【ABOUT OUR MISSION】#3 家の不動産価値は30年でほぼ0円!? では、インテリアは資産価値は何年か知ってます?

CONNECTは「シンプルで心地よい暮らしを提案する」というミッションを掲げています。暮らしの中で永く愛着を持ちながら使っていただける道具の販売や、心地よい空間を提案・体現していくため、衣食住の『住』に含まれる「家」に関わる商品を取扱っています。

 

CONNECTは生活における基礎である衣食住の『住』に当たる「家」を中心に、商品を取扱っています。オープン当初は雑貨屋からスタートし、これまでに照明、家具、建築と商材を展開しており、地域貢献にも尽力してきました。幅広いビジネスをおこなってきたCONNECTだからこそ言えることを、みなさんに発信していきます。

新築やリノベーションをご検討中の方、CONNECTにご興味のある方は『【ABOUT OUR MISSION】#0 CONNECTはシンプルで心地よい暮らしのお手伝いをしています!』の記事をぜひご一読ください!一度ではお伝えしきれない話題を分けて、お話していきますのでそちらもご覧いただけるとうれしいです。

さて、今回はインテリアの資産価値について取り上げます。

 

みなさん、買ったモノの30年後の価値を考えたことはありますか?

30年前に購入したモノは手元に残ることが少ないので考えることはあまりないでしょう。その中で、30年後残っているものの代表が不動産である「家」です。住宅ローンの返済期間は最長35年と定めている金融機関が多く、何十年もの間、一生懸命返済をしている方が多いです。

しかし残念なことに、築30年以上の一軒家には不動産価値がほとんどありません。30年の間に生活様式が変わっている上に、水まわりや外装、給湯器などの機器は劣化が進み、家を売るためにはリノベーションをする必要がでてくるからです。

一方、家の中で普段使っているインテリア、特に家具は、質がよければ30年以上使えるだけでなく、50年以上経っても資産価値があることをご存知でしょうか?近年の日本では、低価格で購入できるインテリアが主流となり、30年どころか、5年~20年で使い捨てられているので、30年以上使うということを考えたことすらない人もいるかもしれません。​

 

10~20年しか使えない、質の良くない家具とは?

質のよくない安価な家具とは、主に大量生産が可能で、見た目も機能も全く同じように作られた工業生産による家具を意味します。基本的には素材などに環境への配慮がされておらず、メンテナンスができないため、数年のうちに使い捨てられてしまいます。

大量生産で見た目を統一させた、メンテナンスができない家具として代表されるのは、ウレタン塗装仕上げの家具です。ウレタン塗装とは合成樹脂の一種によるポピュラーな塗装方法で、水や熱に強いので、シミや焦げもできにくくなっています。傷や汚れもつきにくいため、細かい配慮もなく使えます。一方で木の質感や素材感は見た目からは伝わりにくく、ツヤツヤした光沢が出てしまうのが特徴です。

​さらに、素材は質にこだわることなく、とにかく安価で手に入る合板(薄い木材を接着剤で何枚も貼り合わせた木材)などを用います。そして、ウレタン塗装で素材の質感や見た目を統一させ、かつ傷がつきにくい丈夫な製品として仕上げていきます。

一見丈夫そうな印象のウレタン塗装ですが、10~20年使用するうちに経年劣化に伴って塗装の剥げなどがみられることがあります。この場合には専門の業者に修理を依頼するか、買い替えが必要となります。そのため、一度キズがつくと簡単には補修できません。安価で購入した家具に、費用をかけてまで修理を依頼する人はほぼいないでしょう。

 

 

30年以上使える、質のよい家具とは?

質のよい家具とは、環境への配慮を忘れずに、自然にある素材を用いて、さらにそのよさを生かしている家具のことです。持ち主によるメンテナンスが可能で、人々の暮らしを考えたデザインの家具です。

 

特徴①、素材にこだわっている

写真:Katja Kejser&Kasper Holst Pedersen

 

自然にある素材、例えば無垢材はメンテナンスができます。

無垢材とは、丸太から切り出したままの状態の木材のことで、天然の木のため性質にばらつきがあり、木の特性も考慮する必要があるので扱いが難しいです。また、欠陥品や不良品率が高くなるため、選び抜かれた素材のみ製品化されることとなります。

いい素材を使おうとするとコストがかかるから、低価格にはできない。扱いが難しい素材を生かす技法は大量生産に向かない。それらの理由もあり、自然を生かし、環境に配慮がなされている家具は高価格になるのです。

 

特徴②、テーマは持続可能

CONNECTと取引のある北欧では、持続可能な開発目標SDGsの最先端であり、現地の家具メーカーは昔から環境に配慮する考え方を持っていました。

 

SDGsの17の目標から主に以下の2つの目標に貢献していると考えられます。

『12 つくる責任、つかう責任』

『15 陸の豊かさも守ろう』

 

『12 つくる責任、つかう責任』については、北欧ではよい椅子の条件として「軽くて丈夫でタイムレスなデザインであること」と考えられています。つまり、椅子の製造者はこの条件を満たせるように、使い勝手がよくいつの時代にも合う長く使える椅子づくりを行っていることが伺えます。また、素材はもちろんのこと接着剤や塗装までも環境に配慮した素材が使われます。そして、北欧に多くの「ヴィンテージ家具」が存在することから、大事につかう責任を全うする倫理観が、ユーザーである人々に浸透していることがわかります。買うなら長く使えるものを、環境に配慮したものを、という概念が根付いているのです。

 

​『15 陸の豊かさも守ろう』については、北欧では森を育てることを前提にする企業が多く存在し、優れたデザインとサスティナビリティーを考慮した生産体制をとっています。FSC®(森林協議会)認定をされている企業がほとんどです。

※FSC(ForestStewardship Council®、森林管理協議会)は責任ある森林管理を世界に普及させることを目的とする、独立した非営利団体であり、国際的な森林認証制度を運営しています。

 

SDGsを重要視している老舗北欧の家具メーカーの姿勢が、世界中から安心と信頼を集め続けることで、商品価値の維持につながっています。

 

 

特徴③、仕上げ方

メンテナンスできる家具の塗装の仕上げ方として、オイル仕上げ・ソープ仕上げと呼ばれる方法が挙げられます。わかりやすく説明すると、汚れを取り除き、傷はやすりで磨いて、オイルかソープで仕上げる方法で、それにより肌触りのよい、木目も味わいのある家具に何度でも生まれ変わります。

一方で、質のよい家具にもメンテナンスの難しい塗装があります。それは、ラッカー仕上げと呼ばれる仕上げ方です。前述したウレタン塗装は化学物質が含まれるため環境に配慮しているとは言い難いのですが、ラッカー仕上げは植物由来の塗料を用いることで化学物質の排出量を最小限にしており、環境に配慮された塗料です。

また、木の質感を残しながらも耐久性に優れ、傷や汚れをつきにくくした、ウレタンとオイル・ソープのいいとこ取りな塗装です。

ただし、ウレタン塗装と同様に専門の業者へメンテナンスを依頼することとなります。そのため、一度キズがつくと補修は難しくなります。

​そして、メンテナンスできない塗装の仕上げとして、先に記した中でウレタン塗装をあげましたが、用途によってはウレタン塗装を使用することもあります。

例えばダイニングテーブルがその一つです。オイル・ソープ仕上げではコップから伝う水染みができやすいですが、ウレタン塗装は水に強いので水染みができにくく、見た目を損なうことなく安心というのがその理由です。

北欧のヴィンテージ家具は50~60年前に作られてからいまだに残っているものもあり、それらはメンテナンスされ続け、現在まで大切に受け継がれています。メンテナンスでは、やすりをかることもあり、その影響で木が薄くなります。CONNECTの手元に来た際にも、これ以上は削ると強度が危ないと判断した場合、最後の命を吹き込むべくダイニングテーブルに、ウレタン塗装を使用することがあります。

 

 

家具以外のインテリアはどうなの?

家具の他にも、iittala(イッタラ)、ARABIA(アラビア)をはじめとした北欧の食器やLisa Larson(リサラーソン)のオブジェなどの雑貨も世代を超えて愛されています。照明もLouis Poulsen(ルイスポールセン)のPHシリーズなど長年愛されてきた商品は人気があります。

つまり、製品価値を決める鍵は、それを必要とする人がどのくらい存在しているかなのです。

 

まとめ

メンテナンスが可能な質のよい家具と、メンテナンスが不可能な質のよくない家具では、綺麗に使える寿命が全く異なります。自分たちだけで使い終える家具か、孫世代まで残せる家具かというほどの違いです。

次世代へつないでいけるということ、つまり「長年使える(=不要なものを買わない、ごみを増やさない)」「環境にやさしい」ということは、とても大事ですよね。

しかし、日本人は素材や製品のよさを知ろうとせず、木目の見た目の悪さや普段のお手入れのし易さなど、目先のよさで判断する人が多いと感じます。その影響か、日本家具メーカーの商品にはウレタン塗装仕上げの家具が見受けられます。もちろん、CONNECTが取り扱う北欧家具メーカーの商品にはそのような家具はありません。

北欧のヴィンテージのインテリアは50~60年前に作られたものが今でも現役で、モノによってはプレミアム価格のものも珍しくありません。大事に扱えば半世紀ほど使え、20~30年使って手放すとなっても、そのブランドが守ってきた理念や使い心地に世界中のファンが買い手となり、価値は残ります。

​CONNECTでは、販売したインテリアの買取も行っており、メンテナンスを加え、新たなお客様へとつなげる活動も行なっております。

ブランドとして正規価格が維持されている商品であるからこそ、中古市場の価格が値崩れしにくいです。インテリアは、価値の残る資産投資として導入を考えるべきアイテムです。

 

 

 

index【ABOUT OUR MISSION】

#0 CONNECTはシンプルで心地よい暮らしのお手伝いをしています!

#1 家を建てる人必見!新築・リノベーションで困ることはなに?

#2 家は3回建てないと理想の家にならない?なんでそう言われ続けているの?

#3 家の不動産価値は30年でほぼ0円!? でも、インテリアは50年経っても資産価値があるって知ってます? ←今ココ

#4 あなたはいまの暮らしに満足ですか?そろそろ「シンプルで心地よい暮らし」を手に入れませんか?

 

 


この記事を書いた人

CONNECT

こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。

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