【サスティナブル×北欧インテリア】イベント報告②-1 欧州No.1テキスタイルメーカー「Kvadrat」が取り組むSDGs

こんにちは。スタッフの本宮です。

CONNECTはインテリアショップとして『SDGs』に取り組んでいます。そこで昨年末、3回にわたるサスティナブルイベントを開催しました。第二弾はテキスタイルメーカー「Kvadrat(クヴァドラ)」によるワークショップイベント。テーマは『知っておくべき!永く使えるテキスタイルを学ぼう』です。

第一弾のサスティナブルイベントトークショーでは、「私たちの普段のもの選びがSDGsにつながる。塵も積もれば山となる。」ということを学びました。見た目や便利さ・安さだけでなく、長く使えるもの・環境負荷の少ないものを選ぶことが大切になってきます。そこで、デザインだけでなく、長く使える品質の高さと、環境へ負荷をかけないものづくりにこだわっている「Kvadrat」のSDGsへの取り組みについて教えていただきました。

 

 

Kvadratってどんなところ?

Kvadratは1968年にデンマークで創業されたテキスタイル(生地)メーカーです。豊富な種類と品質の高いテキスタイルで瞬く間にヨーロッパシェアNO.1になりました。テキスタイルは、カーテンやクッションカバーはもちろんのこと、ソファやチェアなど家具の張地としても大切な役割を果たします。品質は高く評価されており、Fritz Hansen(フリッツハンセン)をはじめとする一流家具メーカーで採用されています。

Kvadrat

イベント期間中には、CONNECT店内にたくさんのKvadratの生地を展示し、実際に見て触っていただきました。

 

 

Kvadratが取り組む『SDGs』

イベント前半は、Kvadratのジャパンカントリーマネージャーを務める藤本さんに、Kvadratのウール生地のこと、環境やSDGsへの取り組みなどを5つご紹介していただきました。

Kvadrat

 

1.サスティナブルな素材“ウール”

Kvadratのテキスタイルの多くはウール(羊毛)を使用して作られています。ウールは、動物を殺生せず、化学繊維を使わない、サスティナブル(持続可能)な素材です。Kvadratでは、羊を育てる環境も大切と考えており、伝統的な技術を生かし、サスティナブルな牧羊に取り組んでいる牧場から羊毛を調達しています。

 

2.長く使える耐久性とデザイン

品質の高いテキスタイルを追及するKvadratでは、長く使える耐久性とデザインを大切にしています。生地の耐久性を表す【マーチンデール】という摩耗試験の数値をすべてのテキスタイルに表示し、多くが公共施設など過酷な使われ方にも耐える数値になっています。デザインについても、ミナペルホネンの皆川明さんをはじめ一流デザイナーとコラボレーションするなど、長く魅力的なテキスタイルを作っています。

タンバリンハリンダル

 

3.環境負荷の小さいものづくり

Kvadratのウール製テキスタイルの多くは“EU Ecolabel(EUエコラベル)”の認定を受けています。“EUエコラベル”とは、原料から生産、流通、廃棄までライフサイクル全体において環境負荷が小さい製品に与えられる国際認証のことです。また、工場で使用する電力には風力発電されたグリーンエネルギーを使うなど、環境負荷の小さいものづくりに努めています。

 

4.廃棄物を減らすリサイクル製品

Kvadratの廃棄物を減らす取り組みとして、“Really.”というリサイクル製品について紹介いただきました。繊維工場や家庭から出た綿やウールのごみを、再生させる試みです。集めた生地を細かく砕いて固め、新しいボードへ作り替え、ショップの展示棚などとして使われています。“Really.”の目標は廃棄物がゼロになること。デザインや建築業界が、循環型社会を見据え、資源の利用について再考し、テキスタイル資源の寿命を延ばすことをコンセプトとしています。

really

その他にも、再生ウールを使用した“Re-wool”や、使用済みプラスチックボトルを材料とした“Revive”というテキスタイルを製造しており、エネルギーや化学製品の使用を減らし、廃棄物や環境負荷を減らす取り組みをしています。

 

5.環境活動を行うアーティストへの支援

Kvadratでは、文化・芸術分野への支援を行っており、環境活動を行っているアーティストへの支援も行っています。その中で、現代アーティスト“Olafur Eliasson (オラファー・エリアソン)”さんの作品について紹介がありました。

こちらの動画で詳しく紹介されています↓

動画の中に登場する、黄色いひまわりの形をしたライト“Little sun”は、太陽電池で昼間に電力を貯め、夜間は照明として使えるものです。“Little sun”を1つ買うと、電灯のないアフリカの地域に同じものが届けられ、夜に子供たちが灯りの下で勉強や読書ができるという仕組みです。自分の買ったものが、SDGsの項目である貧困や教育格差の問題、クリーンエネルギー普及につながる取り組みです。

 

まとめ

いかがでしたか? 普段の生活のなかで、身近な存在であるテキスタイル。ソファやチェアを選ぶ際にも、長く使えるものを選ぶためには、テキスタイルはとても大切な要素になります。KvadratのSDGsへの取り組みを知ってもらうことで、普段のもの選びについて考えるきっかけになればうれしく思います。

イベント後半は、Kvadratのテキスタイルをより身近に感じてもらおうと、世界にひとつだけのアートパネルを作るワークショップを行いました。その様子は、こちらで紹介いたします。引き続きご覧ください!


この記事を書いた人

本宮

アウトドアが好きで、週末は夫婦で山登りをしたり海でカヤックをしたり島でキャンプをしたり、四国の自然を満喫しています。最近、知人の畑の一部を借りて野菜作りをはじめました。採りたて野菜をシンプルに美味しくいただく料理法を勉強中です。

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