床に接しない支柱が、空間を軽やかに
無垢材のオープンシェルフ
無垢材でありながら重さを感じさせない、日本の和建築から着想を得た抜け感と静けさ。
余白を持たせたフレームが、空間に心地よい広がりをもたらします。モダンな飾り棚として、暮らしの風景を整えるプロダクトです。
お気に入りの器や本を置くだけで、空間が静かなギャラリーのように変わります。
和の構造美と北欧の引き算が、飾るものを引き立てる
デンマークの建築家集団「ノーム・アーキテクツ」によるデザイン。日本の障子や真壁に見られるグリッド構造を研究し、構造そのものを美しい意匠(デザイン)としつつ、無駄を削ぎ落とす「ソフト・ミニマリズム」の哲学をカリモク家具の技術で形にしました。家具が背景に徹し、空間に馴染みます。
静けさのなかに存在感を持つ、構造と素材の理由
飾るものを引き立てる、計算された抜け感と機能の調和
一見シンプルに見えて、細部まで計算された造りが心地よい抜け感を生み出します。細いラインの連続性がもたらす、和建築のような端正なリズム感。 細部まで理にかなった設計が飾るものを引き立て、無垢材の滑らかな質感を際立たせます。
床から浮いた中央の支柱が作る、軽やかな浮遊感
中央の2本の支柱が床から浮いている独自の構造。大型家具の重厚感を和らげ、空間に広がりと浮遊感をもたらします。この支柱はさりげないブックエンドとしても機能し、使い勝手と意匠性を両立した設計です。
無垢材の特性を見極めた、薄く抜け感のある棚板
無垢材の反りやすさを熟知した上で導き出された、適切な奥行きと薄さ。天然素材の温もりや、指に触れる滑らかな質感を残しつつ、重さを感じさせない端正な仕上がりです。精巧な削り出しが、すっきりとした印象を与えます。
光と影の表情を引き出す、ソフト・ミニマリズム
過度な装飾を削ぎ落とした、シンプルなフレームライン。時間帯によって光の当たり方が変化し、無垢材の陰影や、床に落ちる影の美しさを楽しむことができます。暮らしの中で移ろいゆく光を捉え、静かな情景を描き出します。
棚板を小さなステージに見立て、お気に入りを飾る愉しみ
視線を遮らないオープン構造と、無垢材の落ち着いたトーン。休日に集めた作家の器やアートピースを並べる喜びを日常で味わえます。ざらりとした土の質感が残る陶器から白いオブジェまで、飾るものを受け入れ、壁の表情を豊かに変えます。
飾る愉しみを引き出す、三角形と余白の法則
置き方を少し工夫するだけで、ギャラリーのように整った空間が生まれます。
「三角形を意識して高低差をつける」「あえて余白を残す」。この2つのポイントを取り入れることで、手持ちの器や本が美しく引き立ちます。
空間に合わせて選べる、サイズと樹種のバリエーション
コンパクトな空間に馴染む「N-SS01/2×2」
サイズ:W963×D420×H1010(約mm)重量:17.5(約kg)
幅と高さが約1メートルのコンパクトな設計です。視線を遮らない低めの造りのため、寝室や玄関、限られた広さのリビングにも圧迫感なく設置できます。最上段の天板に照明や小物を飾り、サイドボードのように空間を整える使い方がおすすめです。
横の広がりが美しい「KINUTA N-SS01/3×2」
サイズ:W1427×D420×H1010(約mm)重量:21.0(約kg)
十分な幅を持たせつつ高さを抑えた、重心の低いモデルです。窓下の空きスペースや、リビングとダイニングを緩やかに区切るソファ裏の配置に適しています。横に広い天板はディスプレイスペースとして機能し、お気に入りの品をゆったりと並べる余白が生まれます。
壁面を豊かな風景に変える「N-SS01」
サイズ:W1416×D400×H1700(約mm)重量:46(約kg)
高さ1700mm、無垢材の確かな重みと存在感を持つ大型モデルです。広々としたリビングの主役や、書斎の壁面を飾る実用的な本棚として、空間に建築的な美しさをもたらします。高さがありながらも視線が抜ける構造のため、広い空間の間仕切りとしても機能します。
木部カラーバリエーション

ピュアオーク

スモークドオーク

グレインマットブラック

ケヤキブラウン
メンテナンス
木の表面に極めて薄い樹脂の塗膜を作ることで、水や汚れの染み込みを防ぐポリウレタン塗装を採用しています。オイルフィニッシュに比べて日々のメンテナンスに手間がかからず、万が一飲み物をこぼした際も柔らかい布で拭き取るだけで美しさを保てます。無垢材の自然な風合いを残しつつ、日常使いに寄り添う実用的な仕上げです。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 商品の組み立ては必要ですか?
A. 本製品は枠組みを分解できない一体型構造のため、完成品でのお届けとなります。お客様ご自身での組み立て作業は不要です。お届け後、すぐにご希望の場所へ設置いただけます。
Q. 大型家具のため、搬入経路で確認すべき点はありますか?
A. 本製品は分解できない構造であり、無垢材の棚板により十分な重量があります。廊下やドアの幅の確認に加え、螺旋階段などの経路では吊り上げ作業が必要になる場合があります。スムーズな設置のため、事前の搬入経路のご確認をお願いいたします。
Case Study 01|Kinuta Terrace
「ケース」= ひとつの建築プロジェクト
カリモクケースの「ケース」とは、実在する「建築プロジェクト」を指しています。
通常の家具作りとは異なり、まず特定の建築(空間)があり、その場所のために家具をデザインする。
その「事例研究(ケーススタディ)」から生まれたコレクションであることが、名称の由来です。
都心の静寂を紡ぐ、緑と光の集合住宅
東京・世田谷に佇む、1991年に建てられた36戸の集合住宅。そのリノベーションプロジェクト「砧テラス」から、カリモクケースの物語は始まりました。
都会の喧騒の中にありながら、中庭の豊かな自然と光が室内に溶け込む。
「外と内のつながり」をテーマに、住まう人が自然体でいられる穏やかな空間を目指して、すべての家具が書き下ろされました。
「誠実さ」でつながる日本と北欧の協業
このプロジェクトは、建築家・芦沢啓治氏とデンマークのノーム・アーキテクツの協業により実現しました。
共通するのは、素材に対する誠実さと、シンプルでありながら温かみを感じさせる「ソフトミニマリズム」の思想。
日本の職人技と北欧の感性が融合し、国境を越えて長く愛される普遍的な美しさが、この場所から描き出されました。
建築家たちが語る、空間への想い
「家具はそれ単体ではなく、空間全体の一部として、背景のように静かに佇むべきだと考えました。」
── 芦沢啓治
「私たちが目指したのは、触れるたびに安らぎを感じる素材感。それらが光と重なり合い、住まいを特別な聖域へと変えてくれます。」
── ノーム・アーキテクツ