいに仕上げています。
食卓からデスクまで彩る柔らかな光
ダイニングに1灯吊るすだけでなく、2灯、3灯と複数を並べて、カラーの組み合わせや光の重なりを楽しむのもおすすめです。
従来のPH 5と同じく、テーブル面から照明器具の下端までを60cmの高さに設定すると、眩しさを抑えながら食卓を心地よく照らせます。
リビングやベッドルームに取り入れたり、複数をリズミカルに吊るして、まるでアートのように空間を彩ったり。シェードから広がるやわらかな光を楽しみながら、空間に合わせて自由なスタイリングができます。
また、食卓だけでなく、キッチンや作業カウンターの手元を照らす照明としてもおすすめです。壁に向かってデスクを置くような、少し閉鎖的になりがちな場所に吊るせば、壁面に光がやわらかく反射し、心地よい明るさをつくります。
器具全体からやわらかな光が広がるPH 5 Opal 320は、子ども部屋にも。毎日の暮らしの中で、美しいものや心地よい光に触れることは、子どもたちの感性を育むきっかけにもなるはずです。
長く使い続けられる本物の照明を、子どもたちにも。日々を過ごす場所だからこそ、心地よい光を選んでみてはいかがでしょうか。
師弟関係から生まれた素材のストーリー
大人気照明「パンテラ」と同じアクリル素材を採用した本作。2026年は、PHシリーズ誕生100周年であると同時に、パンテラの生みの親であるヴァーナー・パントンの生誕100周年でもあります。ポール・ヘニングセンとパントンは師弟関係にあり、二人の偉大なデザイナーの繋がりを現代に蘇らせた歴史的にもストーリーを感じさせる、ファン必見のモデルです。
CONNECTの推しカラー「オパール・ベージュ」
全4色の中でも、特におすすめしたいのが「オパール・ベージュ」です。
パンテラ ポータブルと同じカラー展開の中で、オパール・ベージュだけは少し深みのある色合いに仕上げられています。上品なニュアンスカラーとして空間に馴染み、木製家具とも自然に調和。素材の美しさと色の奥行きを楽しめるカラーです。
灯りを点けると、アクリルならではのやわらかな光がシェードを透けて広がり、空間をやさしく包み込みます。
その他の3色「オパール・ホワイト」「オパール・ペールローズ」「オパール・ペールブルー」は、パンテラ ポータブルと同じ色合いで展開。インテリアの雰囲気や好みに合わせて、お気に入りの一色を選べます。
時代を超えて継承される光の計算
▲PH 5初期段階のスケッチ
参照:LIGHT YEARS AHEAD THE STORY OF THE PH LAMP(2000).Louis Poulsen
1958年に誕生した名作「PH 5」は、眩しい光が目に入らないグレアフリー構造の先駆者ポール・ヘニングセンによりデザインされました。
どの角度でも均一に反射する「対数螺旋(たいすうらせん)」のシェード構造を踏襲しつつ、アクリル素材を用いて新しい明かりの表情を引き出しています。
空間の広がりと明るさで選ぶ判断基準
▲左:PH 5 Opal 320 オパール・ホワイト
右:PH 5 300 E17 モノクローム・ホワイト
光を透過しないアルミシェードで、下方向に光を集め、メリハリのある落ち着いた陰影を楽しみたい方には、PH 5 300 E17(旧 PH 5 mini)がおすすめです。
一方で、「ダイニングテーブルは明るくしたいけれど、周りの空間まで暗くなるのは避けたい」「一灯で、食卓だけでなく部屋全体にも心地よい明るさがほしい」という方には、「PH 5 Opal 320」を。光を透過するシェードから光がやわらかく広がり、テーブルを照らしながら、壁やその周りまで穏やかに明るくしてくれます。
PH 5 Opal 320の製品仕様
サイズ:φ320×H175(約mm)
全長:1820(約mm)
質量:0.8kg
素材:アクリル(内面はホワイト・マット仕上)、アルミ(ABSカバー、ホワイト・ウェットペイント仕上げ)
同梱電球:E17 LED電球(60W相当)
仕様:引掛シーリング取付型、白色コード、フランジ付、電球位置調整機能(電球の大きさに応じて調整可)、屋内用(IP20)
カラーバリエーション:オパール・ホワイト、オパール・ペールローズ、オパール・ペールブルー、オパール・ベージュ(全4色)
メンテナンス
定期的に(6か月程度)部品のゆるみがないか点検してください。
普段のお手入れは乾拭きでほこりを取ります。汚れがあるときは、柔らかい布に中性洗剤を浸し、よく絞って拭いた後、乾拭きしてください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 天井の電源形状に合わせて加工を選べますか?
A. ご自宅の電源形状をご確認いただき、一般的なシーリングの場合は「引掛けシーリングプラグ付き」、ダクトレールの場合は「ダクトプラグ付き」の加工をお選びいただけます。
Q. 天井周りをよりスッキリ見せる方法はありますか?
A. フラットシーリングカバーを使用することで天井接合部を美しく収めることができます。コード加工選択で「専用フラットシーリングカバー」をお選びください。ただし電気工事前の計画が必要となるため、ご新築やリフォームの際はお早めにご相談ください。
Q. 天井の電源が一箇所しかない場合でも多灯吊りはできますか?
A. 天井にダクトレールを設置することで、1箇所の電源でもテーブルの位置に合わせて複数灯のペンダントライトを設置できます。
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近代照明の父、ポール・ヘニングセン
光を科学し、人々の対話を促す「人道主義」
彼が「近代照明の父」と呼ばれるのは、単なるランプの形を作ったからではありません。それまでただの「明るくする道具」だった電灯を、「人々の暮らしを健やかにし、お互いの顔を美しく照らして対話を促す装置」へと変えたからです。
1920年代、普及し始めたばかりの裸電球の刺すような光は、人々の瞳孔を無理に収縮させ、表情を強張らせていました。ヘニングセンはこの「不快な眩しさ(グレア)」を近代社会の欠陥と捉え、生涯をかけて戦いに挑みました。
▲1927年当時の写真
参照:LIGHT YEARS AHEAD THE STORY OF THE PH LAMP(2000).Louis Poulsen
彼が目指したのは、光が強すぎず弱すぎもしない、瞳孔がふっと緩んで心から安らげる空間。優れた建築家であり、鋭い社会批評家でもあった彼の「質の高い光は人々の生活を救う」という徹底した人道主義が、現代の北欧デザインの根底に流れています。
老舗照明ブランド、ルイスポールセンとは?
北欧デンマークの照明ブランド。創業一族のポールセン一家は1800年代末頃から工具・電気用品の販売を手掛けていました。1924年にパリの博覧会のためにポール・ヘニングセンと共同で開発した照明器具が高い評価を得て、照明器具の発売を開始。これが100種類以上のラインナップを誇るPHシリーズの始まりとなりました。現在では、ルイスポールセンは近代照明のルーツといわれ、世界の照明デザインに大きな影響を与えている"北欧のあかり"となっています。