Audo House|美と静けさが交差するノールハウンの一角で
毎年6月、デンマークの首都コペンハーゲンにて開催される、北欧デザインの今を体感できるイベント「3days of design」。3日間にわたるデザイン巡りの最終日、私はAudo House(オドー ハウス)へと足を運びました。
この日、最初に降り立ったのはコペンハーゲン北部のOrientkaj(オリエントカイ)駅。
ホームに降りると、目の前には開けた港湾と空、そして水辺に面した壮大なモダン建築が広がっており、都市と自然が心地よく共存している風景に思わず見惚れてしまいました。
そこから歩いて向かったのは、近年再開発が進むNordhavn(ノードハウン)エリア。海の眺めはありませんが、整備された街路や新しい建物が立ち並ぶ落ち着いた住宅・オフィス街です。
街にはヨーロッパ各国からの住人が多く、洗練された空気が漂いながらも、どこか静けさを感じられる印象的な場所でした。
そんなノードハウンの一角に、静かに佇むのが「Audo House」です。
Audo House
ここは、インテリアブランド Audo Copenhagen(オドー・コぺンハーゲン)が手がけている複合施設です。ホテル、ショールーム、レストラン、ワークスペースがひとつになっており、その控えめながら品のある外観からは、コペンハーゲンらしい「静かなラグジュアリー」が感じられます。
Audo Hotel
専用エレベーターでホテルフロアへ上がると、そこにはAudoの世界観が凝縮されたような空間が広がります。
淡いグレーやベージュ、スモーキーブラウン、ダスティライラックなど、絶妙に組み合わされた「ニュアンスカラー」が丁寧に施されています。このカラーセレクトこそ、Audoならではの美意識が最もよく表れている部分だと感じました。
さらに、1階ではアート作品の展示・販売も行われており、各部屋には選び抜かれたアートがさりげなく飾られています。アートがあることで空間に深みと個性を与え、よりあたたかく、心地よい雰囲気をつくり出しています。
五感に響く心地よさ
各お部屋のコーディネートはそれぞれ異なりますが、どのお部屋もゆったりとリラックスできる空間でした。
ソファが印象的なラウンジタイプや、ゆったりとしたバスタブのあるお部屋など。インテリアだけでなく、自然光の取り入れ方や素材の質感、照明の高さまで、「体感する美」を大切にデザインされていることが伝わってきました。
何度も「ここに泊まりたい…」と心から思わせてくれる空間でした。Audoの家具やインテリアが、ただ“飾られている”のではなく、「暮らしの中で感じられる」ことこそ、Audo Houseの最大の魅力かもしれません。
訪問を終えて
短い滞在でしたが、空間の持つ力や色の調和、素材の温もり、そして建築とインテリアの美しい関係性を改めて感じることができました。Audo Houseは、単なるブランドの旗艦店ではなく、「暮らしの質とは何か」を問いかけてくる特別な場所だと強く感じた訪問となりました。
📍Audo House
Århusgade 130, 1st Floor
2150 Nordhavn, Copenhagen
Denmark
Audo Copenhagenとは
2025年限定!KNITTING LOUNGE CHAIR Limited Color
1951年にデザインされた名作「Knitting Lounge Chair(ニッティング ラウンジチェア)」の限定カラーが、特別価格で登場!上質なブークレ生地と深みのあるブラックのオーク無垢材が織りなす、美しさと快適な座り心地をぜひご体感ください。
※こちらのアイテムは、2025年8月1日から12月31日までの期間限定生産です。
【お問合せ先】
CONNECT [WEB SHOP]
ご質問がございましたらお気軽にお問合せ下さいませ。
【個別の各商品についてのお問い合わせ】
各商品ページの「商品についてのお問い合わせ」より、お問い合わせください。
【家具・照明の組み合わせなどトータルプランニングのご相談】
下記よりお問い合わせください。
・LINEからのお問い合わせはこちら
・インテリアプラン相談申込フォーム(CONNECT HOUSE)はこちら
お持ちであればサイズ入りのお部屋の図面と、「ご新築」「買い替え」など用途を簡単にお知らせいただけるとご案内がスムーズです。
関連記事はこちら
この記事を書いた人
CONNECT
こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。