「置くイメージ」が必ず湧く!上質な暮らしを実現するラウンジチェア×名脇役の黄金比

エッグ

「ラウンジチェアが気になるけれど、家に置くイメージが湧かない…」
そんなふうに迷ってはいませんか?

ゆったりとくつろげる“自分だけの居場所”をつくってくれるラウンジチェアは、多くの人にとって憧れの存在です。
しかし、その存在感ゆえに、
「どこに置けばいいの?」「ほかの家具と馴染むか不安…」
と悩まれる方も少なくありません。

実はこのお悩み、ラウンジチェアを“単体の椅子”としてではなく、他のアイテムとの組み合わせで考えることで解消できます。

成功の鍵になるのは、ラウンジチェアの魅力を引き立てる「ラウンジチェア × サイドテーブル × 照明」の3点セットで、“最高のパーソナル空間”をデザインすること。

本記事では、北欧デザインを代表する名作ラウンジチェアを主役に据え、その個性を際立たせる“名脇役“たちとの黄金の組み合わせを、具体的なコーディネート例と共に詳しくご紹介します!

 

ラウンジチェアの横に「名脇役」が必要な理由

ラウンジチェアの隣に適切なサイドテーブルとフロアランプを配置することで、単におしゃれになるだけでなく、居心地の良さが格段にアップします!

◎ 機能性の向上
手の届く距離にサイドテーブルがあることで、本、飲み物、スマートフォンの定位置ができ、座り直す必要がなくなります。また、照明が読書灯として手元を照らし、座ったまま快適に読書などが楽しめます。

◎ 居心地の向上
必要な場所に適切な光があることで、空間の落ち着きと深みが増し、座り心地がより特別になります。
さらに、テーブルの上に花瓶や好きな小物を飾ることで、お気に入りの空間に愛着が増し、より特別に過ごせるコーナーが完成します。

◎ デザインの完成
椅子単体ではなく、ラウンジチェア・サイドテーブル・照明という3つを、それぞれの特徴に合ったものを組み合わせることによって、洗練された空間デザインが完成します。部屋のコーナーに、空間全体を格上げする自分だけの特等席を作り出すことができます。

 

 

 

名作ラウンジチェア別 最高の組み合わせ術

ラウンジチェアの魅力を最大限に引き出す、具体的な組み合わせをご提案します!
今回は、名作ラウンジチェアのラインナップが豊富なフリッツ・ハンセンの製品にクローズアップしてご紹介します。

 

1.【名作家具の存在感】エッグチェアの組み合わせ

 

1958年にアルネ・ヤコブセンがデザインしたエッグチェアは、SASロイヤルホテルのために作られた名作ラウンジチェアです。包み込まれるようなデザインは、座る人に自分だけのパーソナル空間を提供してくれます。回転機能も備えており、窓を見て景色を楽しんだり、部屋の中央を向いてお茶をしたりと、視界を自由に切り替えられるため、使い方の幅が広く、自分だけの時間を楽しむことができます。

エッグ

組み合わせアイテム: エッグチェア × トレイテーブル/オーク× MS011

エッグ

コーディネートのコツは、エッグチェアのユニークな存在感を損なわないアイテムを組み合わせること!
エッグチェアはハイバックで強い存在感を持ちますが、その足元は一本脚で浮遊感があります。この軽やかさを損なわないために、サイドテーブル(トレイテーブルオーク)と照明(MSフロアランプ)は、シンプルでモダンなデザインを選びます。 特にMSフロアランプは、ラインがシャープですっきりしており、エッグチェアのユニークなデザインとけんかしない控えめな存在です。この組み合わせが、主役のラウンジチェアの持つ抜け感を損なわず、洗練された印象を与えてくれます。

 

2. 【軽やかで優美な曲線美】スワンチェアの組み合わせ

 

エッグチェアと同じく、SASロイヤルホテルのプロジェクトでデザインされた名作です。白鳥(スワン)がモチーフとなっており、回転機能を持つベースと、流麗な曲線が特徴です。座ると姿勢が良く座れるため、ゆったりくつろぐというよりは、すっきり綺麗に座るシーン、あるいはオープンなコミュニケーションの場に向いています。

スワン

組み合わせアイテム: スワンチェア × リトルフレンド × カイザー・イデル/フロアランプ

共通点のあるアイテム同士の調和を楽しみながら、コンパクトに自分の「特等席」を作るコーディネートです。
スワンチェアのベースは、白鳥が飛び立とうとする瞬間の足元のような、すっきりとしていて優美なラインを描いています。サイドテーブルのリトルフレンドの脚もまた、まるでバレリーナが「つま先立ち」をしているかのような軽やかなフォルムで、互いの造形美がリンクし、美しいハーモニーを生み出します。

スワンチェア

照明のカイザーイデルは、その丸みのあるシェードと、凛とした佇まいとの相反する組み合わせが、スワンチェアの柔らかな曲線とすっきりとした足元に共通点を感じます。互いの魅力を引き出し合う組み合わせでありながら、圧迫感がなく狭いお部屋のコーナーでも叶うコーディネートです。

 

3. 【大人のミッドセンチュリー】PK22の組み合わせ

 

PK22は、ポール・ケアホルムが1956年に28歳という若さでデザインし、翌年のミラノトリエンナーレで金賞を受賞した20世紀北欧モダンを代表する名作です。ステンレススチールの脚部とレザー(またはファブリック)の組み合わせが特徴で、ローバックかつ座面が低いため空間に圧迫感が出ません。硬いフレームが身体に当たらないように設計されており、まるでハンモックに身体を預けたような座り心地です。

PK22

組み合わせアイテム: PK22 × ヴィンテージサイドボード × PH 4/3 Table

スチールのモダンなフレームを持つPK22には、あえて対照的に木製のヴィンテージチェストを合わせることで、温もりと重厚感をプラスし、異素材の調和を楽しみます。
PK22がローバックで抜け感があるため、背の高いフロアランプを隣に置くと、重心が高くなり、照らされる位置も近すぎて落ち着かないアンバランスさが生じます。そこで、サイドボードの上にテーブルランプを置くという手法を取ります。

フリッツ

テーブルランプ(PH 4/3 Table)をPK22から少し離れたサイドボードの上に置くことで、照明の位置を座った時の斜め上、1メートル先のまぶしくない位置で明るさをコントロールできます。これにより、PK22は単体でその美しさが引き立ち、照明は背景として空間全体を落ち着いた大人の雰囲気に仕立ててくれます。

 

4. 【静かな存在感】ロオチェアの組み合わせ

 

「Ro」はデンマーク語で「静けさ」を意味し、その名の通り、ハイバックで耳元まで覆うデザインが特徴です。外部の視線や音を適度に遮断し、パーソナル空間を生み出します。頭までしっかり支えてくれるため、そのまま寝てしまいそうなほどの心地よさ・安心感があり、長時間過ごすのにおすすめです。座り心地とプライベート感を重視する方に最適なラウンジチェアです。

ロオチェア

組み合わせアイテム: ロオチェア × リトルフレンド × カイザー・イデル/フロアランプ

回転や昇降ができないロオチェアは、その存在感の大きさゆえに、横に置くテーブルは軽量で小回りの効くリトルフレンドが最適です。昇降式のリトルフレンドは、アームの位置に合わせて高さを変えられ、座ったまま無理なく物が取れます。

ロオチェア

フットスツールも合わせて重厚感のあるロオチェアに対して、照明にはシャープでモダンなカイザーイデルを組み合わせることで、空間が重くなりすぎずバランスが取れます。特に、ロオチェアのシャープなスチール脚に対し、締め色としてブラックのカイザーイデルを合わせることで、洗練された「かっこいい」コーディネートに仕上がります。

 

5. 【かわいらしさと遊び心】フリチェアの組み合わせ

 

ロオチェアと同じくハイメ・アジョンがデザインしたフリチェア。背もたれは、決して高すぎず、かといって物足りなくもない、視界を遮ることのない絶妙な高さ。深くリラックスできる座り心地でありながら、人とのオープンなコミュニケーションにも向いているチェアです。

フリチェア

組み合わせアイテム: フリチェア × アナログ/サイドテーブル × カイザー・イデル/フロアランプ

フリチェアは、ゆったりくつろぐことができる座り心地に加え、そのかわいらしいフォルムが空間を明るく、楽しい気分にしてくれます。
サイドテーブルには、同じデザイナー、ハイメ・アジョンによるアナログサイドテーブルを選び、その「丸み」で二つを繋げます。角がなく人に寄り添うデザインの組み合わせは、どんな人にもオープンで優しさを持ったスポットを創り出し、「そこに座りたい!」と心躍るような空間になります。

フリチェア

照明はロオチェアと同様にカイザーイデルを合わせていますが、こちらはフリチェアの木脚の柔らかなトーンに合わせて、マットなグレーのシェードを選ぶのがポイントです。マットな色味を選ぶことで、チェアのフォルムのかわいらしさを生かして、空間全体が柔らかく調和します。
同じアイテムを使っても「かっこいい」印象のロオチェアコーディネートとは全く違った「かわいらしい」印象を作り出すことができます。

 

 

 

まとめ

北欧の名作ラウンジチェアは、時を経るごとに愛着が増す「一生ものの家具」です。
今回ご紹介したように、主役となるチェアの個性に合わせてラウンジチェアの横に適切なサイドテーブルと照明を置くことで、より豊かな、居心地の良い空間に変わります。

組み合わせ次第で、一台のチェアがモダンにも、温かみのある表情にも変化します。
だからこそ、お部屋の中で最も「自分らしい好きな場所」が創り出せるのが、ラウンジチェアの魅力ではないでしょうか。

ぜひ、今回ご紹介した「ラウンジチェア × サイドテーブル × 照明」の黄金比を参考に、あなたのライフスタイルにぴったりの「最高の居場所」を創り上げてください!

ラウンジチェア一覧
サイドテーブル一覧
フロアランプ一覧

 

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こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。

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